元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】昔は住吉大社の重要な末社だった、山阪神社(東住吉区・御朱印)

大阪・東住吉区をぶらり。

出雲大社大阪分院からトコトコ歩いて、山阪神社へ参拝しました⛩最寄り駅は、JR阪和線南田辺駅から徒歩約4分です。

 

f:id:minghuabj:20210927125017j:image

↑正面鳥居。隠れていますが、社標が大きくて、どんな所だろうとワクワク。ここからジグザグに参道が伸びています。面白い造りの境内だなぁ。緑も多いです。

 

阪神社の詳しい創建は不明。公式HPはないのか見つかりませんが、Wikipediaによると、

田辺宿禰がこの地に祖神の天穂日命を祀ったものと云われ、『摂津志』に田辺西神祠は南田辺村の山阪明神とある。

(「山阪神社 (大阪市) - Wikipedia」より)

とのこと。

御祭神は天穂日命(アマノホヒノミコト)で、相殿に野見宿禰命(ノミノスクネノミコト)など。

田辺氏は元来、西国から移動した渡来系氏族で、現在の柏原市に拠点を持ち大いに栄えた一族であり、その分家がこの地に移住して自らの祖先神を祀ったとされます。
地名の田辺も田辺氏に由来するとされています。

(中略)

田辺氏と同系の土師氏の祖先神が野見宿禰命で、天穂日尊の子孫とされていることに因んでいるとも思われます。

(「大阪市東住吉区:083 山阪神社 (…>東住吉100物語>寺社・史跡・伝承)」より)

そして、住吉大社末社でもあったそうです。

住吉松葉大記によると、大海(オオワタズミ)、大依羅(オオヨサミ)、開口(アグチ)、座摩(イカスリ)、生国魂(イククニタマ)の末社群の上位に位置されたので、当社が住吉大社により大変重視されていたと考えられます。

(「大阪市東住吉区:083 山阪神社 (…>東住吉100物語>寺社・史跡・伝承)」より)

ですって。へぇぇー!

 

f:id:minghuabj:20210927125011j:image

↑正面鳥居をくぐってすぐ左手の場所にある、楠社(楠大明神)。御神木を祀っているのかしら?

 

f:id:minghuabj:20210927125006j:image

↑手水舎。

f:id:minghuabj:20210927125022j:image

↑コロナのためか、柄杓は撤去されていました。龍の口から水が出ています🐉

 

f:id:minghuabj:20210927125028j:image

↑斜めに折れる参道を進みます。

 

f:id:minghuabj:20210927125039j:image

↑参道脇に、「力石」が並んでいます。一番右の力石、よーく見ると、下に横綱 千代の富士とあります。かなり見えにくくなっていますが💧千代の富士の直筆だそうです!

なぜ千代の富士?と思ったら、Wikipediaにこうありました。

かつては祭神の 野見宿禰に因み、奉納相撲が行われていた。 その由緒から、現在でも大相撲大阪場所では九重部屋の宿舎になっている。

(「山阪神社 (大阪市) - Wikipedia」より)

 

f:id:minghuabj:20210927125033j:image

↑拝殿(本殿)に着きました。こちらでしっかり、二礼二拍手一礼。ここもコロナ予防のためか、鈴緒は撤去されています。

 

f:id:minghuabj:20210927125000j:image

↑干支の大絵馬、牛が赤べこです!可愛い♡

 

f:id:minghuabj:20210927124955j:image

↑本殿の隣に、荒川稲荷神社。

 

f:id:minghuabj:20210927125045j:image

↑本殿からちょっと離れた位置に、えびすさん×2の笑顔が視界に飛び込んできて、八日戎社を発見。十日戎はよく聞くけれど、八日戎は知りませんでした~。行事の際は、商売繁盛を願って賑わうのでしょうね😆

 

社務所御朱印をいただきました。

f:id:minghuabj:20210927000141j:image

↑日付の丁寧な表記が嬉しいです(*^-^*)

 

神社巡りは、その地域の歴史について学べるのも魅力の一つですよね。山阪神社でも、それを大いに感じることができました。

 

 

阪神

住所:大阪府大阪市東住吉区山坂2-19-23

www.city.osaka.lg.jp