これまでに訪れた中国の世界遺産
私は世界遺産巡りが大好きです。生きている内にできるだけ多くの世界遺産を訪れたい。
いうまでもなく、中国は、世界遺産の宝庫。これまで訪れた世界遺産を備忘録としてまとめてみました。
しかし、全然行けていないですね~。特に、中国に住んでいる間に、西部や内陸は遠くて全然攻められませんでした。成都をはじめ、素晴らしい遺産がたくさんあるのに行きそびれた所がたくさんあって心残り。いつか行ける時を楽しみにしています。
下記は、私が訪れたことがある場所です。
■北京市
北京中心部から一番行きやすい八達嶺。初めて雄大な長城を目にした時は、やはり感動しました。
観光客にメジャーなのは上の八達嶺ですが、行って快適なのは断然こちらの慕田峪。八達嶺よりも人が圧倒的に少なく、中国人より欧米人客の方が目立ちます。
上の方に「毛主席」の文字が見えますね👀
また、慕田峪長城の麓にある宿泊施設Brickyardは素敵な所でおすすめです。
―黄花城水長城
あれ、写真撮ったのですが見つからないです(泣)。
「水長城」の名の通り、水に入り込む珍しい長城が見られる場所です。夏は水辺でBBQを楽しみに訪れる人も多いです。
―金山嶺長城 ※河北省
「長城の中の長城」と呼ばれる、万里の長城の中でも特に絶景の金山嶺。ただし、私は雪の積もる冬に行ったのでとても大変でした…(笑)。詳しくはこちらのブログにて。
いつ行ってもそのスケールに圧倒される、偉大な建築。故宮といえばやっぱり映画の『ラストエンペラー』の感動がよみがえります。
↑こちらは景山公園から見渡す一面の故宮。美しいです。
●明・清朝の皇帝陵墓群
―明十三陵
↑定陵
北京の世界遺産の中ではやや地味かな。八達嶺長城とセットで訪れることもできます。
詳しくはこちらのブログにて。
―清西陵 ※河北省
北京から日帰りで行ける清西陵。ブログでも書いた通り、隣の民間のお墓にはラストエンペラーも眠っています。
清東陵には行かずじまいだったことが心残り。
●天壇:北京の皇帝の廟壇
北京中心部から地下鉄ですぐに行ける世界遺産、何度も訪れました。その中でもあえてこの夜の写真を。珍しいでしょ?
もちろん、観光客が参観できるのは夕方まで。
3年くらい前に、某旅行会社さんの特別企画で、夜のライトアップ天壇を貸し切りできるというこの上ない素敵なイベントに参加させていただいた時の写真です。
昼間は観光客であふれかえる天壇を、夜貸し切りできるなんて、幸せなひと時でした。
そして、昼間は見ることのできないこの幻想的な姿。美しいです。北京の忘れられない思い出だな。
●頤和園、北京の皇帝の庭園
ご存じ西太后ゆかりの、贅を尽くした巨大な庭園。こちらでもスケールの大きさに圧倒されます。
●周口店の北京原人遺跡
おそらく、北京にこういう世界遺産があることは知っていても、地味すぎて観光客はあまり行かないであろう、影の薄い北京原人さん遺跡。
私は、行きましたよ~。北京中心部から地下鉄とローカルバスを乗り継ぎ片道2、3時間近くかかったのを覚えています。そして、行ってもやはり、予想通りの地味さです(笑)。
■山東省
●曲阜の孔廟、孔府、孔林
あの孔子ゆかりの場所。詳しくはブログにて。
●泰山
中国人が一生に一度は登りたい山として名高い泰山。なんだか良い写真が残ってなくて💧途中まではバスで行き、途中から徒歩で登りましたがどえらい疲れた記憶が。
ちなみに、5元札にはこの泰山が印刷されています。5元札を持って写真を撮っている人がたくさんいましたよ。
■河北省
●承徳の避暑山荘と外八廟
―避暑山荘
―外八廟
↑普陀宗乗之廟。ラサのポタラ宮を模しており、「小ポタラ」とも言われます。
↑須弥福寿之廟
北京から日帰りで訪れた承徳。私が行った時は、山火事注意の時期だったそうで、避暑山荘内のケーブルカーが動いていませんでした(笑)。
■河南省
●「天地の中央」にある登封の史跡群
↑塔林
この一帯には厳かな雰囲気が漂っています。観光客の客引きはやたらとうるさかったけれど。
周りには、武術を学ぶ学校がたくさんありました。現役学生(?)によるショーも観覧できます。
●殷墟
少林寺と合わせて、せっかくの世界遺産だしと訪れたのですが、とってもがっかりガックシな場所でした~。
古代殷王朝の遺構であり、甲骨文字が発見されたということで歴史的には非常に価値の高い場所であるということは見逃せないのですが、
どうしても、地味で地味で、「あ、そ、そうか」という感想に(笑)。北京原人遺跡と並んで、中国の地味ーズ世界遺産です(笑)。
そういえば、この写真の内部に、鹿がたくさんいましたよ。奈良公園ほどではないですが(笑)。
さらに、近くには「文字博物館」というこれまたマニアックな博物館もありました。マニアックで笑えてきちゃいましたが、漢字の成り立ちなどに興味のある人は面白いかも。
●龍門石窟
中国の三大石窟の一つ。スケールの大きい石窟に圧倒されました。
ちなみに他の二カ所、雲崗石窟と莫高窟には行ったことがありません。
■陝西省
―兵馬俑
一度は訪れてみたかった、西安の兵馬俑。写真やテレビで見て知ってはいたのですが、いざ本物を目の前にすると、やはり感動がありました。
きらびやかな古都長安だった西安。他にも多くの見所がありました。
―大雁塔
西安で兵馬俑の後に訪れた大雁塔。ここも、シルクロードの一部として世界遺産に登録されています。
■浙江省
●杭州西湖の文化的景観
1元札に描かれた風景、杭州西湖。
上海から気軽にアクセスできます。
■江蘇省
―拙政園
世界遺産に登録された蘇州の庭園はいくつもあるのですが、この拙政園しか行ったことがありません。
蘇州は上海からすぐですが、上海とは違った落ち着いた雰囲気があって良い所です。
■福建省
●鼓浪嶼:歴史的共同租界
世界遺産になる前に行きました。
私、アモイが大好きです。台湾と海峡を挟んで向かい合った港町の雰囲気がとても心地よくて。
ただ、ただ!
この、世界遺産になったコロンス島は、あまり良い印象がありません…。
というのも、島自体は素敵なんです。じっくり島散歩をしてみたいくらい。
しかし、人がとにかく多すぎて。島に人があふれかえり、本来であればゆったり島の雰囲気を楽しめるはずが、島中中国人観光客だらけでマナーの悪い人も目立ち、かなり辟易してしまったのでした。
私が訪れたのは中国の3連休中だったので余計そうだったのかも。混雑シーズンを外して行くことをお勧めします。
ということで、島の写真も撮る気にならず、コロンス島に着いた船の写真しか残っていませんでいた💧
という、私にとってはイマイチの印象だったコロンス島。でも、アモイ自体は本当に好きな場所です。コロンス島に無理して行かなくても、アモイを楽しめます。
■マカオ
―セナド広場、聖ドミンゴ広場
―民政総署大楼
―仁慈堂大楼
―聖ドミニコ教会
―大堂
―大堂広場
―モンテの砦
マカオ歴史地区として世界遺産に登録されているのは30カ所。全部は回りきれなかったなぁ。
狭いマカオの中に、東洋と西洋の文化が融合している雰囲気、とても好きです。
マカオには、これまで4度訪れました。機会があればまた行きたいな。中国大陸から気分転換しにショートトリップするには絶好の場所です(笑)。
まだまだ行ったことのない中国の世界遺産、いくつもあります。
中国に住むと、これらの世界遺産を気軽に訪れることができるのも大きな魅力!
私は帰国してしまいましたが、まだまだ行きたいところがたくさん残っているので、次のチャンスが楽しみです。