【大阪】”日本最古の戎宮”を称する、石津神社(堺市・御朱印)
大阪の堺市堺区にある、石津神社(いしづじんじゃ)へ行きました⛩
国道26号線沿いにあります。
↑この看板があるのですぐに分かりました。「日本最古の戎宮」??何やら歴史がありそうです。
↑朱塗りの大きな鳥居をくぐって、お邪魔します⛩
↑石津神社の紹介。
神社HPによると、
石津神社は延喜式(西暦九二七年・平安時代)神名帳に見られ、神社に伝わる古文書に「往古、事代主神(戎神)が此の地に五色の石を携え御降臨され、この地に置き給う」、故、此処を「石津」と名付く。
第五代孝昭天皇の七年(紀元前四六九年)八月十日の神勅(天皇の御命令)により祭礼を行う{日本最古の戎宮の由縁}以降、月の十日を月次祭(月々のお祭り)として現在に引き継がれています。(石津神社HP「御由緒」より)
とあります。すなわち、紀元前469年を創建とし、これが”日本最古の戎宮”とする由縁、とのこと。非常に古い歴史を持つ神社なのですね。
主祭神は、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)、大巳貴神(おおなむちのかみ)、天穂日神(あめのほひのかみ)。
ところで、同じ堺市に、名前が非常によく似た「石津太神社」という神社があります。こちらは西区ですが、地図上で見るとまあまあ近い位置にあります。名前が似ていて近くにあるので、何か関係があるのだろうと思ったら、石津太神社の方も”日本最古の戎宮”を名乗っているそうで。Wikipediaによると、
孝昭天皇7年8月10日に勅願により創建されたという式内社石津太神社(いわつのおおじんじゃ)に比定されている。石津太神社については、同市西区浜寺石津町中の石津太神社(いわつたじんじゃ)も論社となっており、元々はどちらかが本社、どちらかが御旅所か分社であったと考えられている。両社とも八重事代主神(戎神)降臨の地として、「日本最古の戎宮」を称している。
(「石津神社 - Wikipedia」より)
とのことです。ほぉ~。石津太神社の方にはまだ行ったことがありませんが、こちらにもぜひ訪れたいところ。
↑境内の様子。狭くもなく広くもなく、地域に根付いた、居心地の良い落ち着く空間、といった感じです。
↑御神木の大楠、こちらは推定樹齢1,000年、迫力があります。とても大きくて、写真に収められませんでした。御神木の前には、「日本笑姿初石津大社」の石碑があります。
↑拝殿・本殿。こちらにも大きな御神木があります。手前の狛犬さんは、赤い差し色が素敵。
こちらで、二礼二拍手一礼です。コロナ対策のためか、鈴緒は撤去されていました。
野見宿禰社には、野見宿禰神(のみすくねのかみ)を祀っています。野見宿禰神は、相撲の始まりに縁のある人で、石津神社の初代神主でもあります。隣の天満宮はもちろん、菅原道真を祀っています。
そしてこちらの書置き御朱印、紙のサイズが大きくしかも縦に細長くて、私の神社用御朱印帳(小さいサイズ)には収まらず、どうしようか悩みました(笑)。お寺用で使っている大きいサイズの御朱印帳とも比較してみましたが、それでもはみ出す大きさ(゜.゜)
横幅は、ギリギリのところで切って収まったものの、縦は切っても収まらず、下の部分を少し折って閉じています😅
堺には興味深い神社がたくさん。またいろいろと訪れたいです。
石津神社