元・ふわふわ北京日和

約6年半中国で働き、2019年4月に本帰国。北京で出会った愛犬ぽー(トイプードル×ビションフリーゼ)が相棒★中国暮らしを懐かしみつつ、日本にいながら日々思うことを。

本帰国引っ越しで困った衣類と書籍の処分。「閑魚」を利用して環境に優しいリサイクルと植樹へ

本帰国の引越しにあたり、困ったのが不用品の処分。

北京はごみの分別はあってないようなもので、毎日マンションの大きなごみ箱に家庭ごみを捨てられるくらいなので、いらないものは迷わずに捨てようと思えば捨てることはできます。

日本のように、ごみを細かく分別して、ごみの日を逃さないように気にしながら暮らすというストレスはないため楽でした。

 

しかし、私には別のストレスがありました。捨てたごみを他人にあさられる、というストレスです。

 

外国人駐在員や、中国人でも富裕層が住むようなサービスアパートメントや高級マンションでは、通常敷地に入るのにも警備員がいて、居住者以外は受付で名前を書かないと入れなかったり、敷地に入る際にもカードキーが必要だったりとセキュリティがしっかりしているため、外部の人間は好き勝手に出入りすることができないので安心です。

そういうサービスアパートメントや高級マンションであれば、ごみ捨て場ももちろん敷地内にあるので、ちゃんとそこで契約して働いている掃除のおばちゃんや管理の方がごみを回収します。外部の人はごみ捨て場までたどり着けません。

 

一方で、私が本帰国前に住んでいた北京のアパートは、外国人はおそらく他にいないであろう、一般的な中国人が住む庶民の小区(アパートが何棟か集まった団地みたいな所)でした。

警備員はいないし、敷地内に入るのも自由です。建物内に入るのにはもちろん鍵が必要でしたが。

 

北京では、道にごみ箱がたくさん設置されています。そのごみ箱をあさる人、北京の街角で見たことがある人も多いと思います。

まさにそれと同じことが、私が住んでいたアパートの敷地内でも行われていました。

 

彼らは、どれだけ使用済みであろうがガラクタだろうが、わずかでもお金になるものや使えるものを取っていきます。身なりを見れば想像はつきますが、そのような人たちは、ホームレスに近いような仕事のない人たちでしょう。普通に働いている中国の人たちはこんなことしません。

空き缶空き瓶やペットボトル、段ボール、本や冊子などは確実に持っていかれます。まとめてどこかの業者に渡したら数元、数角にはなるのでしょうね。

他にも、日用品や廃棄した食品、布切れでさえ、売れる・使えると思ったら持っていかれます。

 

私も、自分がごみをごみ袋に入れて捨てた後に、すぐそのような人がごみ箱をのぞき、私が捨てたばかりのごみ袋をあさっているのを何度か目撃したことがあります。ペットボトルや段ボールを捨てようとしたら、ごみあさりのおばちゃんに出くわして「给我吧」(私にちょうだい)と言われたこともありました。

なんというか、その人たちにものすごく嫌悪感を抱いてしまって…。

通常の家庭ごみならまだ良いにしろ、衣類を捨てる時は本当に嫌です。正規のルートでリサイクルされて古着として誰かに使ってもらえるのならばもちろん大歓迎!ですが、ごみをあさる人に、自分が着ていた服を着られたり、売ってお小遣いにされたりするのがどうしても嫌でした。面倒ですが、下着を捨てた時は、彼らに着用されたり売られたりしないよう、細かく切り刻んでごみ袋を分けて捨てたりもしていました…。

あの人たちにあさられると思うと、使用済みのナプキンを捨てることさえ嫌でした。(捨てる以外に選択肢はありませんが(笑)。汚い話ですみません…><)

 

化粧品やシャンプーなど日用品のボトルを捨てる時も気を使いました。

中国では、外のパッケージは本物で中身がニセモノ、という粗悪な化粧品が、正規ではないルートで出回っていることがあります。

自分が捨てたボトルが誰かの手にわたり、悪質業者が適当な中身を詰めて本物だと偽って販売する可能性だって否定できません。

そうなれば、私が追及されることはないにしろ、私だって悪質業者に加担したことになる。

巡り巡って、私が使った本物のメーカーさん、それを買った消費者にも迷惑をかけることになるんです。

そういうことに自分が加担する可能性は、少しでも減らしたい。

そんな思いから、化粧品や日用品のボトルを捨てる時も、キャップと本体を別にしたり、ハサミを入れるなど原型を崩したりして捨てていました。

 

私と似たような思いをしている人がいたのね、と、たまたま共感する記事を見つけました↓。

globalfirst.jp

 

北京で生活するならこんなこともあるさ、と割り切ることも大切で、私も随分順応したし心が広くなったし(笑)、北京生活は本当に大好きでした。ただしこのごみをあさられるということは、生理的に個人的に、嫌悪感が最後まで拭えない事柄の一つでした。

 

繰り返しますが、駐在で来られている方が住むようなサービスアパートメントや高級マンションであれば、こういった心労(?)はないと思いますので、その点ご安心を(笑)。

また、マンションによっては、敷地内に衣類や資源物を回収する専用のBOXを設置しているところもありますよ。

 

日常のごみ捨てでもそのような状態です。

引っ越し時の不用品処分にあたり、全てごみ箱に捨てることは避けたいと思っていました。あさる人の楽しみを増やすだけです。

お金にならなくてもいいから、ちゃんと引き取ってもらえる業者に渡そうと思って利用したのが、アリババ系の中古品売買&リサイクルプラットフォーム「閑魚」でした。

閑魚については、アリババプレスの紹介記事を見つけました↓。

aj-press.alibaba.co.jp

 

閑魚では、要らなくなったものを売り、個人間で売買したり、業者に買い取ってもらうことができます。

衣類と書籍は買い取りは対応していませんが、引き取ってもらえます。

引き取り後の衣類は、専用の工場でリサイクルされ、原料として別の商品に生まれ変わるというシステム。

書籍の場合は、消毒など処理された後、正規の古本ショップで売られたり、古紙再生に使われたり、図書館行きになったりします。

 

私は閑魚を通して、衣類と古本を引き取ってもらいました。

廃品回収する人は、中国ではその辺にいくらでもいますが、やっぱりアリババがバックについているということでその辺の人よりは安心だし、システムもしっかりしていると思ったので。

閑魚はアプリもありますし、タオバオ内からも利用できます。私はタオバオからアクセスしました。

 

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タオバオ内の閑魚ページ。ちなみに、「閑魚換銭」というのは、私が一年以内にタオバオ(実際はタオバオ系のECサイトの天猫で買いましたが)で買ったものが表示されます。これらを閑魚で売ったらいくらになりますよ、と言っているのですね~。

買っても使わずに家に眠っているものがあれば、売ってお金に変えちゃいましょうと。やりますなぁ。

 

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↑「旧衣回収」の画面。その名の通り、古い衣類の回収、です。

服だけでなく、鞄や靴、布団、ぬいぐるみも引き取ってもらえます。

「予約回収」に進みます。

 

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↑おおよその重さを選択し、「確定」。次の画面で引き取りに来てほしい日をフォームに入力して申し込むだけです。とっても簡単。

 

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↑衣類の引き取り日、このようなショートメールが届きました。スタッフがお伺いするよう手配します、衣類のポケットには貴重品などが残っていないかチェックしてくださいね、お客様は引き取りにあたり、費用をお支払いいただく必要はありません、と。

時間の予約ができないのだけがちょっと不便でしたので、余裕のある日を指定した方がいいかと。

 

当日は、スタッフが家まで来てくれて、

あらかじめまとめておいた衣類を手渡すだけ。中身のチェックなどは一切されません。とっても楽ちんでした。

書籍の回収の際も、全く同じ。ちなみに、中国語と日本語の本と雑誌が混在していましたが、やはり何もチェックされることなく、引き取ってもらえました。

 

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↑引き取りの後日に届いた、ご利用ありがとうございますのショートメール。あなたの衣類は無事、処理センター(のような所?)に届きましたので、リサイクル過程に進みますよ、と。

 

そして、上のアリババプレスのリンク記事にもある通り、衣類と古本を回収した後は、支付宝(アリペイ)を運営するAnt FinancialによるAnt Forestでポイントが付与されます。

これは、Ant Forestの植樹プログラムにつながるものです。

 

お金にはなりませんが、実際利用してみて、とても良い仕組みだと思いました。

捨てる側は捨てる際のストレスが軽減され、それがリサイクル、さらには植樹へと、環境への取り組みにもつながる。

それがスマホでいとも簡単にできてしまうのも、利用する際のハードルが低くて素晴らしいです。中国語が苦手な人でも大丈夫。

 

中国にお住まいで古着や古本処分の際には、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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