【北京】フレッシュ&ヘルシーがテーマのカフェレストラン「K Pro」by ケンタッキー。IT技術との連動に驚き!
今年の夏頃、北京にケンタッキーKFCによる新ブランドのお店「K Pro」がオープンしました。
場所は、青年路の巨大ショッピングモール、朝陽大悦城の8階です。
オープン時、知り合いの北京のグルメライターやオンラインメディアの編集の子たちがすごく話題にしていて、私も行きたい行きたいと思っていたのです。
そして、ようやく突撃!
IT技術を取り入れた注文~決済~商品が届くシステムを体験し、驚きというかむしろ感動すらこみ上げてくるほどでした!(笑)
K Proは、フレッシュ&ヘルシーを売りにした、KFCの新形態のカフェレストランです。
KFCといえば、赤と白の看板、ジャンクなファストフードのイメージが強いのですが、それと真逆を行くようなK Proのコンセプト。
昨年、杭州に初の店舗をオープンし、この北京のお店は全国で2番目なのだそうです。
↑朝陽大悦城の8階。ニセモノばくだん焼き↓の近くです。
↑便利なタッチパネル注文。私もこれを使ってみました。
↑メニューの一部。サラダやパニーニなど、従来のKFCにはないメニューがたくさん!
単品もセットもあります。
↑これは自分で組み合わせを選べるセット。「主厨推荐凯撒系列」では、主食とドリンクを選べます。基本は49元、選んだものにより価格が変わります。
たとえばこの画面のように、カフェラテ(アイス・大)を選ぶと+15元。
画面の注意書きは、「墨西哥风牛油果奇亚籽鸡腿汉堡(メキシカンアボカドとチアシードのチキンバーガー)に含まれるチアシードは、乳幼児は食べてはいけません」だそうです。
商品を選んだら、モニター横のブザーのような(ブザーではないけれど)機械を一つ取り、機械に書いてあるQRコードを、モニター下のセンサーにピッとかざします。
すると、機械と注文内容(オーダー番号)が紐づけられます。
↑これ。
機械との紐づけができたら、お支払い。
微信(WeChat)、支付宝(アリペイ)、そして支付宝の顔認証でも支払うことができます。
支払が完了すると、あとは席に着いて商品が届くのを待つだけ。
先ほど注文内容と紐づけした、緑の機械をテーブルに置きます。
機械には、「テーブルの上に置いてね、スタッフが注文の品を運んで来るよ。着席後は席を換わらないでね、もし移動したい場合はスタッフに伝えてね」と書いてあります。
そういえば、タッチパネルでの支払いを終えて、レシートすら出てこなかったし、オーダー番号も最後一瞬表示されたけれど覚えてないし!
どうなってるの!?機械にGPSが入っているとか??
大丈夫かなぁ…ちゃんと私のハンバーガー来るかなぁ…。
↑店内は、Wagasにも似た、開放的なカフェのような雰囲気。
↑ドリンクを作るコーナー。
果たしてオーダー方法はこれで合っているのだろうか、本当に待っていれば私のご飯を持ってきてくれるのか…!?
と、ソワソワ待っていたら、来ましたー!!
↑主厨推荐凯撒系列のセット。シェフおすすめのシーザーセット、といったところでしょうか。
墨西哥风牛油果奇亚籽鸡腿汉堡(メキシカンアボカドとチアシードのチキンバーガー)
凯撒沙拉(シーザーサラダ)卵一切れ食べちゃいました(^_^;)
蓝莓蛋挞(ブルーベリーエッグタルト)
百事可乐(ペプシコーラ)
のセットを選んで、49元でした。
それにしても、言われなければKFCなんて全く分からないビジュアル!
肝心のお味も、ちゃーんとおいしかったです。シーザーサラダもしっかり新鮮な野菜を使っていました。
メキシカンバーガーは、辛さが強めなので好みが分かれそうです。チキンがプリプリでボリューミーなのは、さすがKFC。
そして、エッグタルトもふわふわでグー👍
まだこれだけしか食べていないので、他のメニューのレベルはどれほどかは不明ですが、
私が食べて感じた限りは、特に不満はありませんでした。
しかし、この料理目当てというよりも、注文からの一連の流れを含めての体験がすごく驚きで衝撃でした。
KFC、中国、すごいわぁー!と、思いました(笑)。
こういうシステム、今後もっと普及していくのではないでしょうか。
北京店の日本語記事は良いものが探せませんでしたが、
中国1号店の杭州店がオープンした時の記事がありました。
私が愛読しているブログ「中華IT最新事情」さん↓。このブログ、好きなんです。中国のIT事情を詳しくいち早く紹介していて、勉強にもなるし、行ってみたい・使ってみたいというネタも多いです~。
K Pro(朝陽大悦城店)
住所:北京市朝陽区朝陽北路101号朝陽大悦城8階
http://www.dianping.com/shop/108202424