元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】アサヒビールとの関係が深い、泉殿宮(吹田市・御朱印)

大阪・吹田にて。

片山神社の参拝を終え御朱印を無事にいただいた後は、徒歩で泉殿宮へ向かいました。 

アサヒビール吹田工場から南へ、阪急吹田駅の方に向かっていくと見つかります。阪急の駅からはすぐですね。

 

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↑道路側の鳥居⛩

 

泉殿宮と書いて「いづどのぐう」と読みます。ここが面白いなぁと思ったのは、アサヒビールとの関係を知ったからでした。

明治22年(西暦1889年)、「泉殿霊泉」をドイツのミュンヘンに送り、これビール醸造(じょうぞう)に適水との保証を得、当宮隣接地に同水系の湧水を以って、東洋初のビール醸造工場(現、アサヒビール㈱吹田工場)建設の逸話がある。その後、近隣の都市化に伴い上水道は普及し、又、かつての広々とした水田が殆ど姿を消したのを見届けるかのように、霊泉は地中奥深くに水脈を移し、今は、湧水していない。

(泉殿宮公式サイト「御由緒」より)

へぇぇぇ!そうだったのですね~。アサヒビールの発展は、この泉殿宮をなくして語れないのかも、しれません🍻

もう一つ、大塩平八郎との関係にも驚きました。第32代の宮司さまは大塩平八郎の叔父にあたる方で、大塩平八郎の乱により宮司さまも首謀者として役人に囲まれ、この地にて切腹された、と…。壮絶な歴史の上に成り立っているのですね。

(泉殿宮公式サイト「大塩平八郎」より)

 

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↑本殿の横に、泉殿霊泉があります。今は枯渇しており、水は湧いていません。

 

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万国博覧会元柱。

 

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↑大きな地車です。隣には地車 えびす神社が鎮座しています。

 

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↑こちらが本殿。立派です。左側にはスロープがあって、バリアフリーにも配慮されている様子が伺えます。

 

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↑この場所に絵馬があるのもなんだか風情があります。

 

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↑本殿の屋根が改修されたようで、取替前の鬼板などが展示されていました。

 

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↑こちらは東側にある鳥居です。地元の方らしき人が何人も、こちらからお参りに来られていました。

 

参拝と境内の散策を終え、御朱印をいただきます。私が訪れたタイミングはちょうど宮司さんがご不在とのことで、書置きの御朱印をいただきました。

 

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↑また、地球儀デザインの旅行安全守を見つけてこちらも拝受。方違神社で買いそびれたので、ここで出会えて嬉しいです!もちろん、当分海外旅行は無理だけれど、また自由に海外旅行できる日が一日でも早く来ることを願って…🌎

 

猛暑日でしたが、静寂の中歴史に触れ、穏やかな時間を過ごすことができる場所でした。

 

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泉殿宮

住所:大阪府吹田市酉の庄町10-1

www.idudono.jp