【大阪】融通念佛宗総本山の大念佛寺。オリジナル御朱印帳が可愛い★(平野区・御朱印)
大阪・平野で御朱印さんぽ。…と、はりきって出かけたものの、平野では行きたい所がたくさんあったのに、暑すぎて途中で熱中症になりかけ、思うように歩き回れませんでした😅
そんな日の1カ所目(まだ元気)は、大阪の名刹の一つ、大念佛寺です。
ずっと行ってみたいと思っていたお寺。「なにわ七幸めぐり」にも選ばれています。
↑こちらから、お邪魔します。お盆前の日曜日、予想に反して参拝客はあまりいませんでした。この暑さですからね☀
融通念佛宗とは?私は大念佛寺で初めて知りました。天台宗の僧侶・良忍上人(聖應大師)により、平安時代の1117年(永久5年)に開宗されました。御本尊は十一尊天得如来といい、阿弥陀如来と十菩薩の絵像なのだそうです。
「一人の念仏が一切人に及ぼし、一切人の念仏がわれ一人に納まる。
互いに融通した念仏の功徳でこの世に喜びあふれる楽土を建設することをめざす。」
を宗義としています。
良忍上人は聖徳太子信仰が厚く、1127年、四天王寺に立ち寄った際に、太子から夢のお告げを受け、鳥羽上皇の勅願により平野に根本道場として創建したのが大念佛寺の始まりとされています。
(参考:「融通念佛宗について | 融通念佛宗総本山 大念佛寺 -大阪市平野区-」「大念仏寺 - Wikipedia」)
↑山門が堂々としていて重厚感がありました。江戸時代、1706年(宝永3年)の建造です👀
↑山門をくぐると、うわぁ、広い境内! 大きなお寺ながら落ち着いた感じがあって、とても落ち着く感じがします。猛暑日でしたけれど(笑)。
↑本堂はとても大きいです。とても立派!派手さはないけれど、圧倒されます。1938年(昭和13年)再建、大阪府下最大の木造建築だそうです。
↑本堂の中に入ることができたので、拝観させていただきました。内部の写真は撮っていません。初めての融通念佛宗のお寺。これまで見たお寺とは違った趣を感じました。
広い境内には、お堂や建造物も多くあります。
↑圓通殿。面白い造りの建物です👀伝教大師(最澄)作と伝えられる聖観音立像を祀っています。扁額の「圓通殿」は、大通上人の直筆だそう。1989年(平成元年)に改修復元されています。
↑経蔵。
↑宝物館。閉まっていました💧パンフレットには、国宝や重要文化財を含む寺宝が収蔵されているとあったのですが、いつ開館されているのでしょうか。見たい!
と、HPに紹介がありました。毎年5月1日~5日の万部法要で、特別展示が行われているそうです。
↑楽邦殿。
↑鐘楼。
↑大念佛寺は、おおさか十三仏のお寺でもあります。おおさか十三仏のお寺に必ずある、ネパールから贈られたマニ車。ここでもしっかり回してきました。
他にも、写真に撮っていないお堂やたくさんありました。
大念佛寺といえば、ぜひとも行ってみたい行事が2つあります!
一つは、毎年5月1日~5日の万部法要。「万部おねり」として有名です。パンフレットには、「阿弥陀経を一万部読み上げ、極楽浄土をこの世に現出し、二十五菩薩練り供養が繰り広げられる。」とありました。
写真を見て、ぜひ一度実際に見てみたいなぁと思っている行事です。今年は残念ながら、コロナのため、職員のみで行われました。
もう一つが、一年に一日だけ開館される、幽霊博物館👻!!
毎年8月第4日曜日の一日だけ開館されるのです。大念佛寺に収められた、作者不明の十二幅の幽霊画が公開されるのですって。
絶対行きたーい!と楽しみにしていたのですが、今年はコロナで中止…(泣)。ああ、本当にコロナが憎いです<(`^´)>来年は行けるといいなぁ。
御朱印は、本堂横の売店の中に受付所があり、そちらでいただけます。
大念佛寺のオリジナル御朱印帳が欲しいなぁと思っていたので、購入できて嬉しいです♡
↑こちら。可愛いですよね♡大きいサイズです。表紙には、万部おねりの菩薩様。いろいろな持ち物に囲まれています。表紙の菩薩様の周りの道具は黒くて、菩薩様を際立たせており、裏表紙の道具はカラフルというのも良い!
もう一色、ピンクの御朱印帳もあって、そちらも可愛くて迷ったのですが、ピンクの方は小さいサイズで。お寺の御朱印は大きい御朱印帳にいただくのが好きなので、黒を選びました。
御朱印は4種類あり、その内3種類をいただきました。
↑右から、御本尊「天得如来」、おおさか十三仏第10番「阿弥陀如来」、河内西国霊場客番「圓通殿」。
↑阿弥陀如来さまのカードをゲットしました★
大きいけれども落ち着く、印象深いお寺でした。来年こそは、万部おねりと幽霊博物館に足を運べるよう願っています。