【北京】Baker&Spice(三里屯太古里店)でオレンジラテ
カフェ&ベーカリーのBaker&Spice。
在住日本人には、亮馬橋の官舎の店舗でおなじみだと思います。
北京や上海でよく見かけるカフェレストランのWagasが手がけたカフェ。店内の雰囲気やメニューもよく似ています。
昨年だったか、三里屯太古里北区にもオープンしました。
↑スタバの隣なのに、スタバに負けない混雑具合です。
この場所、以前はColibriというカフェでした。そばにあるデザイナーズホテル、ザ・オポジットハウスが手がけていて、ホテルシェフによるスイーツが食べられたのです。
Colibriのカンノーロが食べられなくなったのは残念〜。
↑店内。混んでいます。外国人も多いです。
↑パンが並んでいます。奥にはケーキも。ケーキはWagasと同じ気がします。
↑オーガニックワインかな?
↑通常のメニューではなく、新商品かな?POPにあったので注文してみたオレンジラテ(36元)。オレンジの味が結構しっかりでおいしい🍊これ好き。
↑ストロベリータルト(35元)。
WagasもBaker&Spiceも、決して安くはないのに、中国人に受け入れられているなぁという気がします。
しかしこの三里屯のBaker&Spiceは、混んでいて全然落ち着けませんでした…。太古里の南区にあるWagasの方が落ち着けたような。
繁盛するのは喜ばしいですが、やっぱりカフェは落ち着ける度も大事だなぁ。
逆に、友達とおしゃべりしたり、さっとコーヒーを飲みに来たりテイクアウトしたりには良いかも。
↑Baker&Spice前の中庭ライトアップが綺麗でした。
↑オポジットハウスの裏側。
Baker&Spice(三里屯太古里店)
住所:北京市朝陽区三里屯北路19号三里屯太古里北区LG1階
http://www.dianping.com/shop/96159730
ファン・ビンビンが美貌を一切捨てて農村女性を演じる『わたしは潘金蓮じゃない』
2016年公開の中国映画『わたしは潘金蓮じゃない』。
主演は中国一の美人と称される女優、範氷氷(ファン・ビンビン)。彼女がいつもの華やかさを一切纏わず、田舎の貧乏なおばさんに扮するということで、公開当時すごく話題になっていました。
地下鉄のホームにポスターが貼ってあるのを見ていた私。ただ当時映画館に行ったわけではなく、いつも通り後から動画アプリで観たのですが。
範氷氷といったら、その華やかな美貌に何かと注目がいきがち。
ため息が出る美しさです。
その彼女が、どう化けるのかと楽しみに観ました。
監督はヒットメーカーの馮小剛ですし。
『わたしは潘金蓮じゃない』(2016年中国)
原題『我不是潘金莲』
監督:馮小剛(フォン・シャオガン)
出演:範氷氷(ファン・ビンビン)、郭涛(グオ・タオ)、張嘉訳(ヂャン・ジァーイー)ほか
昨年の大阪アジアン映画祭に出品されていたそうです!だから邦題がついているのですね。
ということで、日本語でのあらすじはこちら↓を。
批判も多いと耳にしていたけれど、私は面白かったです!だって馮小剛監督だもん。
*****
中国のとある田舎で暮らす李雪蓮(範氷氷)が、夫に裏切られ、夫は別の女性と結婚してしまう。納得がいかない李雪蓮は、夫を訴えようとする。
夫を訴えるはずが、裁判官、市長、県長、裁判長と、訴える相手が増えていく。役人たちは李雪蓮を厄介者の変人扱いし、相手にはされない。
諦めきれない李雪蓮は北京へ行き、役人へ直訴しようと座り込みで抗議を行う。
毎年全人代に合わせて北京へ行くようになり、10年の月日が経った。
「今年もまた北京に行くの?」と聞かれ、もう行かないと答える李雪蓮。
しかし、誰もそれを信じない。憤った李雪蓮が取った道、その行く末とは…。
*****
中国古典に詳しくない人なら分からない、この映画のタイトル。
逆に、詳しい人ならすぐ分かると思います。
潘金蓮とは、『水滸伝』などに出てくる女性の登場人物。愛人と共謀して夫を殺した悪女です。
ちなみに私も全然詳しくなくて、聞いたことある名前だと思っていたら、以前見た京劇の「獅子楼」という演目で潘金蓮の名が出てきたのを思い出しました!
↓この時。
すなわち潘金蓮と呼ばれることは、悪女というかもっとひどいレッテルを張られるのと同義。
それが、なぜこの映画と関係があるのでしょうか。
李雪蓮は夫を訴えますが、裁判官は全く李雪蓮の言い分に取り合わず、李雪蓮の訴えは認められません。
夫の所に行き話をしようとする李雪蓮ですが、別の女性と結婚し事を荒立てたくない夫は、李雪蓮を追い払おうと腹を立て、「おまえは潘金蓮だ!」と彼女に罵声を浴びせます。
もちろん悪いのは夫であり、李雪蓮は悪女ではない。しかし夫の言葉が独り歩きをして、李雪蓮は悪女だという噂が広まってしまいます。
「わたしは潘金蓮じゃない」は、自分の名誉を取り戻すための、李雪蓮の心の叫びというか、原動力になっていたのではないかな。
毎年北京に行って抗議活動を行っていたのも、「わたしは潘金蓮じゃない」という、ある意味身の潔白みたいなものを証明したいという気持ちもあったのではないかと思います。
美貌を捨てた範氷氷。身なりはみすぼらしく、貧しい農村女性である李雪蓮になりきっていました。この役のために方言を身に着け、体重も増やしたと、下の記事にありました。
さすが中国を代表する女優、美しいだけではなく演技も上手いです。
この映画を観ると誰もが気になるであろうことが、この画面の見せ方。
農村のシーンは丸い画面、北京に出ると四角い画面に。そしてフルスクリーン。
丸い画面は、なんだか李雪蓮をのぞき見しているような気分に陥ります(笑)。
この画面効果、成功しているのかは「?」です。丸い画面は必然的に見える面積が小さくなるので、私の知り合いは、映画館で観たから一層損した気分になった、と言っていました(笑)。
私は斬新で面白いな、と思ったのですけれどね。
最後はちょっと切なくもあり。
ちょっと変わった人間ドラマ(?)が観たいという人にはおすすめです。
原作本の日本語翻訳版がありました。
【北京】綺麗になった、三里屯の元"ダーティ・バーストリート"。期間限定でゲーセンがオープン!?
若者や外国人でにぎわう三里屯。
ランドマーク的存在の三里屯太古里は北区と南区があって、
その北区と南区をつなぐ通りは"ダーティ・バーストリート"と呼ばれていました。
中国語では「脏街」。「脏」(zāng)は汚いという意味です。
確かに、お世辞にも綺麗とは言えない通りでした。
海賊版DVDショップやいかにも偽物のお酒を置いていそうな(笑)中国人の若者がたむろしているバーや、クラブが並んでいたっけ。これまた偽物じゃないの~?というような、外国人目当てのタバコ売りもいたし、物乞いもいました。
不衛生な感じもあったので、好きでこの通りを通っていたわけではないですが、
それでも夜になると若者や外国人でごったがえして活気のある感じ、嫌いではなかったです。
そんなダーティ・バーストリートが昨年、再開発され綺麗に生まれ変わりました。
もう全然“ダーティ”ではないです。
壊された時の様子はThe Beijingerの記事にありました↓。
これが、今やすっかりこうなりました↓。
↑特に通りの西側(写真左)!DVD店やバー、クラブが並んでいたのに、もう全部跡形もありません。
そんな、綺麗になって嬉しい反面なんだか味気なくなってしまった“元”ダーティ・バーストリート(本当は「三里屯西街」と、ちゃんと通りの名前がついています(笑))。
ぶらぶらしていると、なな、なんと!!!
↑ゲーセン!?!?クレーンゲーム機がたくさん見えます!
そして、すごく混んでいます。私も釣られて覗いてみました。
↑なんとここ、1月1日から2月14日までのポップアップ店舗らしいです。
ゲーセンをポップアップで開店させるなんて、初めて聞きました。
厳密には、いろいろな種類のゲームがあるゲームセンターではなくて、
クレーンゲームオンリーです!そして機械がたくさん~。
中国人の若い人たちで、店内は大混雑でした。
↑お、良い感じです。
↑日本から持ってきたのでしょうか、リラックマ。「可愛い~」という中国人の女の子の声が上がっていました。
中国でこういうものを始めると、「どうせ偽物でしょ」と疑ってかかりたくもなるのが日本人。
だって、Linに登場したクレーンゲーム↓も変だったし(泣)。
しかしここでは、私が見た限りだと、ほぼ全ての機械に「正版」、つまり本物、と書かれていました。
リラックマの機械が結構多くて、どうやって入荷したのか気になります。
そして、中国ではどうやって遊ぶのでしょう。
↑遊び方が書いてありました。
①QRコードをスキャンする→②チャージする(もちろんスマホ支払いに連動しているはず)→③トップページに戻る→④(自分のスマホの)QRコードを読み取り機にかざす→⑤起動→⑥ぬいぐるみをキャッチ!
もう、現金硬貨なんて出る幕がありません。1000円札を100円玉に両替して遊んでいた昔を思い出すと、時代の流れが身に沁みます(笑)。
面白いのが、カウンターに行くとブックレットのようなものが置いてあって、
キャッチしたぬいぐるみをスタッフに見せると、ブックレットにスタンプがもらえるようなのです。
スタンプを集めたら、商品ゲット。 いろいろアイディアを出していますね~。
北京にはこれまで、ほとんどと言っていいほど、日本に当たり前にあるようなゲーセンがなかったように思います。
そこに最近、ショッピングモールやコンビニなどに現れ始めたクレーンゲーム。
私の印象だと、可愛い物好きな女の子に受けている気がします。
実際、上のお店でも、若いカップルが多かった。男性は「良いとこ見せたい」って、なるんでしょうね(笑)。
キャッチしたぬいぐるみを抱えている女の子がたくさん店内にいました。
これ、火がつくとすぐに同業他社が横行するのではないか…??と、最近の中国で生まれては消えるスタートアップ企業現象に重ねてしまう私。
「旅かえる」もそうですが、中国人に何が受けるのかという現象はとても興味深いです。流行るスピードも(そして、廃れるスピードも)早いので、見ていて飽きないし面白い。
さて、そんなゲーセンを一通り覗いて、“元”ダーティ・バーストリートへ戻ると。
↑こんなに大きな本屋さんができていました。
以前はあんなに、センスが良いとは言えなさそうなクラブやバーが並んでいたのが記憶にある、この辺り。だいぶ健全路線になっています(笑)。
次回は中に入ってみよう~。
住所:北京市朝陽区三里屯西街
【北京】リーズナブルに焼肉食べ放題、伙伴の姉妹店・神戸赤童がオープン
東直門で連日大行列の焼肉食べ放題店、伙伴日式烤肉。いまだにその繁盛ぶりは衰えていないようです↓。
その伙伴(フオバン)の姉妹店である「神戸赤童」という焼肉店が、昨年末大望路にオープンしました。
誘っていただいたので、早速行ってきました~。
この神戸赤童、私が前職の関係で知り合った中国人のグルメ情報媒体の編集者たちが、最近すごく話題にしていました。伙伴の成功例が物語っているように、やっぱり、焼肉食べ放題というのはまだまだ北京では珍しく、人気が出るのだな。
↑地下鉄1&14号線大望路駅直結のショッピングセンター「金地中心」の3階です。大々的に宣伝しています。
↑店の前に到着すると、待っている人がたくさん!ちなみに、隣は同じ経営者によるしゃぶしゃぶ食べ放題店「野菜村」です。この野菜村も、連日行列のできる繁盛店。
私は前職のオフィスがこの近くだったので、金地中心にはたびたび足を運んでいましたが、野菜村の人気ぶりは衰えないですね~。
さて、この神戸赤童。
↑入口には早速、このような、赤鬼…???もう既に、日本語が怪しい(汗)。
↑店内は奥行きがあって予想以上にゆったりしています。伙伴ほどではないにしろ、落ち着いた小ぎれいな感じも人気の一因だと予想します。
↑メニューをめくると、最初にこのようなストーリーが紹介されていました。誰が考えたのでしょう…。日本に興味を持った中国人かなぁ。そして、神戸は全く無関係な気がします(汗)。同席した日本人男性も同意見でした~。
↑このお店の売りはやっぱり、このリーズナブル価格での食べ放題。
ランチは128元/名、ディナーは168元/名で100分間食べ放題。
これは、伙伴と同じですね!
お店の人に聞いてみたら、メニューも伙伴と同じとのことです。
あんなに行列の絶えない伙伴と同じメニューとのことで、このお店がオープンから注目され大行列なのも納得できます。
↑刺身盛り合わせも出てきました。刺身は食べ放題には含まれていますが、注文は1回限りと制限あり。これも伙伴と同じスタイルです。
他に、伙伴と同じロール寿司やサイドメニューもありました。
↑早速、お肉をどんどん焼いていきます。
↑タン、ロース、ハラミ、豚トロなど、一通り焼きます。焼野菜や海鮮もありました。
あ、ソーセージは台湾風で、甘くてクセのあるやつなので、日本人で苦手な人は要注意です~。
質も味も伙伴と同じ。もっと日本と同じような良い肉質を求めるならば、KING大志やまる福などに行けば良いと思いますが、何しろリーズナブルに、そこそこのお肉が食べ放題というコスパを考えれば、伙伴と赤童は悪くないと思います。実際、それが中国人の人気を呼んでいるわけですからね。
↑〆にはデザート。抹茶味のふわふわかき氷を食べました。おいしい◎これも食べ放題に含まれています。
この食べ放題、ソフトドリンクの飲み放題も込みです。お酒は別料金。
ただ物足りなかったのは、メニューを見る限り、ビールはキリンとアサヒだけでした。
伙伴は外国ビールがわりと充実していて、タップも並んでいたんですよね~。
雰囲気も、スタイリッシュな内装の伙伴の方が勝ち。
日本人としては、言いたいことは山ほどあるとは思いますが、
やっぱり、北京ではこういう焼肉食べ放題ってまだまだ珍しくて。
リーズナブルにお腹いっぱい焼肉が食べられる、そのコスパの満足感が、多くの中国人の胃袋を掴んでいるのだろうな、とは思います。
伙伴やこの赤童の行列を見ると、その成功ぶりは明らかです。
なんだかんだ思いながら、私も普通にお腹いっぱい楽しんじゃいました~。
神戸赤童日式烤肉
住所:北京市朝陽区建国路91号金地中心C座3階L309
http://www.dianping.com/shop/95489785
中国人に大ヒットの日本語スマホアプリ「旅かえる」。ブームに乗ってみた
おそらく今年に入ってからだと思うけれど、
WeChatのモーメンツ(タイムライン機能)で、中国人の女の子の知り合いが何人も、
何やらかえるのキャラクターの画像をこぞってアップするようになりました。
何だ何だ!?!?
かえるが出かけて、帰りを待っていたり、かえるが家にいるのを眺めたりしているようなんです。
何だかよく分からないけれど、このかえるは流行っているらしい。
気になっていると、人民網さんのこの記事↓が配信されてきて、そういうことだったのかー!と納得。
【ケロケロ】日本のスマホアプリ「旅かえる」が中国で大ヒット 完全癒し系のゲーム
そう、今中国人の若い女の子を中心に、多くの人の間で、日本のスマホアプリ「旅かえる」が大ブームなのです。
WeChatで繋がっている私の中国人の知り合い達も、毎日のように旅かえるの スクリーンショットをアップしているんですよね。
全て日本語表示で、中国語に対応していないにも関わらず、
かつ、ゲーム自体に動きがほとんどなくて興奮もしない(?)。
そんな旅かえるが中国人に受けているという現象がとても面白いなぁと思って、興味がわきました。
興味がわいて…私も、始めてみました(笑)。
ゲームの紹介は、上の人民網さんの記事をご参照ください。
まず、かえるが家にいる時の様子。
↑読書をしています。一晩中読書をしている時もあります。ときどき寝落ちしそうになります(笑)。
↑家で食事中。何食べているんだろう…。自炊したの?買ってきたの?
↑2階で何か書いています。日記?自叙伝?手紙?
そして、数時間を家で過ごしたら、またふらっと旅に出ます。
旅先から、写真を送ってきてくれることもあります。
↑天橋立だ!どうやら日本全国を旅しているらしいです。
というか私のかえる、天橋立の写真を2回も送ってきました…。始めて間もないのに、リピート訪問!?
↑見たことあるような画、これはどこだろう?
友達が遊びに来ることもあります。
↑かたつむりのまいまいがよく来ます🐌せっかく来ても、かえるが旅から帰ってきていないこと多し(笑)。そして、かえるが家にいても、まいまいはずっと庭先にいるだけで家の中に入らない!2人の会話とかないの…?
まあこういう感じで、かえるがふらっと旅に出たり帰ってきたりするのを、
プレイヤーはほぼ眺めているだけで、基本的にすることはありません。
できることといったら、庭に生えてくるクローバーを収穫すること。
↑クローバーを収穫すると、クローバーがお金代わりになって、お店で買い物ができます。
お店で、かえるのために食べ物や道具、おまもりを買ってしたくしてあげます。
かえるが帰ってきた時に、次の旅に備え、したくされた食べ物や道具を勝手に選んで出かけていきます。
そんなこんなで、ほぼ何もすることがないこのゲーム。
時間が経ってアプリを起動すると、
↑あら、帰って来てたのね♪
(かえるには最初に名前を付けます)
何なんだ何なんだ、この脱力系ゲームはーっ!!!!
このゲームが中国人に流行っているとは、なんとも興味深い現象です。
そして私もいつの間にか、かえるが送ってくる写真や持って帰ってくるお土産が気になってきたりして(笑)。
実は私、子どもの頃からゲームをほとんどしたことがないゲーム音痴です。
やったら楽しそうだけれど、ハマってゲームに時間を取られたくはないし…。
そんな私にも、このゲームはありがたいです。
だって、することがないから(笑)。
ふと思い出してアプリを開いて、「あ、まだ旅の途中か~。クローバーでも収穫しておくか」「あら、帰って来てたのね。ご飯食べてる」→その日は終了(笑)。
ということで最近、なんとなく遊んでいます。
そして疑問なのですが、このゲーム、いつまで続くのか?攻略とか、レベルアップとか、ないですよね??旅先全部制覇とかあれば先も見えるけれど、全く分かりませ~ん(笑)。
気になる方はぜひ、ダウンロードしてみてはいかがでしょう。
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マクドナルドのタッチパネル注文が便利すぎる
中国でも至る所にあるマクドナルド。中国語では「麦当労」(麦当劳 màidāngláo)。
ときどき行きます。だって安くておいしいもん。
その土地に合わせた限定商品もあるものの、基本的に海外どこに行っても、マックとスタバは裏切らない、と思っています(笑)。
今に始まったことではないですが、いつからか、北京の多くの店舗で注文用のタッチパネルが置かれているのを目にすることが増えました。
↑これこれ。レジに並ばなくても、タッチパネルで注文できるのです。写真は798芸術区の店舗。
最初に、店内or持ち帰りかを選べます。その後は、注文の品を選ぶだけ。写真付きなので、中国語に自信がなくても大丈夫だと思います。英語表示にもできた気がする。
お会計は、アリペイ(支付宝)またはWeChatペイならば、下のQRコード読み取り機にスマホをピッとかざして終了。銀聯カードも使えます。現金には対応していないので、現金の場合はレジへ。レシートが番号札にもなっているので、自分の番号が呼ばれるのを待つだけ。
これ、すごく便利!レジに並ぶ必要がなく、レジの店員さんとの会話もありません。
一度使ってみると、「こんなに簡単なの!」と驚きました。
もちろん激込みの時は、このタッチパネルに並ぶという現象も出てくるわけですが、
レジと分散されるのは、効率は間違いなく良くなっているとは思います。
↑そして最近、さらに注文方法が増えました。WeChatで注文する方法です。
この方法はケンタッキーでも採用されていた気がします。
個人的には、私のスマホのSIMの問題だと思うけれど、Wi-Fiがないと通信に時間がかかりQRコードの読み取りが遅いため、この方法はあまり好きではないです(笑)。
↑ある日、こんなカードがレジに置いてありました🍟🍦
ポテトには「(一袋の)フライドポテトに解決できないことはない♡」と書いてあります。中国にはこういう自信満々のキャッチコピー、多いですよね(笑)。
カードの裏にはそれぞれ、上と同じWeChat注文用のQRコードが掲載されていました。
↑私が中国でよく食べているのは、スパイシーチキンバーガー(经典麦辣鸡腿汉堡)。普通のコーラとポテトのセットで23.5元。チキンが辛くてハマります。日本にはなかったような気がするけれど、ありますか?
そしてポテトには、何も言わなくてもケチャップがついてきます。
そうそう、タッチパネルから話はそれますが、
ちょっと前に、デリバリーでマックフルーリーを注文しました。
届いてびっくり。
↑!!!
氷、どさーっ!!!
保冷剤とかではないのね…。カップのふたの上に、氷をそのまま豪快に乗せてあります。雑だなぁと嫌な気分になる暇もなく、面白くて笑っちゃいました(笑)。
↑氷のおかげで、溶けずに到着♪この時限定のミルクティー味のマックフルーリーでした。
思い返せば、中国に来たばかりの2012~2013年頃。
マックでデリバリーができることに驚きました。
日本でもデリバリー対応しているとは思いますが、日本でマックのデリバリーなんて利用したことがなく、中国の方が圧倒的に普及していました。
当時は今のようにデリバリーアプリがそこまでメジャーではなかったので、電話またはHPから注文。
残業中、よく残っていた同僚と、電話をかけてデリバリーを注文して、お弁当やファストフードを食べていたのを思い出します。
その後、デリバリーアプリが急速に普及して、スマホからアプリで注文するのが当たり前に。
オフィスの光景も変わったと思います。ランチもデリバリーアプリで注文して、会社に届けてもらうという人が増えました。天気が悪い日や今みたいに寒い日、忙しくて外に出られない日も、会社にお昼ご飯を一人前からでも届けてくれる。本当に便利です。
マックのタッチパネルの話からだいぶ脱線しましたが、
本当に変化が速くて便利になる中国、体感できるものは積極的に吸収していきたいと思います。
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切ない青春映画『ひだりみみ』、良かったです
映画『七月与安生』で、周冬雨と共にW主演を務めた女優の馬思純(マー・スーチュン)。
彼女のもう一つの代表作的映画『ひだりみみ』を動画アプリで観ました。
原作はベストセラー小説。 映画も上映当時はかなりヒットしていたそうです。
2015年の東京・中国映画週間でも上映されていたのですね。
馬思純も来てたんだ!
ということは日本語字幕で上映されたはずですが、DVDとか出ているのかは不明。
『ひだりみみ』(2015年中国)
原題『左耳』
監督:蘇有朋(アレック・スー)
出演:陳都霊(チェン・ドゥーリン)、馬思純、欧豪(オウ・ハオ)、楊洋(ヤン・ヤン)ほか
左耳が聞こえない17歳の女子高生、李珥(陳都霊)が主人公。
左耳は聞こえないけれど、特に不自由なく生活していて、イケメン同級生の許弋(楊洋)に片思いをしています。
黎吧啦(馬思純)も17歳。家が貧乏で高校に行けず、両親はいなくて、麻雀漬けの祖母と暮らしています。バーで歌手をしていて、ちょっとグレているところあり。
正反対の李珥と吧啦が出会い、2人は親友同士になっていきます。
しかし、待っていたのは悲劇でした…。
李珥の"左耳が聞こえない"というのが非常に重要な伏線になっています。
この映画、評価は賛否両論分かれているようですが、私には面白かったです。
馬思純が出ていることと、正反対の2人の女の子が仲良くなるということもあり、
なんとなく『七月与安生』と似通っている要素があります。
そして私はまた、泣きました(笑)。
馬思純が良かったなぁ~。
彼女はドラマよりも、映画向きの女優って感じがします。これからも注目したい女優さん。
中国で大人気のアイドル、楊洋も出ています。
イケメン人気者のおいしい役どころかと思ったら、意外とそうではなかったです(笑)。ファンは納得しないのでは?なんておせっかいにも思ってしまいました。
監督は、俳優としても有名な蘇有朋。以前、秦嵐(チン・ラン)と共演したドラマ『非縁勿擾』で見たことがあります。秦嵐は綺麗で好きな女優さんなのですが、このドラマは個人的にツッコミどころが満載でした(汗)。
中国の青春映画を観ていると、
中国の学生の様子とか、大学入試はこうやるんだーとか、異文化を知ることができて面白いです。
日本の高校生のような制服じゃなくて、ジャージなのね、とか(笑)。
大学の寮はこんなに狭くて、こういう共同生活しているんだー、とか。
『ひだりみみ』は単に学園モノというだけではなくて、青春映画だけれど大人も共感できて重みもある、良い作品だと思いました。
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