【大阪】なんば周辺で福巡り。今宮戎神社と敷津松之宮(大國主神社)で御朱印をいただく
なんば周辺でトコトコ神社巡り⛩
難波八阪神社に参拝する前に、今宮戎神社と敷津松之宮(大國主神社)へ行きました。
今宮戎神社と大國主神社、どちらとも「大阪七福神めぐり」に含まれています。
「大阪七福神めぐり」についてはこちら→今宮戎神社ホームページ
(いまみやえびすじんじゃ)
↑こちらの鳥居からお邪魔しました。
境内は広くはありませんが、きれいでこざっぱりしています。本殿にお参り。
↑都会の雑居ビルの中にたたずんでいます。
今宮戎神社は、商売繁盛の神様”えべっさん”として、大阪で親しまれている神社です。
私は行ったことがありませんが、毎年1月9日~1月11日の十日戎のお祭りには、なんと約100万人の参詣者が訪れ、熱く賑わうのだとか。
そんな賑わいが想像できないくらい…私が訪れた時は、ほかに参拝客もおらず、貸し切り状態でした^^;
ネットで過去の十日戎の写真を見ましたが、この境内が人でぎっしり埋め尽くされていました!お祭りの時に来てみたいなぁ。
↑干支のイラストが描かれた大きな絵馬(?)。
↑大きな社務所です。えびすさんのお顔で、御朱印の授与所が分かりやすくて助かりました(*^-^*)
●敷津松之宮(大國主神社)
(しきつまつのみや・おおくにぬしじんじゃ)
地下鉄大国町駅からすぐ。私は今宮戎神社から歩いて向かいました。
↑地元では「木津の大国さん」として親しまれているそう。
さて、なぜいろいろな所で「敷津松之宮(大國主神社)」と表記されているのだろうと思ったら、「敷津松之宮」の摂社が「大國主神社」ということなのです。摂社の大國主神社の方がよく知られているそうで、このように表記されているのですね。
(参考:敷津松之宮 - Wikipedia)
そして、上の写真の鳥居は「大國主神社」ですが、南側にある鳥居(写真撮り忘れ)には「敷津松之宮」とありました。
それほど広くはないものの、敷津松之宮と大國主神社、2つの神社が境内を共有しているようにも思え、なんだか不思議な場所です。
↑手水舎。
↑「氏神様」と書かれています。こちらは、敷津松之宮の拝殿です。まずはこちらから参拝。
↑次に、「大国様」と書かれたこちらに参拝。大國主神社の拝殿です。福徳開運の神様・日出大国像をお祭りしています。
そして驚いたのが、拝殿の前に鎮座しているのは狛犬、ではなく…
↑狛ねずみさんです!
↑愛嬌のあるお顔です。狛犬ではなく狛ねずみさん、初めて見ました~!
↑手水舎の奥に鎮座している、境内社の楠稲荷社。
↑表情がユニークで思わず写真を撮ってしまいました。
↑木津勘助像。この辺りの地域の開発に尽力した方です。
↑折口信夫の歌碑もあります。
参拝を終え、御朱印をいただきました。
先ほどの今宮戎神社とあわせて、ちょうど見開きになりました。
↑今宮戎神社の鯛が可愛らしいです🐟 大國主神社の方には大阪七福神の打ち出の小槌印も。
都会で福巡り、歩きながら回れるので良い散策にもなります(笑)。また残りも回ってみようっと。運気アップしたい!( ´艸`)
敷津松之宮(大國主神社)
警察大生が正義のために突っ走る 韓国映画『ミッドナイト・ランナー』
映画鑑賞記録。韓国映画『ミッドナイト・ランナー』をAmazonプライムで観ました。
警察大学の学生2人が事件に立ち向かう話。タイトル通り疾走感があり、スカッと観られる映画でした。
『ミッドナイト・ランナー』(2017年韓国)
原題:청년경찰
監督:キム・ジュファン
出演:パク・ソジュン、カン・ハヌルほか
Amazonプライムの視聴はこちら↓
Amazon.co.jp: ミッドナイトランナー(字幕版)を観る | Prime Video
*****
警察大学に入学したギジュン(パク・ソジュン)とヒヨル(カン・ハヌル)。親友の2人はある夜、偶然にも外出先で女性が拉致される現場を目撃してしまう。学校で学んだ通り2人は警察に通報するが、警察は他の案件に忙しいと、積極的に捜査をしようとはしなかった。拉致された女性を助けたいが、まだ警察ではない学生の2人。時間だけが過ぎていく中、あきらめられない2人は独自に調査に乗り出す…。
*****
全体的にテンポがよくて、コミカルで笑えるシーンも、見ごたえあるアクションシーンも詰まった、痛快な映画でした。主人公2人のキャラクターも分かりやすくて、学生ゆえの未熟さや無謀さゆえにツッコミどころは多々ありながらも、正義を信じて行動する2人を応援しながら観ることができました。なかなか面白かった。
警察大学の学生として、日々厳しい訓練を積み、授業を受けるギジュンとヒヨルたち。学んだ知識が本当に役に立つかも分からないままの学生生活、彼女だってほしい。女性と知り合いたい!とナンパに繰り出した夜、偶然女性の拉致現場に出くわします。
実はこの拉致事件の真相が、この痛快アクションエンターテインメントの映画にしてはかなりヘビーなもので…本当にこういうことが起きているのであれば、怖すぎるし、許せないし。わざわざこういう事件を扱った背景には、社会問題として摘発する役目もあったのかもしれないな、とも思いました。
その事件のヘビーさが気にはなりましたが、それを除けばスカッと爽快&痛快な気分になれる一本だと思います。
目の前で事件が起き、助けを待っている人たちがいるのに、学生の身分で何もできずにもどかしさを感じる主人公2人。
警察だってもちろん規則があって、手順を踏んで動かなければならない。それは分かるけれど、ルールや手順は何のため?人の命を救うことが最優先じゃないのか?見て見ぬふりなんてできない2人は、独自に調査を進めます。
時間だけが過ぎていく中、もっと強くなりたい、悪者を捕まえて被害者を助けたいという一心で訓練に励む2人。体も顔つきも変わっていく様子は、2人とも見事でした★
警察大学を卒業し、警察になってからの2人を描く続編があっても面白いんじゃないかな、なんて期待しちゃいます。観てみたい!
【大阪】大きな獅子殿がインパクト大。難波八阪神社で御朱印をいただく
なんばにて。
御朱印集めを始めてから、大阪にこんなに神社やお寺があったことを知りました。神社やお寺は日本人の私にとって、生まれてから今まで当たり前の存在すぎたから、かえってそれほど意識することもなかったんだなぁ。改めてちょっと見渡してみるだけで、神社やお寺が街の風景に溶け込んでいることに、この年になって今更ながら気付き、知識を増やし学ぶことができています。これも最近の楽しみの一つです(笑)。
大きな口を開けた獅子殿が有名な、難波八阪神社へ⛩
南海難波駅から徒歩で約6分の場所にあります。
↑鳥居の向こうに、何か見えています!
↑この神社に来たら写真を撮らずにはいられない、インパクト大の有名な獅子殿です。大きいですよね!大きな口を開け牙をむき、今にも呑み込まれそうです。
実は昨年、一度来たことがあったのですが、その時は残念ながらお口の幕が下りていました。今回は開いていて嬉しい。
1974年の完成で、高さは12m。目はライト、鼻はスピーカーにもなっているのだそうです👀
↑お口に近づいてみました。牙は鋭く刺されそうですが、前歯はきれいに並んでいます( ´艸`)
この大きなお口で勝利を呼び、邪気を呑み込み勝運(商運)を招くとして人気なのだそうです。
↑神事などを行う舞台としても使われているのですって。
↑真横から見ても面白いですね~迫力があります。
↑本殿でお参りを。
↑ご神馬と、「水」の文字がなんだかインパクトがあって…。
↑戦艦陸奥の慰霊碑もありました。
↑都会の神社だけあって、飾られている絵馬もたくさん。外国人参拝客によって書かれたものも目立っていました。
↑ひっそり隠れるように立っていた、この「難波葱発祥の地」がひそかに気になります…(´・ω・)
最後に、御朱印を拝受しました。
↑御朱印にも、獅子殿の獅子さんが(*^-^*)
御朱印帳はいただきませんでしたが、獅子殿の表紙でインパクトがありましたよ~。
都会にたたずむパワースポット。大きな獅子に力をもらえた気がします。
難波八阪神社
心洗われる素敵なドラマでした。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』
韓国ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』を、遅ればせながらAmazonプライムで観ました。
韓流好きには有名な、大人気ドラマですよね。 私は普段、ファンタジーやガチなラブストーリーはあまり好きではないため積極的には観ないのですが、これは評判がとっても良いので気になって観てみました。
すごく良かったー!人気の理由が分かった気がします。
最近観ていたドラマって、『ミーユエ 王朝を照らす月』や、クライムサスペンス系の中国ドラマで、悪が渦巻いていて陥れ陥れられの繰り返しばかり、ドキドキハラハラして面白いのだけれどちょっと疲れたりもして(笑)。そして、同時進行でアメリカのドラマもいくつか鑑賞中なのですが、これまたアメドラは、純粋さが物足りないですよね(笑)。すぐ体の関係になりすぎて引いちゃう…(笑)。もちろん、それらはそれらなりの面白さがあって、楽しんでいますが。
そんな中で出会った『トッケビ』は、なんだかとってもピュアで、美しくて、心が洗われるようでした。なんというか、ああ、癒された…そんな気持ち。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016年韓国)
出演:コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウク、ユ・インナほか
Amazonプライムの視聴ページはこちら↓。全16話です。
Amazon.co.jp: トッケビ~君がくれた愛しい日々(字幕版)を観る | Prime Video
*****
高麗時代の英雄キム・シン(コン・ユ)は、戦いから凱旋して若き王に拝謁するが、キム・シンに嫉妬した王はキム・シンを逆賊扱いし、シンは命を落とす。キム・シンは神の力により、不滅の命を持つ「トッケビ」として生き続けることになった。トッケビの命を終わらせることができるのは、トッケビの花嫁だけとされていた。
900年が経った現代。トッケビの前に、「自分はトッケビの花嫁だ」と主張する女子高生のチ・ウンタク(キム・ゴウン)が現れる。
*****
コメディ要素もところどころ散りばめられてはいるけれど、しっかり切なくて、見たことのない発想で描かれるラブストーリーでした。
最初は設定の珍しさもあってなかなかハマれないかも、と思ったものの、観続けていたら止まらなくて。
まるで長い映画のように緻密に描かれていて、主要登場人物の心理描写も丁寧だったから、感情移入もしやすかったです。
39歳のおじさん(トッケビ)、いや本当は939歳だけど…(笑)と、19歳の女子高生の恋愛ってどうなのよ、とも最初はちょっと思ってしまいましたが^^;(韓国は数え年ですね)そんなことは気にならなくなるくらい、いつのまにかキム・シンのことも、ウンタクのことも好きになっていました。
不滅の命を生きるトッケビ。大事な人がどんどん生を終えていくのに、不老不死の自分はそれを見送ることしかできない。この不滅の命を終わらせることを望んでいたのに、いざそれができる”花嫁”に出会うと、もうちょっと生きていたくなった。
そんなトッケビの運命と心の揺れ動きをはじめ、”生と死”について、優しく深く、考えさせられもする名作だと思いました。
トッケビとウンタクも良かったし、死神(イ・ドンウク)とサニー(ユ・インナ)の切ないカップルもすごく良かったな。
死者をこの世からあの世へと案内する死神。前世で大罪を犯した者が死神になり、前世での記憶は消され、死神となってからは名前も持たない。そんな死神が、ウンタクのアルバイト先であるチキン店の美人社長サニーと出会い、二人は惹かれ合います。
トッケビとウンタク、死神とサニーの4人を中心に、今世と前世、運命と人間の意思が交差しながら、物語は進んでいきます。
前世で犯した罪。前世で出会った人。もしかしたらあなたの周りの人は、前世で会っていたのかもしれない。今世で結ばれなくても、来世で会える。
前世や輪廻転生、生まれ変わりなんて、信じたことはなかったけれど、そんなことがあってもいいのかなって。それも素敵なことかもなって、思えてしまいました。…影響受けすぎかも(笑)。
役者さんたちの演技も素晴らしかったです。何度泣かされそうになったことか。
トッケビ(キム・シン)を演じたコン・ユさんがそれはそれはカッコよくて( ´艸`)いやぁ、素敵でした。これはファンになっちゃいますよ。早速、コン・ユさんの出演作を観てみなくちゃと思っているところです。
ウンタク役のキム・ゴウンさん。一見、とっても”普通”な、平凡な感じの女の子に見えるのですが(すみません)、それがウンタクの役にとってもハマっていて良かったです。屈託のない笑顔で見ているこっちも笑顔になれそうだし、どんどん魅力的に見えてくるし。ウンタクの、満面の笑顔の「サランヘヨ」はすごく可愛かったな。トッケビを「アジョッシー!」(おじさん)って呼ぶのもとっても可愛い。泣きの演技も素晴らしいです。
死神役のイ・ドンウクさんもカッコいいですね~。トッケビと死神コンビの不器用な感じはすごく微笑ましくて可愛かったし。
ユ・インナさん演じるサニーも魅力的なキャラクターでした。最初は、あまり人に関心がない、クールで変わった人だと思ったけれど、最後はもう…サニー社長がいてくれてよかった( ノД`)
映像も綺麗で、韓国ドラマのロケ地巡りをしたくなる人の気持ちが分かった気がします(笑)。日本公式サイトにロケ地がいくつか紹介されていて嬉しい!いつか行ってみたいなぁ。
音楽も全てが素敵でした。やはり音楽やロケ地、ファッションなどにおいては、中国の現代ドラマよりはオシャレ度がぐいーんと上がりますね。中国の現代ドラマを観ていると、どんなに面白いドラマでも必ず「ダサいね…」って思ってしまう部分がありますから。「なんでここでこんな音楽が来る!?」「ちょ、この服…」って(笑)。その点、韓国ドラマは洗練されている感じがあります。
オリジナルサウンドトラックも出ていますね!こちら↓
また、Amazonプライムでは、死神とサニーのカップルがナビゲーターになって、メイキング映像やNGシーン、出演者コメント、名場面などを紹介する特別番組『トッケビ召喚スペシャル』(全2話)も配信されています。
本編を観終えた後はこちらも必見です!ネタバレ含むので、必ず本編後に観ることをおすすめします。
NGシーンや、コン・ユさんたちのアドリブで生まれたシーンは笑っちゃいました。それ以上に、コン・ユさんをはじめとする役者さんたちの、真剣に撮影に挑む姿が垣間見れて、さらに好きになっちゃいました。また、衣装やCG、小道具、メイクなどスタッフの方々による撮影秘話もあり、改めて名作ドラマとは、多くの人の努力と才能が結集して成り立つ素晴らしいものなのだなと感じました。
Amazonプライムの視聴ページはこちら↓
Amazon.co.jp: トッケビ召喚スペシャル(字幕版)を観る | Prime Video
トッケビがとても良かったので、改めて、韓国語がもっとわかるようになりたい!との気持ちが強くなりました。独学だけど、頑張ってみようかな^^
魔法のチョコを食べると、心が17歳に若返る!?中国のラブコメ映画『28歳未成年』
日本未公開の中国映画『28歳未成年』をネットで観ました。ラブコメにタイムスリップ要素を加えた、気軽に観られる作品です。
この映画、何年か前に中国でも観たのだけど、感想を残していなかったなぁと思って観返してみました。ラストも忘れていたし^^;
まあ忘れるくらい、ラストは「なんで?」と疑問の残る印象は拭えませんでしたが、なかなか楽しんで観ました。それに、先日観終えたドラマ『ミーユエ 王朝を照らす月』に私の好きな女優さんの一人、馬蘇(マー・スー)が出ていたのですが(魏夫人/魏琰役)、馬蘇は良かったのだけれどキャラクターとしてなんとも残念な感じだったので、もっと明るく元気な馬蘇を観たくなって思い出したというのもあり。
主演は倪妮(ニー・ニー)、彼女も好きな女優さんです。そして、あの名監督張藝謀(ヂャン・イーモウ)の娘である張末(ヂャン・モー)が監督を務めています。
『28歳未成年』(2016年中国)
原題《28岁未成年》
監督:張末(ヂャン・モー)
出演:倪妮(ニー・ニー)、霍建華(ウォレス・フォ)、馬蘇(マー・スー)、王大陸(ダレン・ワン)ほか
YouTubeに予告編がありました↓。
*****
28歳の涼夏(リャン・シァ、倪妮)は、付き合って10年になる彼氏・茅亮(マオ・リャン、霍建華)と同棲中。涼夏は茅亮からのプロポーズを期待しているが、茅亮は仕事ばかりに熱心で、涼夏は物足りなさを感じていた。涼夏はたまたまTVから流れてきた「若返る魔法のチョコ」のCMを見て、ついそのチョコを注文してしまう。
涼夏の学生時代からの親友である白暁檸(バイ・シャオニン、馬蘇)の結婚式に参加した涼夏と茅亮。白暁檸の計らいで、皆の目の前で茅亮にプロポーズさせる作戦を立てるが、茅亮は涼夏にプロポーズせず、仕事へと向かった。傷ついた涼夏は、先日購入した「若返る魔法のチョコ」を頬張る。
すると、外見はそのままに、28歳の涼夏はなんと心だけ17歳に若返ってしまった!
心が17歳になった”小涼夏”は、28歳の自分と世界に驚く。画家になることを夢見ていたのに、28歳の自分はその夢をあきらめ、茅亮に合わせたつまらない女になっていることを知りがっかりする。そんな中、電車の中で見かけた厳岩(イェン・イェン、王大陸)に一目ぼれし、思わず描いた彼の似顔絵スケッチが、SNSで拡散されて話題になる。それを目にした茅亮のクライアントから指名され、デザインの仕事が舞い込むように。しかし、魔法のチョコの効果はたったの5時間だった。5時間経つと、17歳の”小涼夏”は心から消え、元の28歳の涼夏に戻ってしまう。
28歳の涼夏はもう、17歳の時のような絵が描けない。しかし絵の仕事を成功させれば、茅亮の心も取り戻せるかもしれない。チョコを食べて17歳と28歳を行き来しながら、2人の涼夏の変な絆が生まれるが…。
*****
あまり深く考えずに気軽に観られて、なかなか楽しかったです。
ファンタジーというほどではないのだけれど、新しいタイムスリップものというか、発想が面白いなぁと思いました。
28歳の現在と、17歳の心の”小涼夏”、一人二役といえるのか分かりませんが、倪妮がうまく演じていた印象です。
馬蘇も良かった!『ミーユエ 王朝を照らす月』のモヤモヤ感が自分の中で晴れた気がします。涼夏の親友で、占い好きの個性的キャラ白暁檸。涼夏にとって、長年の親友である彼女がいてくれてどんなによかったか。
しかし、恋愛面は、うーん…でした(笑)。ラストもちょっと唐突だったし、もう少し肉付けがあっても良かったんじゃないかな、と思います。
ラブストーリーではなくて、涼夏の成長(?)物語として見た方がしっくりきます。
また、ロケ地が北京だったのも、個人的にはとっても懐かしくて親近感がわきました。
北京のタクシー、鳥巣、CCTV、三里屯SOHOと、見慣れた景色がたくさん出てきました。北京生活が懐かしいよー(´Д⊂ヽ
(ネタバレコメントが下にあります↓↓)
ラストで、茅亮はなぜ裸で走っていたのだろう…唐突だったし、分からなかったよー(+_+)あれはなんだかいただけない(笑)。
なぜそうなった?って突っ込まずにはいられませんでした。
【大阪】初めての岸和田ぶらり~岸和田城(続日本100名城)と岸城神社(御朱印)
8月の猛暑の中、岸和田へぶらり。岸和田を訪れるのは初めてです。
一度見てみたかった岸和田城と、すぐそばに鎮座する岸城神社へ。
●岸和田城
1334年、楠木正成の一族和田氏が築いたといわれています。
天正13(1585)年、羽柴秀吉は紀州根来寺岸和田城の写真討滅後、叔父小出秀政を城主とし、秀政によって城郭整備され、天守閣もこの時に築かれました。小出秀政・吉政・吉英、松平(松井)康重・康映をへて寛永17(1640)年、岡部宣勝が入城(6万石、のち5万3千石)。以後、明治維新まで岡部氏13代が岸和田藩を統治しました。
「続日本100名城」にも選ばれています。
日本100名城は少しずつ踏破しているのですが、続日本100名城は全然知らない所ばかりです。兵庫の出石城と、今回の岸和田城しか行ったことがありません💧また楽しみが増えました(笑)。
岸和田駅からトコトコ、10分ちょい歩いたような。お濠に囲まれた、立派な天守が見えてきます。
↑堂々とした姿が青空に映えて美しいです🏯こちらは裏側なので、正門の方に回ります。
天守閣は、1954年に建造された3層3階の天守です。しかし本来は、5層天守であったことが絵図などで確認されているのだそう。
(参考:岸和田城パンフレット)
↑こちらから入ります。
↑「続日本100名城」の文字も。
夏休み期間中でしたが、猛暑のせいもあるのか、空いていました。
↑これより先、ペットは入れないですね。この日、愛犬ぽー君はお留守番でしたが🐶
↑天守閣の前に広がるこの庭園は、「八陣の庭」とも呼ばれ、国指定名勝にもなっています。
↑こちらが庭園の説明。諸葛孔明の八陣法をテーマにして、1953年に重森三玲が設計・作庭を行いました。
天守閣の前に、まず櫓門から入ってすぐ右手にあった、多門櫓・隅櫓へ入りました。歴史解説や映像の展示などがあります。
中にこんなものが。
↑蛸地蔵縁起絵巻の一幕。岸和田には、蛸にちなんだ面白い昔話が残っているそうで。岸和田城の近くに蛸地蔵天性寺というお寺があるのですが、そのお寺に伝わる「蛸地蔵縁起」によると、天正年間、岸和田城が根来・雑賀衆に攻められ落城寸前であった時、大蛸に乗った一人の法師と数千の蛸が現れ、敵兵を倒し、城を救ったというのです。
なぜ蛸さん?🐙面白いですよね~!
↑そして、天守閣の写真パネルをフラッシュ撮影すると、蛸地蔵が現れるなんて仕掛けまで。
↑こちらを、iPhoneでフラッシュ撮影してみました。
↑出てきたーっ!👏思わず「おおっ」とつぶやいちゃいましたよ。
なんだかんだで楽しみつつ、天守閣に入りました。
天守閣の入場料は大人300円です。
資料展示室には、期間限定か分かりませんが明智光秀の肖像画も展示されていました(なぜ?)。企画展もあり、なかなか見入ってしまいました。
↑階段のわきの小窓から、八陣の庭がきれいに見下ろせました!
天守閣最上階からの眺め、とてもいい景色です。この日は雲一つない青空で、遠くまで見渡せました。
↑どっちがどっちの方角高分からなくなってしまいましたが^^; 遠くには関西空港や金剛山、六甲山、明石海峡大橋まで見えました。
↑岡部氏紀念碑。
↑この、私も余裕で入れそうな大きな窯は、酒造用に使われていた、とあります。これがお城にあるのも面白いです。
↑岸和田城の向かいにある、二の丸広場。鳩さんたちが木陰でぽーっとしていました。
●岸城神社
岸和田城のすぐそばにある、岸城(きしき)神社へお参りに。
岸和田祭にはだんじりが宮入りし、大変にぎわうそうです。
↑背の高い鳥居。
↑雰囲気のある参道です。
↑手水舎には、大きな亀さんが。親子かな?🐢
この時はコロナ対策で手水は中止されていましたが、9月になって再開されているようです。
↑神馬さん。
↑本殿。しっかりお参りを。
狛犬さんの色も特徴的ですが、なんと関西では珍しい備前焼なのだそう👀
↑今年の干支のねずみさん。
↑顔はめパネルにもなるのかしら。
また、縁結びの神様としても慕われているこちらの神社。「ちぎりの糸納所」というものがあり、恋愛のご縁を求めて紅白2本のちぎりの糸を納所に結ぶのだそうです。
本殿の奥には、稲荷神社や七間社、岸和田戎殿などがあります。
御朱印をいただきました。
↑御朱印にも岸和田城とだんじりが!地域性が出ていてユニークです。
御朱印帳は拝受していませんが、こちらにも岸和田城とだんじりがデザインされていてカッコいいですよ。
今年はコロナの影響で、だんじりも自粛されてしまったのですね( ノД`)
私はまだ実際に見たことがないので、いつか見てみたいです!来年は再開されますように。
岸城神社
こちら↓にも岸城神社が載っています⛩
秦の始皇帝の高祖母の人生を描く、壮大な歴史ドラマ『ミーユエ 王朝を照らす月』
中国ドラマ『ミーユエ 王朝を照らす月』を観終えました。中国で大ヒット、日本でも華流好きには知られたドラマですよね。
私はこれまで中国ドラマは現代ドラマばかりを観てきており、歴史モノはあまり観る気がしなかったのですが、『月に咲く花の如く』と『花と将軍~Oh My General』のおかげで抵抗感も薄れ、面白さが分かるようになってきました(笑)。
秦の始皇帝の高祖母(祖父母の祖母)にあたり、中国史上初の女性政治家である宣太后の人生を描いた一代記です。スケールが大きくドラマティックで、フィクションと史実をうまく組み合わせた巧みな脚本が秀逸な、見ごたえのあるドラマでした。面白かったです。
しかし全81話はさすがに長かった…^^;
『ミーユエ 王朝を照らす月』(2015年中国)
原題《芈月传》(『羋月伝』)
出演:孫儷(スン・リー)、劉涛(リウ・タオ)、方中信(ファン・ヂョンシン)、黄軒(ホアン・シュアン)ほか
『月に咲く花の如く』と『花と将軍~Oh My General』はどちらもAmazonプライムの無料対象になっていたので、日本語字幕で観ました。
しかし、『ミーユエ 王朝を照らす月』は現時点でAmazonプライム対象ではないです。有料ならば観られますが↓。
Amazon.co.jp: ミーユエ~王朝を照らす月~ (字幕版)を観る | Prime Video
そんな中、YouTubeに中国語で全話アップされているのを見つけて、頑張って中国語字幕で観てみたら、意外に大丈夫じゃーん!話が分かるぞ!となって、そのまま中国語字幕で完走しました。もちろん、知らない単語や成語がいつも以上にたくさん出てくるので、ひっきりなしに辞書を引きながら観ていましたが(笑)。 昔の言葉なので中国語難易度も上がりますもんね。おかげで、成語をてんこもり覚えました~!
同時に、上のAmazonページで、毎話日本語のあらすじを確認しながら観進めていました。
YouTubeはこちら↓。LeTV(楽視)の公式チャンネルです。日本語字幕はありません。
主人公は秦の始皇帝の高祖母。この頃、日本は弥生時代です。そんな古い時代に、お隣の中国ではこれだけ文化が進んでいたことに驚きました。もちろんドラマなので創作や架空の部分も多いでしょうが、日本でいうと平安時代のような華やかさ。
58億円もの製作費が投じられただけあって、セットも衣装も惜しみなく作りこまれています。
孫儷が演じる芈月(ミーユエ、宣太后)は、実在の人物です。史実として分かっていない点も多く、ドラマでは楚の王と侍妾・向氏の間に生まれたとなっていますが、実際はその出自は不明なのだとか。また、ドラマでは秦王との間に生まれたのは稷(後の昭襄王)しか出てきませんでしたが、史実ではもう二人生んでいるそうです。義渠王との間にも二人子どもが生まれたそう。Wikipediaと見比べながら、ドラマのどの部分が史実でどの部分が創作で、誰が実在の人物で誰が架空の人物なのかというのを調べていくのも面白く、歴史の勉強にもなりました。
ただ、芈月と黄歇(ホアン・シエ、後の春申君)が幼なじみという設定は創作のようですね。黄歇は芈月よりも後の世代の人です。
お気に入りキャラクターは張儀(ヂャン・イー、趙立新)と庸芮(ヨン・ルイ、鞏崢)です( ´艸`)二人とも実在の人物。
最後、兵馬俑につながるエピソード(真偽は不明)もあり、芈月の後の世代に思いを馳せてしまいました。
孫儷の演技は素晴らしかったです。『月に咲く花の如く』よりも凄まじかった気がします。
そして、芈月の異母姉で楚の王女、羋姝(ミー・シュー)を演じた劉涛の演技もすごかった。私今まで、『歓楽頌』などの出演作を観て劉涛さんがあまり好きではなかったのですが、今回は圧倒されました。ちょっと印象が良い意味で変わりましたね。
他にも、これまで他の作品で観たことのある俳優さんがちらほら出ていたり、初めて見かける素敵な俳優さんに出会えたり。
馬蘇(マー・スー、魏夫人(魏琰)役)、馬思純(マー・スーチュン、魏頤役)、蒋欣(ジァン・シン、莒姫役)など、主役で見慣れた女優さんたちが「こんなチョイ役でいいの!?」っていうくらい、贅沢な配役でした~。
しかし、私がやっぱり残念に感じてしまうのは、孫儷も劉涛も素晴らしい演技なのに、声が吹き替えられているということです。こんなに迫真の演技をされているのだから、本人の声のまま聞きたかった。ちなみに、孫儷は『月に咲く花の如く』では本人の声でした。
まあそれも、最初は嫌だけどどんどん聞き慣れて自然になってくるから、吹替の声優さんもよほどいいお仕事をされていることは間違いないですよね^^;
馬蘇も馬思純も吹替だったなぁ。黄軒、蒋欣は本人の声でした。
長いけれど見ごたえがあり、面白いと思えたドラマでした。おすすめ中国ドラマの一つと言えると思います。