【和歌山】世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」~高野山とのつながりが深い、丹生都比売神社(かつらぎ町・御朱印)
先日、愛犬ぽー🐶と一緒に、和歌山のかつらぎ町にある丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ) へドライブに行ってきました🚙
丹生都比売神社は、高野山へ上る途中の天野盆地に位置します。高野山と共に、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されました。紀伊国一宮、そして全国にある丹生神社の総本社でもあります。
”一宮”という言葉を大鳥大社で知って、嬉しくて使いたい私( ˘•ω•˘ )
↑第2駐車場で、赤く綺麗な輪橋をバックに。
↑青空と、紅葉始まりのグラデーション、赤い橋が融合していて美しいです。
↑外鳥居。山に抱かれ、空気感が変わるのを肌で感じます。
↑輪橋を渡ります。思ったより傾斜がありました。
↑横からも撮ってみました。この輪橋、Wikipediaによると「淀君の寄進で建立」とあるのですが、神社の公式HPにはそのような記述が見当たりません(私が見落としていなければ💦)。真偽は分からないですね…😅
(参考:丹生都比売神社 - Wikipedia)
↑輪橋のてっぺんから。なんだかとても素敵な光景。
↑登りきったところから、また撮ってみました。この輪橋のある光景がとても気に入って、何枚も写真を撮ってしまいました。
↑禊橋と、中鳥居。立派な楼門が見えます。
↑この形、辛國神社にもあった、両部鳥居ですね!ここも、神仏習合の名残です。
丹生都比売神社は、今から1700年以上前の創建と伝えられる、非常に古い歴史を持つ神社です。
御祭神は、丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)、高野御子大神(たかのみこのおおかみ)など。
ここが弘法大師空海、そして高野山と深いつながりがあるその理由は…
丹生都比売大神の御子、高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。
(公式HP:御由緒|丹生都比売神社より)
古くは、丹生都比売神社に参拝した後に高野山に登ることが慣習になっていたそうです。まさに、高野山参詣の出発点がこちらだったのですね。
↑手水舎。の奥に見えているのが社務所で、最後にこちらで御朱印をいただきます。
楼門が拝殿になっていて、一般参拝客は楼門の前で参拝します。楼門は重要文化財に指定されており、荘厳なたたずまい。あれ、楼門の写真を撮るのを忘れていました…💧
↑楼門の奥には、こちらも重要文化財の本殿があります。一般参拝客が近付けるのはここまで。右側より、第一殿から第四殿が並んでいます。
↑境内社の、佐波神社。
御朱印をいただきました。
社務所には、オリジナル御朱印帳もありました。さらに、高野山へ空海を導いたという黒と白の犬をモチーフにした、可愛らしい「犬みくじ」もあります🐶
この日は紅葉が色づき始めたくらいで、秋深くなる前のグラデーションもまた趣があって良いです。紅葉の見頃はこれからですね。ぽー君は、居合わせた観光客のおばさまに可愛い可愛いと褒めちぎられ、喜んで懐いておりました😅
山に抱かれ、神秘的な空気に包まれる空間は、まさに選ばれた”聖地”であると感じました。高野山を訪れる際には、ぜひこちらにも足を運んでみると、より理解が深まるのではと思います。
丹生都比売神社
↓この本の表紙の写真がまさに、丹生都比売神社です!⛩