【福岡】境内の雰囲気がとても素敵でした!博多の街ナカで緑に癒された、承天寺(博多区・御朱印)
博多で御朱印さんぽ👣
若八幡宮のすぐそばにあるお寺、承天寺(じょうてんじ)を参拝しました。
よく知らずに立ち寄らせていただいたのですが、広くて綺麗で、すごく雰囲気の良いお寺さんでした!都会のオアシス的な空気感もあり…正直びっくりしました、良い意味で。
博多の街ナカに、こんなに素敵なお寺があったとは!
福岡地下鉄祇園駅から徒歩約5分。東長寺、若八幡宮からも徒歩ですぐ行ける距離にあります。
↑この門は、博多千年門。2014年に、新たな博多のシンボルとして完成した新しい門です。
この門から伸びる道が、承天寺通り。承天寺通りを挟んで北東側と南西側の両方が、承天寺の境内になっています。つまり、境内を斜めに承天寺通りが横切っている感じ。
こんな造りのお寺は初めて見ました👀これは、1963年の博多駅移転に伴う区画整理によってこのような配置になったのだそうです。
(参考:承天寺 - Wikipedia)
↑博多千年門を横から。雰囲気良いなぁー。
↑博多千年門をくぐり、承天寺通りへ。
通りは市道ですが承天寺の境内のようなもので、この承天寺通りの雰囲気がすごくすごく良かった!とてもよく手入れされていて、まるで大きな庭園です。歩いているだけで癒されました。こんな素敵な市道、なかなかないでしょう~。
↑博多千年門と反対側の、承天寺通りの端っこ。
それにしても、お寺の正門はどこなんだ!?
↑承天寺通りに、このような案内板がありました。矢印左側に仏殿、右側に寺務所があるとのことです。
まずは、仏殿のある南西側へ。
↑仏殿のある南西側に、山門がありました。
承天寺は、1242年(仁治3年)、円爾(えんに、聖一国師)という僧により開かれたお寺です。創建の際には、宋出身の商人・謝国明の援助があったそうです。
宗派は臨済宗東福寺派。円爾さんは後に京都へ赴き、東福寺を創建しました。
へぇぇ、東福寺の前身ともいえそうなお寺が、博多にあったのですねぇ。
↑山門をくぐると、青紅葉など、緑いっぱいの境内が迎えてくれます。
↑鐘楼。青紅葉に囲まれ風情があるなぁ。紅葉の季節も見ごたえがありそうですね🍁
↑大きく立派な仏殿!中には入れませんが、開いた扉から中をのぞいてお参りしました🙏
↑茶筅供養塔!神社やお寺を巡っているといろいろな供養塔に出会いますが、茶筅供養塔とは初めて見ました🍵
境内で印象的だったことの一つは、この写真でも分かる通り、地面に苔が生い茂っていて良い雰囲気を出していた点です😆
承天寺通りへ戻って、次は北東側の境内へお邪魔します。
↑中門から見る境内の雰囲気がすごく良い!青紅葉と地面の苔。日本だなぁ。
↑こちらからお邪魔しました。
↑饂飩・蕎麦発祥之地の碑、御饅頭所の碑とあります。
↑それがこちら。うどんにそば、まんじゅうまでここが発祥とされているなんて、なんだかすごい。
…あれ、まんじゅう発祥の地って他にもあったような。そう、奈良の漢國神社!
どちらもそれぞれの由緒があって、興味深いところです😆
さらに、食べ物ばかりではなく、承天寺は博多祇園山笠の発祥の地でもありました!
↑とにかく、境内の雰囲気がとても良いんです。地面の苔のせいもあるかな。
夏は厳しそうだけれど、晴れた春の日はずっと佇んでいたくなるような気持ち良さに包まれていました。
↑小さな三人のお地蔵さん。
↑この広い石庭は、扉の外から覗いて写真だけ撮ったものです。ここは檀家さんしか入れないようになっていました。入ってみたかったな。
さて、御朱印をいただきたいなと、寺務所を探すと…。
↑大きく立派な屋根に圧倒されます。この扉の所に、
↑このような貼り紙がありました。
中に入って、とありますが、ここに入っていいの?とおそるおそる扉を開けてみると、すぐに中の窓からお寺の方が声をかけてくださり、御朱印をいただくことができました。
↑書置きの御朱印で、その場で御朱印帳に貼り付けてくださいました。「釈迦牟尼佛」と書かれています。
いやぁ、本当に雰囲気が好きだなぁと感じた、とても良いお寺でした。伺えてよかった!ちょっと感動しちゃいました。
派手ではないのだけれど、とても落ち着き、心地いいひと時を過ごせる空間でした。
公式HPは検索してもヒットせず、ないようです。