【大阪】初めての岸和田ぶらり~岸和田城(続日本100名城)と岸城神社(御朱印)
8月の猛暑の中、岸和田へぶらり。岸和田を訪れるのは初めてです。
一度見てみたかった岸和田城と、すぐそばに鎮座する岸城神社へ。
●岸和田城
1334年、楠木正成の一族和田氏が築いたといわれています。
天正13(1585)年、羽柴秀吉は紀州根来寺岸和田城の写真討滅後、叔父小出秀政を城主とし、秀政によって城郭整備され、天守閣もこの時に築かれました。小出秀政・吉政・吉英、松平(松井)康重・康映をへて寛永17(1640)年、岡部宣勝が入城(6万石、のち5万3千石)。以後、明治維新まで岡部氏13代が岸和田藩を統治しました。
「続日本100名城」にも選ばれています。
日本100名城は少しずつ踏破しているのですが、続日本100名城は全然知らない所ばかりです。兵庫の出石城と、今回の岸和田城しか行ったことがありません💧また楽しみが増えました(笑)。
岸和田駅からトコトコ、10分ちょい歩いたような。お濠に囲まれた、立派な天守が見えてきます。
↑堂々とした姿が青空に映えて美しいです🏯こちらは裏側なので、正門の方に回ります。
天守閣は、1954年に建造された3層3階の天守です。しかし本来は、5層天守であったことが絵図などで確認されているのだそう。
(参考:岸和田城パンフレット)
↑こちらから入ります。
↑「続日本100名城」の文字も。
夏休み期間中でしたが、猛暑のせいもあるのか、空いていました。
↑これより先、ペットは入れないですね。この日、愛犬ぽー君はお留守番でしたが🐶
↑天守閣の前に広がるこの庭園は、「八陣の庭」とも呼ばれ、国指定名勝にもなっています。
↑こちらが庭園の説明。諸葛孔明の八陣法をテーマにして、1953年に重森三玲が設計・作庭を行いました。
天守閣の前に、まず櫓門から入ってすぐ右手にあった、多門櫓・隅櫓へ入りました。歴史解説や映像の展示などがあります。
中にこんなものが。
↑蛸地蔵縁起絵巻の一幕。岸和田には、蛸にちなんだ面白い昔話が残っているそうで。岸和田城の近くに蛸地蔵天性寺というお寺があるのですが、そのお寺に伝わる「蛸地蔵縁起」によると、天正年間、岸和田城が根来・雑賀衆に攻められ落城寸前であった時、大蛸に乗った一人の法師と数千の蛸が現れ、敵兵を倒し、城を救ったというのです。
なぜ蛸さん?🐙面白いですよね~!
↑そして、天守閣の写真パネルをフラッシュ撮影すると、蛸地蔵が現れるなんて仕掛けまで。
↑こちらを、iPhoneでフラッシュ撮影してみました。
↑出てきたーっ!👏思わず「おおっ」とつぶやいちゃいましたよ。
なんだかんだで楽しみつつ、天守閣に入りました。
天守閣の入場料は大人300円です。
資料展示室には、期間限定か分かりませんが明智光秀の肖像画も展示されていました(なぜ?)。企画展もあり、なかなか見入ってしまいました。
↑階段のわきの小窓から、八陣の庭がきれいに見下ろせました!
天守閣最上階からの眺め、とてもいい景色です。この日は雲一つない青空で、遠くまで見渡せました。
↑どっちがどっちの方角高分からなくなってしまいましたが^^; 遠くには関西空港や金剛山、六甲山、明石海峡大橋まで見えました。
↑岡部氏紀念碑。
↑この、私も余裕で入れそうな大きな窯は、酒造用に使われていた、とあります。これがお城にあるのも面白いです。
↑岸和田城の向かいにある、二の丸広場。鳩さんたちが木陰でぽーっとしていました。
●岸城神社
岸和田城のすぐそばにある、岸城(きしき)神社へお参りに。
岸和田祭にはだんじりが宮入りし、大変にぎわうそうです。
↑背の高い鳥居。
↑雰囲気のある参道です。
↑手水舎には、大きな亀さんが。親子かな?🐢
この時はコロナ対策で手水は中止されていましたが、9月になって再開されているようです。
↑神馬さん。
↑本殿。しっかりお参りを。
狛犬さんの色も特徴的ですが、なんと関西では珍しい備前焼なのだそう👀
↑今年の干支のねずみさん。
↑顔はめパネルにもなるのかしら。
また、縁結びの神様としても慕われているこちらの神社。「ちぎりの糸納所」というものがあり、恋愛のご縁を求めて紅白2本のちぎりの糸を納所に結ぶのだそうです。
本殿の奥には、稲荷神社や七間社、岸和田戎殿などがあります。
御朱印をいただきました。
↑御朱印にも岸和田城とだんじりが!地域性が出ていてユニークです。
御朱印帳は拝受していませんが、こちらにも岸和田城とだんじりがデザインされていてカッコいいですよ。
今年はコロナの影響で、だんじりも自粛されてしまったのですね( ノД`)
私はまだ実際に見たことがないので、いつか見てみたいです!来年は再開されますように。
岸城神社
こちら↓にも岸城神社が載っています⛩