元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】境内の大きなイチョウが目印。大坂の陣ゆかりの白山神社(城東区・御朱印)

大阪城周辺をぶらり。

大坂の陣ゆかりの神社の一つ、城東区の白山(しらやま)神社を参拝しました。

JR大阪環状線森ノ宮駅から徒歩15分くらいの場所にあります。私は大阪城から歩いて行ったのですが、25~30分近く歩いたかも😅

住宅街の中にひっそりと鎮座する、小さなお社です。

 

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↑こちら、正門鳥居⛩

 

白山神社の創建は不明。1872年(明治5年)までは、白山権現と称されていました。

1576年(天正4年)、織田信長石山本願寺を遊撃した際に、社殿を焼失してしまいます。

出た、信長…!いや本当に、大阪の神社やお寺って、信長により焼失した所が多いなぁと、神社仏閣巡りをしていてつくづく感じます💦

その後、1603年(慶長8年)、豊臣秀頼によって再建されました。しかし、1614年(慶長19年)、大坂冬の陣による兵火で、再び社殿は焼失しました。

再建を繰り返し、Wikipediaによると計8回の改修が行われたとか。

(参考:「白山神社 (大阪市) - Wikipedia」)

御祭神は、菊理媛神(くくりひめのかみ)。伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の二柱の中に立ち、仲を取り持ったことから、縁結びの神様として信仰されています。

菊理媛神 - Wikipedia

 

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↑手水舎。コロナ感染予防のため、柄杓は撤去されています。ホース(?)から出てくるようになっていて、設置を頑張られたのだなぁと。

 

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↑境内でまず目を見張るのが、御神木であるこの大きなイチョウの木!とても大きくて、全体を写真に収めることができません。色付いたらもっと綺麗でしょうね。

大坂冬の陣の時、本多忠朝がこのイチョウの木の上に登り、戦況を観察していたのですって!そんな光景を思わず想像してしまいます( ´艸`)

そういえば、本多忠朝は死の間際にお酒の失敗を悔いたという”酒封じの神”で、天王寺の一心寺にそのお墓がありましたね!

minghuabj.hatenablog.com

 

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↑こちらが拝殿(本殿)です。しっかりと、二礼二拍手一礼で参拝。

 

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↑お口の大きな狛犬さん。

 

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↑光徳稲荷神社。

他にも境内社がありました。

 

社務所御朱印をいただきました。インターフォンを鳴らすと出てきてくださり、丁寧にご対応いただいて嬉しかったです。

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↑中央の朱印の形がなんだか素敵。右下の印には、「摂津國中浜鎮座」とあります。

 

小さな神社ですが、大坂の陣など幾たびの苦難を乗り越えてきた歴史を感じる場所でした。

この日もご縁に感謝ですm(__)m

 

 

白山神社

住所:大阪府大阪市城東区中浜2丁目3-15

www.city.osaka.lg.jp