【北京】中国美術館そば、静かな時間が流れる自然派ショップ&カフェ。無用真味とギャラリー無用空間
王府井の北側に位置する中国美術館の、さらに北側に伸びる道「美術館后街」。
注目のリノベーションスポット、「77文創園」を訪れました。
↑入口。
↑77文創園には、ショップやレストラン、カフェ、オフィスなどが集まっています。ベイジンドラマリハーサルセンタ―、がなにげに気になる👀(笑)
「北京胶印厂」とあります。元は印刷工場だった場所なのですね。
ここには興味があったのですが、特にずっと来てみたかったお店があります。
↑この、無用真味、というお店。
中国人デザイナーの馬可という人が立ち上げた、「無用」というプロジェクトのお店なのだそうです。
私がここを知ったのは、北京でご活躍されているライターで、前職でお世話になった原口純子さんの記事を読んだのがきっかけでした。
こちらです↓。
これを読んで、無用真味に興味がわき、自分も行ってみたいと思っていたのです♪
馬可というデザイナーのことは知りませんでしたが、実はすごい方なのですね。
原口さんの記事によると、
馬可(マ・カ)は、08年中国ではじめてパリ・オートクチュールコレクションに参加した中国の著名デザイナーです。習近平国家主席夫人の公務服のデザイナーとしても知られ、現在では「無用」というブランドを手がけています。
↑店内は、シンプルで温かみを感じる空間になっていました。
↑手作りのせっけん、素朴な作りがとても良いです!価格は90元台からでした。
他にも、食品やお茶など、素材にこだわりがうかがえるアイテムが並んでいます。
↑紅茶、プーアル茶など。
↑上には鉄観音なども。お茶はどれもそれなりのお値段しますが、オリジナルだし、パッケージも特色があるし、お土産としても良さそうです。
2階以上は、カフェになっています。
1階のレジでドリンクを注文し、席に着きます。
↑階段を上ります。
↑2階までだと思ったら、その上も、そのまた上もありました👀
こちらは3階、わずかにテーブルがあります。
↑4階。なぜか畳スタイル!?完全に穴場だなぁ。イイネ👍
↑一番広い、2階のカフェ。ここでひと休みしました。
↑オーガニックコーヒー(36元)。ほんのり酸味が感じられる、優しい味わいでした。
この日は寒かったせいもあるかもしれませんが、週末のわりには人が少なくて、静かなひと時を過ごすことができました。
無用真味のショップのお隣には、ギャラリー「無用空間」が併設されています。
↑無用真味からいったん外に出ます。現在開催中の展覧ポスターがどーん。
↑こちらがギャラリーの入口です。受付も特になく、無料で参観できました。
↑開催されているのは、「生活在何處?」というタイトルの展示。どうやら、モンゴルや内モンゴル自治区など、砂漠の暮らしをテーマにしている企画展のようです。キュレーターは馬可。
↑こちらもとても静か。
砂漠の暮らしが目の前に現れてくるようでした。
「生活在何處?」は、2019年4月15日まで開催中です。
↑夕方、日が沈む前の空。
向こうに見える煙突みたいな塔には、気温と湿度、PM2.5指数が表示されています。
77文創園には他にも気になるお店がちらほら。
今は寒すぎますが、暖かくなったらまたじっくり散策してみたいスポットです。
無用真味
住所:北京市東城区美術館后街77号77文創園1-101
http://www.dianping.com/shop/70884659
公式サイト→無用官方網站