北京の地下鉄駅、こだわりの装飾がカッコいい
北京の地下鉄の駅で気付くこと。
それぞれの駅をふと観察してみると、装飾に結構こだわりがあるんですよね。
北京に来たばかりの頃は、地下鉄を利用してせっせと観光地に行っていたのですが、駅の装飾が面白くて、歩きながらよく見とれていました(笑)。
●6号線北海北駅
↑改札階。壁が、北海公園のイラストになっています。こういう風に、それぞれの名所をデザインしているのってすごく良いなぁと思います。
●4号線円明園駅
↑歴史まで書いてあります。この彫刻はもちろん、円明園の、西洋楼遺址区の遺構がモチーフになっています。円明園を初めて訪れてこの遺構を見た時、結構衝撃を受けたのを覚えています。インパクトが大きかった。
●4号線頤和園駅
↑世界遺産である頤和園の萬壽山を描いたこの壁画、なんだかちょっと可愛いです。
●5号線・6号線東四駅
この駅も素敵じゃないですか。ここで昔暮らしていた人たちの様子が目の前に浮かぶよう。
●7号線・14号線九龍山駅
↑この駅に限らず、ホームの壁に達筆な文字で駅名を書いてあるのをよく見かけます。カッコいいじゃないか。
↑駅名の由来にも関係しているのだと思うのですが、これは九龍山?詳しく調べてないです💦
●7号線橋湾駅
↑壁にこんなに細かい彫刻が刻まれています👀物語がありますね、良いですね。
↑橋湾駅のホーム。
↑ベンチもデザインにこだわりあり。ただし、座れる人数は少ないし、硬くて座り心地はイマイチです(笑)。
このように、よく見るとホームのカラーが統一されていたり、実はさりげなく装飾が施してあるところも多いです。そういうのを発見すると、この地は昔どういう場所だったんだろうという想像にもつながって面白いです。
●6号線・14号線金台路駅
↑ホームにもまた達筆な駅名。
↑改札階には、金台路から見渡せるCBDの高層ビル群のイラスト。
他にも面白い駅がたくさん、たくさんあります。
ここ数年北京に住んでいる間に、シェアサイクルや配車アプリといったサービスが急速に台頭して利用頻度も劇的に増えたので、地下鉄を使うことが以前より減ったのですが、
改めて、あえて地下鉄を使ってみるのも、魅力再発見ができて面白そうです。
こういう工夫があると、地下鉄に乗るのもちょっとは楽しくなると思うのは私だけでしょうか(笑)。
せっかく歴史ある都市にいるんだし、日々に忙殺されていると見過ごしてしまいそうな些細なことも、ふと目を向けてみる視野は忘れずにいたいなぁ、なんて思います。