【北京】すっぱ辛くてハマる、北京でも人気の酸菜魚。一人でも気軽にチャレンジ~798・望京編
四川料理の一つである酸菜魚という料理が好きです。
文字通りすっぱいスープで魚を煮込んだもので、すっぱいスープにも辛ーいものから全然辛くないものまでバリエーションはさまざま。
北京でもメジャーな料理で、人気のお店は若い人を中心に連日とてもにぎわっています。
大きなお皿でサーブされ、複数人で食べるのが一般的なようなのですが、
私は一緒に行く人がいないし(笑)、でも一人ではなかなか入りづらくて行けないなぁ( ノД`)と、シューンとなっていたところ。
一人でも入れる酸菜魚のお店を見つけて行ってみました。
●再次魚你邂逅
一軒目は、中国人の知人に教えてもらったお店へ行きました。
場所は、アートスポット・798芸術区内にある「宏源大厦」というビルの1階。
↑こちら。店名は「再次魚你邂逅」と言います。「魚」の発音yuと、「~と」という意味の「与」の発音yuが同じなのでかけていると見た😎
「再次与你邂逅」だと、「もう一度あなたと巡り会う」というような意味なので、その「与」が「魚」になって魚とあなたが巡り会う、的な感じでしょうか( ´艸`)
そして、店名にもあるように看板メニューが「檸檬酸菜魚」なのです。これは珍しいかも?
夕食時はこの通り客入りはまばらなのですが、以前お昼に訪れた時は、行列ができるほど混んでいました。この周辺で働く人も多いので、ランチタイムはにぎわいます。
↑店内。広くはないものの、席数は充実しています。
↑メニューの一部。酸菜魚は4種類、麻辣香鍋も自慢のようです。
酸菜魚の魚は、「巴沙魚」と「黒魚」から選びます。巴沙魚は日本語だとバサという魚で、聞いたことがありません。東南アジアを中心によく食べられている白身魚ですって。
「黒魚」は別名「烏鱧」とも呼ばれ、ネットで調べてみると日本語ではカルムチ、またはライギョというらしいです。これも聞いたことがないなぁ。
お隣の国なのに、日本では聞いたことのない食用魚がたくさんあって、難しい~💦
実は初めて中国人の知人とここに来た時、トマトの酸菜魚と麻辣香鍋を食べていて、
トマトの酸菜魚がとてもおいしかったのです🍅2回目は、別の味にチャレンジ。
ここの麻辣香鍋はそこまでの感動はなくて、おいしい麻辣香鍋を求めるならば他のお店に行った方がいいかな、と思いました。
↑取り皿やお箸は、テーブルの下の引き出しにあり自分で取ります。
魚のイラストデザインがちょっと素敵。
↑来ました★ここの一押しらしい、檸檬酸菜魚(巴沙魚)の小にしました(26元)。
ビールを注文したら燕京の缶が出てきました。6元だったかな。隣のスーパーで買った方が安いです(笑)。
もちろんすっぱくて、ほんのり辛さもあるけれどすっぱさの方がだいぶ勝っています。高菜のような野菜も入っていて、ほとんど高菜×レモンのようなお味でした。
バサは柔らかくて身がプリプリ、食べやすいです。
個人的な好みだけれど、私はレモンよりも麻辣かトマト味の方が好きだなぁ。
↑つまみにと、エノキを注文。これは、うーん、残念ながら口に合いませんでした💧麻辣はおいしいのですが、もう一味何か余計なものが加えてあるんですよね。普通の麻辣ならおいしいのにな。
隣には、タピオカミルクティーの人気店、鹿角巷 The Alleyが最近オープンしました。
↑が、見て一瞬で分かります。明らかなニセモノ店(-_-)本物のThe Alleyは絶対、こんな出店の仕方はしないですよね。
●渝是乎
もう一軒、798から近い望京の方にもお店を見つけたので行ってみました。
地下鉄14号線望京南駅の目の前、新世界百貨と言うデパートの中です。
↑新世界百貨の店舗一覧。新しく洗練された大型ショッピングモールが続々オープンしている北京で、この古びた感じはもはや貴重かもしれません(笑)。
↑小さいデパートですが、Banila CoやLaneigeなど韓国コスメの専門カウンターが出店しているのを見つけて「おおっ」となる私。
地下1階へ行きました。飲食店が並んでいます。
↑こちら、渝是乎というお店。ここも一人で入りやすいです。北京市内にたくさん店舗があるチェーン店。
↑店内。798の再次魚你邂逅と、なんだかすごく似ています。
↑お一人様もちらほら。
↑メニューの一部。これも798の再次魚你邂逅とそっくりで、酸菜魚はそれぞれ、巴沙魚と黒魚を選べるようになっています。
メニュー左上のタケノコを薦められましたが、私はトマトスープがどうしても食べたくて。
↑ドリンクメニューなど。
↑ここも、テーブルの引き出しから食器を自分で取りだします。こんなところまで798の再次魚你邂逅とそっくり。
↑焦糖豆花(6元)。カラメルソースの豆花です。おいしい!これが6元ならいくつでも食べたい♪そして、スプーンではなくストローを渡されます。あくまでも、飲み物なんでしょうね。
↑わーい、トマトの酸菜魚(巴沙魚)の小(30元)。トッピングでエノキを追加しました。これは、全く辛くありません。
白身魚の入ったトマト鍋を一人で食べているみたいなものです(笑)。なんならミネストローネを思い出しそうな(そんなことない?(笑))。
味の種類にもよりますが、麻辣が徐々に日本に進出しているので、酸菜魚も受けそうなのになぁと思っています。
帰国までのカウントダウンが始まり、日本で食べる機会のなさそうな中国ローカルのおいしいものをたくさん食べておきたい最近の私。
本当は、大皿の酸菜魚や麻辣香鍋や火鍋が食べたい!(笑)
↑店頭には、スープの素が売ってありました。
夜の新世界百貨前。
↑おばちゃんたちが楽しそうに、広場ダンスを踊っていました。
早朝に体操や太極拳をしたり、日没後はご近所さんが集ってダンスを踊ったりと、中国のお年寄りはとても元気。リタイア後も楽しく暮らせるのって良いですよね。
しかしいつも思うのですが、この広場ダンス、誰か教えている人がいるのか?皆ちゃんと、同じ振り付けしてますもん( ´艸`)
再次魚你邂逅(酒仙橋店)
住所:北京市朝陽区酒仙橋路甲4号華潤万家1階
http://www.dianping.com/shop/102047662
渝是乎(望京新世界店)
住所:北京市朝陽区広順南大街16号望京新世界百貨地下1階
http://www.dianping.com/shop/90336777