元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】紅葉の隠れた名所 空海ゆかりの延命寺(河内長野市・御朱印)

大阪の河内長野に紅葉の名所があると知って、ふらりと行ってみました。 観心寺の近くに位置する、延命寺です。

 

南海高野線美加の台駅を降りて、バスに乗ります🚌

 

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↑「延命寺へお越しのお客さまは神ヶ丘口でお降りください。」とあります。神ヶ丘口とは別に「延命寺口」というバス停もあるので、紛らわしいです💦延命寺口で降りたらどこに着くのかしら…絶対間違って降りた人いますよね😅

 

神ヶ丘口でバスを降り、10分ほど歩きました。バス停から延命寺までの道のりは、ところどころに矢印の案内があるので迷わずに行けます。

 

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延命寺の前の山道。竹が茂っていて、ここはここで雰囲気が良かったです。

 

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↑奥に見えるのが、山門です。秘境感もたっぷりで、この雰囲気がもう素敵。

 

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↑山門に近づいてみました。

 

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延命寺は、真言宗御室派のお寺。弘仁年間(810~824年)、弘法大師が当地方を巡化(じゅんげ:僧が巡回して説法し、教化すること)の時、一寺を建立し、自ら地蔵菩薩の尊像を刻んで本尊とされたのが始まりとされています。

江戸時代、浄厳(じょうごん)和尚が高野山で20余年間修行した後、1677年(延宝5年)に当寺を中興し、薬樹山延命寺となりました。

(現地でいただいた「薬樹山延命寺案内」を参考)

 

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↑山門の前にあった石碑。左側には「楠氏一門和田正遠之菩提所」とあり、楠木正成の叔父にあたる方で、その墓碑がこちらにあります。右の大きい方は…すみません、よく分かりませんでした。

 

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↑境内に足を踏み入れると、おおお、綺麗!見頃にはまだ早く、色付き始めのグラデーションの段階ですが、これはこれで風情があって素敵です(*^^*)

紅葉狩りの参拝客がたくさん訪れていました。

 

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↑手水舎。

 

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↑庫裡と大玄関前の庭園も、真っ赤に色付き綺麗です。

 

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↑「新河内長野八景二勝」に選ばれているそうな。

 

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↑本堂でお参りします。御本尊は如意輪観音

 

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↑本堂の隣にある、光明堂。

 

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↑光明堂前にあった「日曜瞑想会」のご案内。イラストが可愛くてほっこりします♡こういうイベントも行われているのですね~、とても良いです(^^)

 

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↑悲母観音。観音さまの隣にはたくさんのぬいぐるみが置いてあって、水子供養の場となっているようです。

 

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毘沙門堂

 

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↑この先には行きませんでしたが、もみじの山でしょうか。延命寺を含むこの一帯は、長野公園延命寺地区となっており、紅葉のハイキングスポットでもあります。ちょっと歩いてみてもよかったかな~。

 

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地蔵堂

 

さて、延命寺に来たら絶対外せないスポットが蓮池です。地蔵堂の隣に宝物館があり、その奥の方に神秘的な池が広がっています。

 

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↑蓮池の真ん中に立つ塔と、池をぐるっと取り囲むように木々が生い茂っています。

 

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↑この光景がとても神秘的で美しくて、しばらく見入ってしまいました。池の周りを歩くこともできます。

 

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↑鳥居もあります。神仏習合の名残でしょうか。

 

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スマホカメラで写真の腕もイマイチなのが残念ですが😅紅葉のグラデーションと池に浮かぶ塔とのコントラストが綺麗で、何枚も写真を撮っていました。

紅葉が真っ赤に染まりまさに見頃になったら、また違った景色が見られそうです。

 

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↑蓮池への階段を上がった所から、境内を見渡します。

 

写真を撮り忘れましたが、蓮池の手前には、樹齢千余年の巨大な「夕映の楓」があります。これは弘法大師御手植えと伝えられ、夕日に映える姿が一際美しいことからそう呼ばれているのだとか。

 

御朱印をいただきました。ありがとうございますm(_ _)m

 

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大阪にもこんなに、秘境感たっぷりに日本の四季を堪能できる場所があるんですね(^^)南河内もまだまだ、奥が深いです。

紅葉シーズンなので人はそこそこ多かったものの、不思議と騒がしさは感じず、静かに落ち着いた時間を過ごせました。

 

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延命寺を出て、観心寺へと続く山道の入口にも綺麗なグラデーションを見つけました。延命寺観心寺間は約1.5㎞。

観心寺も紅葉の名所なので、合わせて訪れるのも良いですね。

 

 
 
 
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延命寺

住所:大阪府河内長野市神ガ丘492

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