元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】大伴氏の祖先・道臣命を祀る、伴林氏神社(藤井寺市・御朱印)

道明寺天満宮の後は、すぐそばの道明寺へ行きました。

お寺の方が見当たらなかったので、御朱印はいただけず。こういうことはよくあるのですが、「残念」とは思いません。逆にこれは、また来てね、というご縁なのかなと前向きに捉えるようにしています^^ また次回お邪魔します~。

 

そして、次の目的地、伴林氏神社へ向かいました。20分は歩いたかな。途中、世界遺産に登録されている、允恭天皇陵古墳を通り過ぎました。

伴林氏神社は、「ともばやしのうじのじんじゃ」と読みます。こちらも、「古市古墳群と六社寺巡り」に含まれています。

www.fujiidera-kanko.info

 

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↑閑静な住宅街に突如現れる、綺麗で気持ちが整う空間です。

 

伴林氏神社は、創建年は不詳ながら、『延喜式』にもその名が登場していることから平安初期以前より存在したと考えられる、歴史ある神社です。

御祭神は道臣命(みちのおみのみこと)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、天押日命(あめのおしひのみこと)。道臣命は、大伴氏の祖先にあたる方なのですね。大伴氏といえば日本史でもおなじみの大伴旅人、そして歌人としても有名な大伴家持がいますが、彼らは道臣命の子孫にあたるということか。へぇぇ~!

(参考:伴林氏神社とは|伴林氏神社ご祭神のお話し|伴林氏神社

 

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↑こちらの手水舎は、1940年(昭和15年)に靖国神社から移贈された、とありました。なぜ靖国神社?とこれも不思議に思ったのですが、軍事を司る道臣命を祀る神社として、戦時中の当時「西の靖国神社」として注目されるようになったのだそうです。

(参考:伴林氏神社 - Wikipedia

 

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↑拝殿で参拝します。

この日は祝日だったのですが、他に参拝客はおらず、とてもゆったりと静かにお参りできました。

 

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↑あれ、こんなところに顔はめパネルが👀大伴家持さんになりきる機会なんて、なかなかないのではないでしょうか( ´艸`)私はやっていません(笑)。

 

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↑「敬神人和」とあります。いい言葉だ。

 

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社務所にて。ここにも家持さんの顔はめパネル、2つ目です!家持さん推しにほっこりしました(笑)。

 

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↑そして、社務所にあった巨大おみくじ。デカいっ、そして重そうです('Д') 私はおみくじを引きませんでしたが、誰か引いているところを見たかったです(笑)。コロナ退散守もありました。

 

御朱印をいただきました。社務所にいらっしゃったのは宮司さんご夫妻だと思うのですが、とても温かな対応をしていただけて嬉しかったです。

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↑ご祭神の道臣命と書かれています。

そして、御朱印と一緒に、御神饌米までいただきました。ありがたく頂戴しますm(_ _)m

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決して大きい有名な神社ではないけれど、温かな空気に包まれ、穏やかな気持ちになれる、居心地の良い神社でした。地元の人から愛されてきたのだろうな、と思います。 

この日もまた、ご縁に感謝です。

 

 

伴林氏神

住所:大阪府藤井寺市林3丁目6-30

tomobayashiuji-jinja.jp