【大阪】”真田の抜け穴”がある、三光神社(天王寺区・御朱印)
大阪の天王寺区にある、三光神社へ行きました。真田ファンにはおなじみであろう、真田幸村ゆかりの神社です。
ここはかつての真田丸の一部と考えられ、「真田の抜け穴」が残っています。
JR大阪環状線&地下鉄長堀鶴見緑地線玉造駅から徒歩約5分の位置にあります。
↑北側の鳥居。この鳥居は新しいもので、鳥居の前にはよく見ると小さな折れたような石碑があります。
これは、片柱の鳥居。これが元々の大鳥居でしたが、戦火を被り、片柱の一部を残すのみとなってしまいました。悲惨な戦争を繰り返すことのないようにと、平和と国家の安泰を祈願して残されているそうです。
(参考:「三光神社<公式ホームページ>」)
↑こちらは、東側の鳥居。
↑東側の鳥居をくぐって小さな高台に上がるとすぐに、堂々たる真田幸村公の像が迎えてくれました。
↑正面から。この像は、1987年(昭和62年)に建立されました。像の立つ台座には、よく見ると「真田石」と書かれています。これは、信州上田の真田家の菩提寺である長谷寺より取り出した石なのだそうです。
↑像のそばには、ここです!真田の抜け穴です。
1614年(慶長19年)、真田幸村がわずか1カ月余りで真田丸と呼ばれる砦を設け、大阪城へ通じる地下道を作ったと言い伝えられています。その抜け穴跡がここ、というわけです。
当時の様子を想像すると、ワクワクしますね。
(ただしWikipediaによると、真田幸村が作ったものではない可能性も指摘されているとのこと💦)
↑抜け穴に近づいてみました。六文銭がカッコいいです。このように普段は施錠されていますが、毎年11月の第一日曜日だけは「真田祭り」が開催され、一年に一度ここが開放されます。
↑さらに小高い所に、社殿があります。ここで二礼二拍手一礼。
三光神社の創建年は不明ですが、反正天皇の時代と伝えられる古社。御祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の三柱です。
↑お賽銭箱の隣に、鋭い目つきの幸村さんがどーんと構えています。
↑社殿の隣には、顔はめパネルも。
↑こちらは寿老神さん。大阪七福神めぐりに含まれています。
大阪七福神めぐりについては→三光神社<公式ホームページ>>大阪七福神について
実はこれで、個人的にはやっと大阪七福神めぐりをコンプリートしたことになります!
しかし、三光神社では神社の御朱印のみいただいて、寿老神の御朱印をいただいてこなかったので、寿老神の御朱印をいただきにまた来ます(/・ω・)/
また、真田幸村と六文銭をモチーフにした、オリジナル御朱印帳もありますよ。六文銭の絵馬やお守りもカッコいいです。
同じ天王寺区にある安居神社と合わせて、真田ファンが多く訪れる神社。大阪の歴史を感じる、興味深い場所でした。桜ももうすぐ開花かな?🌸
※2021/8/1追記
再訪し、寿老神の御朱印をいただきました☺