【北京】胡同の注目スポットZ-Space。カフェや図書館としても使える、自如傘下の宿泊&多目的シェア空間
張自忠路近くに、密かな人気スポットがあると聞いて行ってみました。
場所は、張自忠路から一本南に入った胡同、恊作胡同です。
目的地の隣に、思いがけず3 Little Pigs Gastropubという私好みの小さなお店を見つけ、そちらが気に入ってしまったのですが↓。
目的地は3 Little Pigsの隣、恊作胡同40号の「Z-Space」という場所です。
↑地元民の生活感漂うローカルな胡同で、ここだけ人が群がっているのですぐ分かります。
↑赤い門構えが目印です。
Z-Spaceは、多目的シェア空間、と言えるのかな。
5Lmeetに似ています。
Z-Spaceの機能としては、
・宿泊施設(ホテルのような、ユースホステルのような。お部屋は見ていません)
・カフェ
・図書館
・バー
・自習室
・貸会議室
といったところでしょうか。
5Lmeetと大きく違うのは、5Lmeetはいろいろな出店者を呼び込みそれぞれが運営しているのに対して、Z-Spaceは、中のカフェや会議室など全て、Z-Spaceが運営しているという点かな、と思います。
宿泊客でなくても自由に出入りできるので、私も入ってみました。
↑入ってすぐ。
↑図書館、といってもこぢんまり。本のセレクトはまだまだ課題が残っている様子。
図書館というからには、もっと品ぞろえに力を入れてもらいたいところです。
↑ぐるっと中庭を囲むような、四合院造りになっています。
画になるので、写真を撮っている人多し。
↑中庭は2カ所あり、こちらは奥の方。
中庭を囲んで、屋内には自習室やミーティングルームが配置されています。
↑カフェスペース。私は飲食はしませんでしたが、ここで買ったドリンクを片手に散策したり、席でくつろいでいる人も多くいました。
↑それぞれのミーティングルーム・自習室には、水金地火木土の名前がついています。
ホワイトボードやTVモニターが設置されたお部屋もありました。
↑広い自習スペース。
↑コンセントのある席。
↑クッションのある席。昼寝しちゃいそうです…。
↑茶室やシアターまであるそうな。2階にも行けますよ。
2階に上がりました。
↑お昼はドリンクカウンターが開いていなかったけれど、夜には営業するのかな?
↑このルーフトップ、良いですよね。周りの胡同の家の屋根が見渡せます。私の中ではこれぞ北京、という風景。
↑2階から、中庭を見下ろした図。
このZ-Space、「自如」という文字を見て気付いたのですが、
なんと、自如(Ziroom)傘下の新たなコンセプトだったのですね。知りませんでした。
自如は、賃貸や民泊などを扱う、大手不動産プラットフォーム。胡同を舞台に、こんなに雰囲気の良いシェア空間をプロデュースできるとは、驚きました。そんなセンスがある企業だとは思っていなかったので(笑)。
自如がプロデュースしているので、宿泊できることにも納得です。
2階にお部屋がありますよ。
価格は公式サイトに掲載されています。
宿泊している人も、勉強している人もいるため、「静かにしましょう」という空気が流れていることもあり、
訪問者も全体的に静かで、穏やかな時間がゆっくり進んでいるような気がしました。
胡同に溶け込む、北京らしい空間で、思い思いにゆったり過ごせるZ-Space。
5Lmeetといい、ここといい、こういうアプローチはしばらく増えるのではないかと予想します。
まだまだ課題も多い気はしますが、胡同に面白いスポットが増えるのは嬉しいです。
私はどちらかというと、5Lmeetの方がよりバラエティに富んでいて好みでしたけどね(笑)。
Z-Space
住所:北京市東城区協作胡同40号
http://www.dianping.com/shop/103636224
公式サイト