【北京】北京の庶民的な場所に隠れた小さな小さなカフェが、温かく心を落ち着かせてくれました。壱別珈琲
犬のお手入れに連れて行くお店の近くに、良さそうなカフェがあると知って立ち寄ってみました。
場所は、朝陽路と延静里中街の交差する所。大望路と東四環路(慈雲寺)のちょうど間くらいのエリアで、住んでいる人は多いですが、地下鉄駅から遠いし、住んでいなければまあ来ないだろうなというロケーションです。
↑上の看板が牛肉面のお店と一緒になっていたので、見つけた時は「大丈夫か!?」と思いました(笑)。知らなければ簡単に見過ごしてしまいそうな、左側の黄色く小さなドアがそのカフェ、壱別珈琲です。
英語名はGoodbye Blue Mondayですって、面白い( ´艸`)もしかして、壱というのは月曜日のことかな?中国語では月曜日のことを「周一」「星期一」「礼拜一」と、一で表しますもんね。壹(日本漢字では「壱」)は、一の大字です。
その、小さな小さなドアの向こうには、小さいけれどとても温かな空間が待ち受けていました。
感じの良い女性のスタッフさんが、笑顔で対応してくれます。
↑椅子が4つと小さなカウンターだけ。もちろんテイクアウトも可能です。
↑メニューはシンプル。カフェドリンクとパンなど。
↑一口サイズの可愛いクッキー。ドリンクを注文したら、店員さんが「お一つどうぞ」とくれました。
↑抹茶ラテのアイス(25元)。本当は氷を入れてほしかったけれどまあいいや。おいしかったです。
そして、いただいたクランベリーのクッキーも美味でした♡普通に買って帰りたいくらい。
ショップカードはカレンダーになっていて、それぞれの月がありました。今月4月と、自分の誕生月のカードを記念にいただいてきちゃいました。
そして、カードのカレンダーを見てようやく気が付きました。毎週月曜日が定休日なんですね。そういうことかー、グッバイブルーマンデイ。可愛いなぁ( ´艸`)
カウンターには、コーヒー関連などの本も並んでいました。
↑カウンターに置いてあったコーヒー豆、パッケージが可愛くて見せてもらいました。台湾の会社が作っているんですって。北京では売っていなくて、友達が台湾から買ってきてくれたんですよ、と店員さんが話してくれました。
フレンドリーで優しい店員さんに、とっても好印象。北京のこんなに小さなカフェが、こんなに居心地が良いなんて。まだまだピンキリではありますが、北京の接客サービスは本当に良くなっていると感じます。
私が店内でちょっとくつろいでいる間、ちょこちょこお客さんが訪れていました。皆さん、店員さんと仲良く会話をしているんですよね。常連さんかな。
近隣で働いているであろう人たちが、ふらっと立ち寄って顔なじみの店員さんと会話を交わし、コーヒーを飲んでいく。なんだか良い空間だな、と感じました。
訪れる前は特に期待もしていなかったけれど、予想以上に印象が良くて、気分良くお店を後にしました。
こんな北京暮らしもあと少しだと思うと、もちろん嬉しい反面、やっぱりちょっと寂しいな。
と、メランコリックになっている場合ではないのです。新生活への準備準備準備…💦
壱別珈琲
住所:北京市朝陽区延静里中街1号楼
http://www.dianping.com/shop/98503799