【北京】色とりどりの紙と手作りの雑貨に囲まれた温かな空間。南鑼鼓巷そばの小さなお店、敬人紙語
北京の人気ストリート南鑼鼓巷は、いつも大勢の人でにぎわっています。週末は特に、思うように歩けないほど混雑。
そんな南鑼鼓巷から東西に枝のように細い胡同がたくさん伸びていて、
それらの胡同は南鑼鼓巷に比べ地味で比較的静か。
ちょこちょこお店が点在していて、私はそれらの細い胡同を散策するのが、南鑼鼓巷のメインストリートよりも好きです。
南鑼鼓巷の南の端から西に伸びる福祥胡同。
地下鉄6・8号線南鑼鼓巷駅の出口のすぐ裏です。
この福祥胡同を西に向かって歩くと見つかる、こちらのお店。
↑敬人紙語、という小さな門構えのお店に入りました。
ここ、店名にもあるように、紙を扱うお店です。
...って、先日の画材中心↓の続きで、紙を探していて見つけたんですけどね(笑)。
雰囲気が良さそう、と思ってのぞいてみました。
↑店内に入ると、スタッフの女性が迎えてくれました。彼女はずっと作業をしていて、売り物にする商品を手作りで製作していました。彼女がオーナー兼デザイナーさんだと思います。
店内はそれほど広くはないものの、奥はカフェのカウンターとテーブルがあります。
そして、私が訪れた時は閉まっていましたが、ギャラリーも併設されていました。展覧があれば見てみたかったな。
週末に行ったものの、あんなに人の多い南鑼鼓巷から一本路地に入っただけで、人はほとんどいません。
↑このとおり、色も素材も多種多様な紙がずらり。カラフルなものは見ていて気分がワクワクします。
同じ系統の色でもバリエーションがたくさんあって、原色の多い中国で淡い色に出会うとホッとします(笑)。
↑手作りのメモ帳。一つひとつ使っている色が違うんです。すごく簡単そうに見えるけれど、こうやって見ると素敵。
手作りの紙雑貨に加え、北京のお土産になる雑貨も少し置いています。
↑ポストカードやメモパッドなど。棚の2段目にある故宮や白塔イラストのメモ帳、私がPage Oneで買ったの↓と同じだ👀
↑このビスケット型のメモ、可愛い~♡パステルカラーも良いなぁ。一目見て気に入ってしまって、3つ買いました。1個10元。
↑イラストがキュートな干支モチーフの紅包(お年玉)袋。
店内奥のカフェ、利用はしなかったけれど、カウンターに注目です。
↑この奥。
↑なんと、これ全部紙!!すごーい!
メニューが書いてある紙もまた特殊で、手書き文字ともマッチしてほんわかした印象を与えてくれます。
小さい空間ながらも、手作りの温かみとカラフルな紙たちに囲まれた、とても素敵で穴場なお店でした。
なかなかピンポイントで紙を買いに行くことは少ないかもしれませんが、南鑼鼓巷周辺の散策ついでに立ち寄ってみるのも面白いのではないかと思います。
敬人紙語
住所:北京市東城区福祥胡同13号
http://www.dianping.com/shop/69731488