【大阪】昔は住吉大社の重要な末社だった、山阪神社(東住吉区・御朱印)
大阪・東住吉区をぶらり。
出雲大社大阪分院からトコトコ歩いて、山阪神社へ参拝しました⛩最寄り駅は、JR阪和線南田辺駅から徒歩約4分です。
↑正面鳥居。隠れていますが、社標が大きくて、どんな所だろうとワクワク。ここからジグザグに参道が伸びています。面白い造りの境内だなぁ。緑も多いです。
山阪神社の詳しい創建は不明。公式HPはないのか見つかりませんが、Wikipediaによると、
田辺宿禰がこの地に祖神の天穂日命を祀ったものと云われ、『摂津志』に田辺西神祠は南田辺村の山阪明神とある。
(「山阪神社 (大阪市) - Wikipedia」より)
とのこと。
御祭神は天穂日命(アマノホヒノミコト)で、相殿に野見宿禰命(ノミノスクネノミコト)など。
田辺氏は元来、西国から移動した渡来系氏族で、現在の柏原市に拠点を持ち大いに栄えた一族であり、その分家がこの地に移住して自らの祖先神を祀ったとされます。
地名の田辺も田辺氏に由来するとされています。(中略)
田辺氏と同系の土師氏の祖先神が野見宿禰命で、天穂日尊の子孫とされていることに因んでいるとも思われます。
住吉松葉大記によると、大海(オオワタズミ)、大依羅(オオヨサミ)、開口(アグチ)、座摩(イカスリ)、生国魂(イククニタマ)の末社群の上位に位置されたので、当社が住吉大社により大変重視されていたと考えられます。
ですって。へぇぇー!
↑正面鳥居をくぐってすぐ左手の場所にある、楠社(楠大明神)。御神木を祀っているのかしら?
↑手水舎。
↑コロナのためか、柄杓は撤去されていました。龍の口から水が出ています🐉
↑斜めに折れる参道を進みます。
↑参道脇に、「力石」が並んでいます。一番右の力石、よーく見ると、下に横綱 千代の富士とあります。かなり見えにくくなっていますが💧千代の富士の直筆だそうです!
なぜ千代の富士?と思ったら、Wikipediaにこうありました。
かつては祭神の 野見宿禰に因み、奉納相撲が行われていた。 その由緒から、現在でも大相撲大阪場所では九重部屋の宿舎になっている。
(「山阪神社 (大阪市) - Wikipedia」より)
↑拝殿(本殿)に着きました。こちらでしっかり、二礼二拍手一礼。ここもコロナ予防のためか、鈴緒は撤去されています。
↑干支の大絵馬、牛が赤べこです!可愛い♡
↑本殿の隣に、荒川稲荷神社。
↑本殿からちょっと離れた位置に、えびすさん×2の笑顔が視界に飛び込んできて、八日戎社を発見。十日戎はよく聞くけれど、八日戎は知りませんでした~。行事の際は、商売繁盛を願って賑わうのでしょうね😆
↑日付の丁寧な表記が嬉しいです(*^-^*)
神社巡りは、その地域の歴史について学べるのも魅力の一つですよね。山阪神社でも、それを大いに感じることができました。
山阪神社