【和歌山】やはり別格の存在感、高野山金剛峯寺。門前の桜&千住博画伯の襖絵を堪能(高野山・御朱印)
高野山を散策。
麓ではすっかり散ってしまった桜ですが、標高800~900mの高さにある高野山は春の訪れが遅く、今年最後の桜を見ようと訪れたのでした(4月11日)。
高野山には桜の木はそれほど多くはないものの、たくさんあるお寺の門前や境内に、1、2本けなげに咲いているのが、高野山の雰囲気と重なってとても風情を感じるような気がします🌸
この日一番人が集まっていたのは、やはり金剛峯寺でした。
↑金剛峯寺前の、左右に咲き誇るしだれ桜。
↑門前を彩るピンク、木は小さめですがとっても可愛かったです🌸
約3年ぶりに、金剛峯寺の中へ入って拝観しました。
高野山にはもう数えきれないほど訪れているけれど、金剛峯寺の中に入るのはこれが2回目です。
前回の記事↓
↑正門。
↑いつ見てもやはり、荘厳で存在感があります。
拝観料1,000円(大人)を支払い、中へ入ります。
※昨年(2020年)10月より、拝観料が値上げされました。
御朱印を希望する場合は、受付で先に御朱印帳を預けて番号札をもらい、帰りに受け取ります。
内部は、襖絵など一部撮影禁止の所がありますのでご注意を。
2回目の拝観なので写真は少なめですが、素敵な場所はやはり撮りたくなります。
撮影できませんが、それぞれの間に描かれた襖絵はやはり素晴らしく、見入ってしまいました。
↑美しい蟠龍庭(ばんりゅうてい)。この季節は桜が彩ってくれています🌸
↑こういう石庭を見て美しいと思える気持ち、大切にしたいものです。
あと、前回訪れた時の記憶がないのですが、新別殿。きっと見たはずなんだけど…😅
↑お隣には、中国西安で空海に密教の教えを授けた師、恵果和尚の像も。
↑大広間の外には、高野山のキャラクター・こうやくん。あれ、顔がない!と思ったら、顔はめパネル化しちゃって( ´艸`)
そして、前回訪れた時にはなかった、一番の見所。
それは、昨年(2020年)10月に奉納された、千住博画伯の障屏画です。これがまた、素晴らしい。
奉納されたのは、『瀧図』と『断崖図』の2作で、常設展示となっています。
※千住博さんの障屏画は撮影が可能でした☆
↑茶の間に収められたのは、全長16mを超す『断崖図』。
↑ダイナミックな崖の風景。千住氏は、「十代の空海が必死に修行をした風景を思い浮かべ」て描かれたそうです。
(金剛峯寺でいただいたパンフレットより)
↑こちらは、囲炉裏の間。全長25mを超す『瀧図』が、周りをぐるりと取り囲んでいます。
↑一見シンプルなようで、実はすごく奥深いように見えました。
↑金剛峯寺の寺紋について。一般に寺紋は一つですが、金剛峯寺は二つで寺紋となっているそうです👀
↑金剛峯寺の外にある、六時の鐘。福島正則が1618年(元和4年)に建立しました。今も午前6時から午後10時まで、偶数時に時刻を知らせてくれます。ちょうど鐘が鳴るタイミングでこの場所にいたので、思わず桜とパチリ。
いただいた御朱印です。
↑遍照金剛。奥之院や壇上伽藍と共に、ちょっと別格の存在な気がしている御朱印です(*^^*)