【北京】胡同の奥でにぎわう、とっておきのクラフトビアバー。32種類のタップが飲める北平机器(方家店)
北京でもブームのクラフトビール。外国人も認める、良いお店が点在しています。
大御所で外国人にも特に人気の有名どころは、Great Leap、Slow Boat、京A、Arrow Factory。私も全部行ったことがあり、勝手に"四天王"と名付けています(笑)。
その四天王以外にも、気に入ったお店がいくつかありますが、その中の一つが「北平机器 Peiping Machine」です。
現在、北平机器は北京に3店舗。今回は、1号店である方家店へ。ちなみに他の2店舗は工体と朝陽大悦城にあり、懲りずに一人飲みに行っています🍺
方家店はその名の通り、方家胡同にあります。チベット仏教寺院の雍和宮からも徒歩圏内。
↑方家胡同はちょっと前までは、第二の五道営胡同になるのでは、というくらいにぎわっていたのですが、立ち退きが相次いでだいぶお店が減り、静かになりました。この46号は健在なのでひとまずホッ。
この46号はカフェやレストラン、事務所などが集まっているちょっとしたリノベーションスポットです。私が北京に来た時は既にあったので、新しくはなく、全然洗練されてはいませんが(笑)。
この46号の中に入り、奥へ奥へと進みます。
↑この、壊れるんじゃないかと思ってしまいそうなレンガの建物。ここが北平机器の1号店です。
↑店内は天井が高く開放的。昔の家屋をそのままリノベーションしたような造りで、ボロいままですが、それが逆に味があって良いんですよね。私はこういう雰囲気のお店、大好きです。
週末の夜、外国人客も多くにぎわっています。なのに店員さんは少なくてとても忙しそうでした。
北平机器の特徴の一つが、なんと言ってもこのタップの数。
↑ずらーっ!見ていて興奮するほど(笑)タップが並んでおり、その数32。
ちなみに、2号店である工体店はもっと多くて、50くらいありましたけどね🍻
北平机器が作っているオリジナルビールの他、ゲストビールもいろいろと揃えています。これだけのビールがドラフトで飲めるなんて嬉しい♪何を飲もうか迷うのも楽しいです。
カウンターの奥の方にレジがあるので、そこで注文。
私が行った時は、レジで注文する欧米人が押し寄せていて、店員さんが気の毒になるくらいでした(笑)。
体格の大きい欧米人がカオスにレジに押し寄せる中に紛れて並ぶ私。周りの欧米人を見ていて思いましたよ…この人たちも大抵ちゃんと並ばないし我先にと押すし、マナーは良くないな、と💦日本人は、中国人ばかりを指してマナーが悪いと言いがちですが、欧米人(どこの国の人たちか分からなかったので国によって違いはもちろんあるものの)も大抵のもんだぞ、むしろこの店では中国人の方がよっぽどマナーが良いぞ。というか、日本社会がマナーが良いんですよね。これは世界の常識ではなくて、日本の素晴らしい面であり誇らしいですし、同時にその日本基準が世界でも常識だと思ってかかるとギャップが発生するわけで。
…話がそれました💦
無事注文して、カウンターに座りました。
↑入口近くの席では、犬を連れたお客さんが🐶お店に確認はしていないですが、確かにここなら犬と一緒でも大丈夫そうかも。私もぽー連れて来たいなぁ。
このワンちゃん、とってもお利口さん。近づいてみたら、人懐っこく寄ってきてくれました。可愛い~。
↑方家美式小麦 / Fang's American Wheat(38元)。北平机器で作っているオリジナルのビールです。まろやかで飲みやすい🍺オリジナルグラスも中国っぽくてナイスです👍
↑おつまみに注文したチキン(38元)、メニュー名は忘れました(^-^;
このチキンの味付け、すごく好みでした♡ピリ辛でビールとの相性も抜群です!
↑カウンターの端っこに座っていて何気なく近くを見やったら、店員さんがここに乗り、
↑いきなりウィ~ンと上に上がっていったので驚き👀これ、リフトになっているんですねー、面白い。
そして、2階はビール醸造所になっているようでした。そこから樽を上げ下げしたりするのにこのリフトを使っている様子。こういう珍しいものが気になります(笑)。
ドラフトビールの種類が豊富で、胡同のレトロな空間もカッコ良く、個人的にはとってもツボなビアバー。
クラフトビール好きの人には、四天王以外にもぜひおすすめしたい一軒です。
★工体店はこちら★
北平机器(方家店)
住所:北京市東城区方家胡同46号院内E101号
http://www.dianping.com/shop/66035043