【北京】鼓楼近くの胡同にある、落ち着いた雰囲気抜群のカフェ。漢字の練習もできる繁体字珈琲館
友人が薦めていたカフェがずっと気になっていて、ようやく行ってきました。
場所は、鼓楼と南鑼鼓巷の間くらい。
鼓楼東大街から南にのびる狭い路地、后鼓楼苑胡同にあります。
↑こちらです。もう、この外観からしてすごく良いなぁ。私好みです。
看板がない、と思ったら。
↑ここにありますよ(ᵔᴥᵔ)
扉を開くと、誰かの古いお家に遊びに来たような、
広くはないけれど温かみのある空間が広がっていました。
↑入口すぐの所にある椅子。
↑レジカウンター。こちらの男性の店員さんがオーナーさんだと思われます。
↑小さな本棚がいくつか。
↑広くはない空間、わりとお客さんが入っていました。
↑中庭が見えます。暖かい時期は開放されるかな?この雰囲気で外でコーヒーが飲めたらすごく良いなぁ。
↑古い調度が無造作に置かれているのも、味が出ていて良いです。これは古いミシン台。
↑そして、古いオルガンも。
↑大きめの本棚をのぞいてみました。
英語や、意外にも日本語の本まであります。
日本や台湾関連の本が多くて、そういや台湾は大陸で使っている簡体字ではなくて繁体字だし。
オーナーさんは台湾の方なのでは、とお見受けしました。
何か面白い日本語の本はないかな、とジロジロ見ていたら、
↑まさかの、こんな所に博多大吉!見つけた時は思わず笑ってしまいましたよ(笑)。
北京の雰囲気の良い胡同カフェで、こんなに落ち着いた空間で、大吉さん!心の中で一人大ウケしていました(笑)。
メニューは、カフェドリンクとスイーツがメイン。
ドリンクは、ここならではの特徴あるメニューもありました。
↑メニューの文字ももちろん、繁体字です。お値段は他店に比べてややお高め。
↑こちらのページ、中国の米酒(ライスワイン)で作るドリンクなんですって。おしゃれでとっても可愛い!
これもすごく気になったのですが、まだお酒の時間じゃないな、と堪えました(笑)。
↑蜂蜜ラテ(38元)。ミルクフォームがモコモコです。
↑そして、これが気になっていたんです!アリス・イン・ワンダーランド(56元)という名前のケーキ。お皿もアリスです。
このトランプ型、可愛いですよね♠♣
中身は、北京で流行っている(?というかよく見かける)レッドベルベットケーキ。上のホワイトチョコレートとの組み合わせでおいしくいただきました。
ケーキには、緑茶が付いてきました。
私が一人くつろいでいたら、店員さんに声を掛けられました。
紙とペンを渡されました。何ナニ?
↑渡されたのは、こちら。
なんと、この繁体字を練習すると、お会計時に10%引きになるとのことです!面白ーい♪
で、私に渡されたのが「上」「下」の文字なのですが、
他のテーブルや、大衆点評にアップされている写真を見ると、皆もっと難しい漢字が書かれた紙なんですよ~。
なんで私はこんなに簡単な漢字を渡されたのでしょう…もっと書き甲斐のある、難しい漢字が書きたかったよー!「廣」とか!「廣」だと、日本漢字だと「広」だし簡体字だと「广」だし、繁体字での書き甲斐があるじゃないですか!
上も下も、繁体字だろうが簡体字だろうが日本の漢字だろうが同じだし!(笑)
↑と、心の中でツッコミまくりながら、上と下を練習しました。
お会計時にこれをお渡しして、ちゃんと10%引きになりましたよ( ´艸`)
雰囲気が良く、メニューも工夫されていて、繁体字の練習もできるというユニークなアイディアもあって。
個性的で素敵な胡同カフェに出会えてハッピー♪です。
間違いなく、北京の中でもおすすめしたいカフェ上位に入ります。
隠れ人気のお店なので、週末はやや混雑していて注文の品が出てくるのに時間がかかったりもしていましたが、そんなことは気にしません。
また来たくなる、お気に入りの胡同カフェの一つになりました。
繁体字珈琲館
住所:北京市東城区后鼓楼苑胡同4号
http://www.dianping.com/shop/8930081