【和歌山】世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」~弁慶・湛増ゆかりの闘鶏神社(田辺市・御朱印)
先日、和歌山の白浜まで県内プチ旅行へ行ってきました。途中、私のリクエストで田辺市にある闘鶏神社へ寄り道🚙
闘鶏(とうけい)神社は、熊野や高野山、吉野などから構成される世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されています(2016年追加登録)。熊野街道の中辺路と大辺路の分岐点となっています。
↑一の鳥居をくぐってすぐの参道脇にある、世界遺産の石碑。駐車場も隣接しています。参道を挟んで反対側には、観光案内所があります。
↑二の鳥居。
今回は愛犬ぽー🐶も一緒です(ぽーの写真撮れてない😅)。犬連れについての案内は特になく、スリングに入れて一緒にお参りしました🐶
闘鶏神社の御創建は、御由緒書きによると、
19代允恭天皇の419年に、熊野権現(現熊野本宮大社)をこの地に勧誘し、田辺の宮と称した。後白河法皇の御代(1100年頃)、熊野三所権現をこの地に勧請。1147年、熊野別当湛快の時新たに天照皇大神以下十一神を勧請し新熊野権現と称す、とのことです。
この湛快の子が湛増。そして、弁慶は湛増の子とも伝えられています。
(参考:鬪雞神社 - Wikipedia)
源平合戦の際に、源氏と平氏のどちらに付くか思案した湛増が、神前で赤(平氏)と白(源氏)の鳥を闘わせたところ、白の鶏が勝ったため源氏に味方した、という故事があり、そこから闘鶏神社と改称されました。
(参考:闘鶏神社御由緒書き)
このことから、勝負の神様としてご利益があるともいわれ、勝運向上を祈願する人も多いとか。
↑拝殿。お賽銭箱が中央ではなく横にあるのは珍しいですね👀最初気付かず、「あれ、ない?」となりました😅
私とぽー🐶、勝運向上を祈願しましたよ~(/・ω・)/(ぽー君、何に勝つんだい?)
↑湛増弁慶の像。鶏さんもいるので、闘鶏の場面でしょうか。
↑ここにも鶏さん🐓
↑伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀る本殿は、修繕工事中のようでした。その東側には、ずらりと社殿が連なっています。天照皇大神や八百万神(やおよろずのかみ)をはじめ、たくさんの神様が祀られています。
↑十日戎神社。
↑藤厳神社。
↑藤厳神社の本殿。田辺初代藩主の安藤直次公を祀っています。
↑弁慶社。弁慶を祀っています。
御朱印をいただきました。しかし今回は、御朱印だけではありません!
↑じゃーん、御朱印帳!こちらの御朱印帳が欲しかったのです☆弁慶と紅白の鶏。カッコいいです。
↑そして、その御朱印帳の1ページ目に、御朱印をいただきましたm(_ _)m
ちなみに、社務所では藤厳神社の御朱印もいただけますが、今回は闘鶏神社の御朱印のみ拝受しました。
世界遺産としてはそれほど目立つ存在ではないかもしれませんが、弁慶につながる歴史を感じて、いい参拝ができました。
闘鶏神社