都道府県魅力度ランキングの記事を見て、ワースト県出身の私が中国ブログを書きながら思うこと
こういう記事を読みました。
「魅力度ランキング」ワースト3県の茨城・徳島・佐賀。石破茂は、その3県の魅力をどう語っていたか?(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース
私は、堂々ランクインの佐賀県出身なので、特に興味深かったです(笑)。
魅力がないと言われて良い気はしませんが、今に始まったことではなく、はなわさん同様、自虐ネタにして笑い飛ばしています。
逆に、こういう記事で注目されることで、かえってPRにもなりますし♪
佐賀に行ったこともないのにバカにする人には、あんなにもおいしい呼子イカの活き造りや、バルーンフェスタを体験してもらいたいです!
それにしても、「魅力度ランキングワースト」って、配慮に欠ける企画ですね😓
そこで生まれ育ち、誇りを持ち、住んでいる人がいるのに、失礼だなぁと思います。
そして同時に、ブログを書いている我が身を振り返り反省しました。
ネットではどんな人がブログを見てくださっているかわかりません。たくさんの方に見ていただいて本当に嬉しいです。
不特定多数の人が閲覧するネットに記事を公開する上で、私ができるだけ気をつけていることはいくつかあります。そのうちの一つが、「読んだ人が不快な思いをしないように」ということです。
中国生活をしていて、時には悪口や愚痴を言いたくなる時もあります。気持ちは、とてもよく分かります。
体験談としてブログに書くことで、誰かにとって有益な情報になることは確かです。むしろ、特にマスコミの報道が偏っている今、在住者や旅行者が実際現地で感じたことは、どんどん発信されるべきだと思います。
ただし、書き方には気をつけるようにしたい。そして、根拠のないことや、誰かが不快な思いをしたり、傷ついたりすることはできるだけ起こらないようにと、一度冷静になって立ち止まって考えるようにしています。
マイナスなこともユーモアを交えたり、有益な記事に昇華させたりと、書き方によってだいぶ受け手の印象は変えられますし、そういう文章が書ける人のブログはまた読みたいなと思う。
中国が嫌い、中国人が嫌い、こういうところが嫌だ。
そう書くのは簡単だし、何か理由があるのでしょう。
ただ、それをどんな人が読んでいるのか、読んだ人はどう捉えているのか。
もしかしたら、
日本語が分かる日本好きな中国人、中国人を家族に持つ人、大事な友人や恋人が中国人だという人、中国から日本に帰化した人などなど、いろんな人が読んでいてくれているかもしれないんです。
私は中国に住んでいて、中国人と国際結婚をしている日本人の友人を何人も見てきました。
彼ら彼女らは、日本人から中国人の悪口を聞くたび、どういう思いをしてきたのだろうと思うと…。
自分の大切な家族や愛する人の祖国を悪く言われて、少なからず気にはするし悲しむと思うのです。
自分の言葉で、そういう人たちを傷つけたり、不快な思いをさせたりはしたくないです。
それだけではなくて、住んでいる人にもやっぱり失礼じゃないかと、思うのです。
地元に置き換えても同じで、
ネットで佐賀や佐賀県人の悪口を、イメージで主観的に汚い言葉で書かれているのを偶然見かけたら…と想像すると、やっぱり悲しいですもん。
中国生活のストレスも愚痴も笑って言い合えるような対面の場なら良いかもしれませんが、
相手の表情が見えない文章では特に、本気ではないとしても誤解が生まれやすいものだと思います。
(対面の場でも、同席者のことを考えずに無神経な発言を平気でする日本人もいますが)
私のネタの大半を占めるお店のレビューも、正直に「ここは足りないな」と感じたところは指摘しつつも、できるだけ読み手に不快感を与えないような書き方をしている、つもりです。
(もしこれまでに嫌な思いをされた方がいらっしゃればごめんなさい!臨機応変に修正させていただきますのでメッセージくだされば幸いです。)
マイナス面を書くべきではない、ということを言いたいのでは決してなくて、(私もたくさん書いていますし)
書き方にちょっと気をつけるだけで、読む人にだいぶ違う印象を与えることができるから、配慮したいですね、というだけです~。
…と、魅力度ランキングワーストの話からだいぶ話が派生してしまいました😅
つらつらと書きましたが、決して地元を持ち上げているわけでも、中国を擁護しているわけでもありません。
読み手のことを考慮されていないような悪口や愚痴をたまにネットで見かけて、悲しいなぁー、残念だなぁーと感じることがあって、自分の思いを書いてみました。
とは言え、私も実生活では反省するところがまだまだ多々あります。日々、人のふり見てわがふり直せ、です💦
ついでに地元のアピールです★
佐賀ではもうすぐ、毎年恒例の大イベント、佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催されますよ!
佐賀では秋から冬、空にバルーンが浮かんでいるのが当たり前の光景です。
都会ではできない、何もない(笑)佐賀だからこそできるこのイベント。
ぜひ多くの方に来ていただけたら、出身者としても嬉しいです。
というか、私も高校卒業と同時に地元を離れて以来見ていないので、とてもバルーンが恋しいです(笑)。
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