元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】応神天皇陵古墳に隣接する、歴史の深い八幡宮 誉田八幡宮(羽曳野市・御朱印)

御朱印さんぽ。伴林氏神社の後は、羽曳野市にある誉田八幡宮へ。歩いて向かったのですが、30分以上は歩いたような。

伴林氏神社から、土師ノ里駅を越えてひたすら南下します。途中、鍋塚古墳に上ってみたり。

 

誉田八幡宮は、「こんだはちまんぐう」と読みます。こちらも、「古市古墳群と六社寺巡り」に含まれています。

www.fujiidera-kanko.info

 

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東高野街道は、かつての京都から高野山への参詣道。今は住宅街の中を綺麗に整備されてありました。

 

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↑参道。境内は想像以上に広くてびっくりしました。この時はほとんど参拝客はおらず、心ゆくまでこの神聖な場所をゆったり楽しめて、すがすがしい時間でした。

 

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↑鳥居の手前からも、境内の広さが見て取れます。

 

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現在は安産・厄除守護神として親しまれている誉田八幡宮。日本で仁徳天皇陵に次いで2番目に大きい応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)に隣接しています。欽明天皇の命により創建された、日本最古の八幡宮と伝えられているそうです。へぇぇ~!そんなに由緒ある場所だったのですね。御祭神は応神天皇仲哀天皇神功皇后

1196年に源頼朝によって社殿が修復され、神輿(国宝)が寄進されたり、1586年に社殿が焼失した後、豊臣秀頼によって社殿再建が行われたりと、歴史上の人物とも縁が深いです。

(参考:誉田八幡宮 - Wikipedia由緒・沿革

文化財も多く所蔵されています。公式HPによると、宝物庫は土曜日午後拝観可能だったそうで、それに合わせて行けばよかった!次回機会があればぜひ拝観したいです。古墳時代の国宝なんて、貴重すぎる~!

(参考:宝物紹介

 

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↑放生池。埴輪さんが可愛い(´・ω・)

 

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↑鳥居をくぐって。

 

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↑誉田林古戦場址。

 

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↑拝殿・本殿。堂々たる立派な造りです。こちらでしっかり参拝します。

何か行事を終えられた後のようで、ちょうど宮司さんらしき方がいらしゃったので、左手側にある授与所で御朱印をいただきました。

 

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↑左近の桜。

 

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↑右近の橘。

 

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↑神馬さん。

 

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境内社の、姫待稲荷社。

 

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↑恵比寿社。

 

さて、忘れてはならないのが…。

誉田八幡宮は、応神天皇陵古墳とつながっているのです!

 

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↑こちらから古墳へ行けるのかな?

 

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↑放生橋、という小さな橋があります。

 

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↑これより先は開放されていないので、ここから眺めるだけ。まあ当然ですが、古墳とつながっていると言っても古墳側に入れるわけではありませんものね。

 

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↑この橋を渡った先が、応神天皇陵古墳です。

毎年9月15日に行われる秋の例祭には、神輿が応神天皇陵へ渡御する神事が行われるのですって!ご由緒書きによると、昔は御陵の後円部頂上まで神輿が渡されましたが、現在は御陵の外堤までになっており、さらにこの橋ではなく隣にできた新しい橋から渡御しているそうです。見てみたいなぁ~。

で、古墳を拝めるのはここまで。これでは古墳の実感がわかないので、帰宅後Googleマップの航空写真で見に行きました(笑)。古墳の大きさとの比較がよく分かります。

こちら側ではなく、前方後円墳の反対側に拝礼所があるのですが、この日は時間切れでそこまでは行けず。

 

いただいた御朱印です。

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↑鳥さんは、神鳩さんでしょうか🕊馬形埴輪も可愛らしいです♡シンプルですが気に入っている御朱印です(*^^*)

 

御朱印をきっかけに、いろいろなことが知れて嬉しいなぁ。海外から戻ってきて、日本を再発見している感覚の今日この頃です。

 

 

誉田八幡宮

住所:大阪府羽曳野市誉田3丁目2-8

www012.upp.so-net.ne.jp

 

 

 

【大阪】大伴氏の祖先・道臣命を祀る、伴林氏神社(藤井寺市・御朱印)

道明寺天満宮の後は、すぐそばの道明寺へ行きました。

お寺の方が見当たらなかったので、御朱印はいただけず。こういうことはよくあるのですが、「残念」とは思いません。逆にこれは、また来てね、というご縁なのかなと前向きに捉えるようにしています^^ また次回お邪魔します~。

 

そして、次の目的地、伴林氏神社へ向かいました。20分は歩いたかな。途中、世界遺産に登録されている、允恭天皇陵古墳を通り過ぎました。

伴林氏神社は、「ともばやしのうじのじんじゃ」と読みます。こちらも、「古市古墳群と六社寺巡り」に含まれています。

www.fujiidera-kanko.info

 

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↑閑静な住宅街に突如現れる、綺麗で気持ちが整う空間です。

 

伴林氏神社は、創建年は不詳ながら、『延喜式』にもその名が登場していることから平安初期以前より存在したと考えられる、歴史ある神社です。

御祭神は道臣命(みちのおみのみこと)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、天押日命(あめのおしひのみこと)。道臣命は、大伴氏の祖先にあたる方なのですね。大伴氏といえば日本史でもおなじみの大伴旅人、そして歌人としても有名な大伴家持がいますが、彼らは道臣命の子孫にあたるということか。へぇぇ~!

(参考:伴林氏神社とは|伴林氏神社ご祭神のお話し|伴林氏神社

 

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↑こちらの手水舎は、1940年(昭和15年)に靖国神社から移贈された、とありました。なぜ靖国神社?とこれも不思議に思ったのですが、軍事を司る道臣命を祀る神社として、戦時中の当時「西の靖国神社」として注目されるようになったのだそうです。

(参考:伴林氏神社 - Wikipedia

 

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↑拝殿で参拝します。

この日は祝日だったのですが、他に参拝客はおらず、とてもゆったりと静かにお参りできました。

 

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↑あれ、こんなところに顔はめパネルが👀大伴家持さんになりきる機会なんて、なかなかないのではないでしょうか( ´艸`)私はやっていません(笑)。

 

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↑「敬神人和」とあります。いい言葉だ。

 

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社務所にて。ここにも家持さんの顔はめパネル、2つ目です!家持さん推しにほっこりしました(笑)。

 

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↑そして、社務所にあった巨大おみくじ。デカいっ、そして重そうです('Д') 私はおみくじを引きませんでしたが、誰か引いているところを見たかったです(笑)。コロナ退散守もありました。

 

御朱印をいただきました。社務所にいらっしゃったのは宮司さんご夫妻だと思うのですが、とても温かな対応をしていただけて嬉しかったです。

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↑ご祭神の道臣命と書かれています。

そして、御朱印と一緒に、御神饌米までいただきました。ありがたく頂戴しますm(_ _)m

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決して大きい有名な神社ではないけれど、温かな空気に包まれ、穏やかな気持ちになれる、居心地の良い神社でした。地元の人から愛されてきたのだろうな、と思います。 

この日もまた、ご縁に感謝です。

 

 

伴林氏神

住所:大阪府藤井寺市林3丁目6-30

tomobayashiuji-jinja.jp

 

 

 

【大阪】ゆたかな梅園が広がる、菅原道真ゆかりの道明寺天満宮で御朱印をいただく(藤井寺市)

世界遺産の百舌鳥・古市古墳群の、百舌鳥(堺)エリアには何度か行ったことがありますが、行ったことのない古市エリアにもふらりと行ってみることに。

藤井寺市羽曳野市にまたがるこのエリア、調べてみたら魅力的なお寺や神社がいくつもあるのですね^^

こんな企画↓「古市古墳群と六社寺めぐり」もあります。3基の古墳と、周辺の6社寺を回って御陵印と御朱印を集め一つの色紙に収められるというもの。

www.fujiidera-kanko.info

私はこの企画には挑戦していませんが、こちらを参考にして寺社を回ってみました。 

まずは道明寺駅を起点として、道明寺天満宮へ向かいます。

 

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近鉄道明寺駅にある案内図。古墳がたくさんです(*^-^*)

 

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↑駅前には「大坂夏の陣 道明寺合戦記念碑」もあります。

 

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駅から5分ほど歩いて到着しました。

 

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↑「天満宮」とあるので、御祭神は菅原道真、そして天穂日命菅原道真の叔母である覚寿尼も御祭神とされています。

歴史については公式HPに詳しいです。→道明寺天満宮 由緒

もともと叔母様が道明寺に住んでいて、それで菅原道真もこの道明寺に滞在・訪問したのですね。

 

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天満宮といえば、の梅モチーフが可愛いです♡

 

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境内はとても広く、見どころもたくさんあります。

 

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↑結婚式場「天寿殿」の前には、明治天皇行在所の碑が。

 

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↑日露戦没記念碑。

 

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↑こちらの鳥居の向こうが御本殿です。

 

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君が代に歌われている、さざれ石。

 

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↑撫で牛さん。自分の悪い所を撫でると良くなる、と言われています。

牛は菅原道真のお使いとして信仰されていることから、天満宮にはよく神牛像がありますね。

 

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↑こちらにも。

 

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↑こちらにも神牛さん。

 

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↑拝殿。こちらでしっかりお参りを。

 

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梅の花に囲まれた干支のネズミさん。

 

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↑ここの狛犬さんはこれまた、ヘアスタイル(?)が独特です👀

 

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↑絵馬にも菅原道真公。受験シーズンはきっと学生さんたちで混むんだろうな。

 

社殿の裏側は梅園になっています。

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↑こちらの鳥居を抜けると、一面梅の木です!

思ったよりずっと広くてびっくりしました。公式HPによると、約80種800本の梅を植樹しているのだそう。

私は9月に行ったのでもちろん木は木でしかありませんでしたが、これだけの木があるので、梅のシーズンはきっと素晴らしい光景が見られることだと思います。毎年2月から3月にかけて、梅まつりを開催しているようです。

 

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↑梅園の奥の方にひそかに鎮座していました。霊符社。

 

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↑梅園の手前にあった、楷の木。別名「孔子の木」ですって👀

 

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境内社の元宮 土師(はじ)社。藤井寺出身の相撲力士さんの手形の石碑もありました。

菅原道真の没後、947年に天満宮が創建されるまでは、この土師社が本社だったそうです。

 

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↑土師社の奥へ。周りには誰もおらず、なんだか不思議な気分に包まれます。

 

広い境内、見どころがいくつもあって、興味深く散策しました。

最後に御朱印を拝受します。

 

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御朱印帳もありました。

また、とっても可愛い埴輪の形をした「はにわみくじ」もあります。

 

境内をゆったりと散策でき、暑い日でしたがリフレッシュできました。また、梅が咲く季節に訪れてみたいです。

 

 

道明寺天満宮

住所:大阪府藤井寺市道明寺1-16-40

www.domyojitenmangu.com

 

 

 

【大阪】道頓堀ぶらり~上方浮世絵館で江戸時代の大阪文化に触れる

なんば・道頓堀周辺をぶらぶら。

もちろんまだまだ、以前のような外国人観光客であふれかえる状態ではないけれど、徐々に人出が戻ってきたなぁなんて思いながら、御朱印さんぽで法善寺へ向かっていました。

すると、法善寺の目の前に、気になる建物と看板を発見。

 

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↑不思議な白猫ちゃんには、浮世絵風の人物画が。そして、「上方浮世絵館」とあります。

これも御朱印がきっかけではあるのですが、寺社仏閣について知り、日本の伝統や歴史についてもっと学ばなければ!と思う気持ちが自分の中で大きくなっている最近。知っているようで実はきちんと知らない浮世絵を、ちょいと見てみるか!と、ふらふら惹かれるように入ってみたのでした。

 

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↑入口。こちらで入場料(大人500円)を支払い、入ります。気さくな館長さんが対応してくださいました。

反対側の入口はミュージアムショップになっていて、ショップのみであれば入場料なしで入れます。

 

上方浮世絵館は、2001年に開館した施設美術館。

浮世絵というと、「東海道五十三次」や「富嶽三十六景」などのイメージがとても強いのですが、上方浮世絵はあまり聞いたことがありません。どういうものかというと、

上方浮世絵は、江戸時代後半から明治時代初期まで、おもに大坂で作られていた浮世絵版画で、美人画や風景画は少なく道頓堀の歌舞伎芝居を描いた役者絵がほとんどです。

上方の浮世絵について | 上方浮世絵館より)

喜多川歌麿葛飾北斎らが活躍する直前の1791年、上方(京都・大阪)でも作られるようになった浮世絵版画が、上方浮世絵とのことです。江戸時代、この道頓堀エリアには芝居小屋が立ち並んでいました。人気の役者さんを見ようと大衆が熱狂していた様子が目に浮かぶようです。

 

ミュージアムは1階が受付&ショップ、2・3階が展示フロア、4階が体験スペースとなっています。

全体的にこぢんまりとした空間ですが、展示は充実していて、なんだか江戸時代気分に浸れました(笑)。

館内は、フラッシュNGを守れば撮影可なのも嬉しいです。

 

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↑このような、たくさんの役者絵が並んでいました。髪の毛や着物、刀など、細部まで丁寧に表現されているのが分かります。

そして思ったのが、サイズが意外と小さい作品が多いんだなぁということ。公式HPによると、

天保の改革(1843〜47年)で中断された後に作成された浮世絵がそれまでの大判(B4サイズ)ではなく半分の中判(B5サイズ)になったことです。場合によっては金・銀・銅粉までも使い、小さくなった画面に緊張感を凝集することで、浮世絵に新たな命が吹き込まれたようにさえ思われます。

上方の浮世絵について | 上方浮世絵館より)

なるほど~。

 

展示は、時期によって企画展が行われており、現在は「光沢の美」が開催中です(11月15日まで)。

 

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↑こちらは壁のアート( ´艸`)

 

たくさんの浮世絵を眺めているのは意外に面白く、見入ってしまいました。

4階の体験スペースは、小さな和室になっています。

 

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浮世絵に使う道具なども展示されています。

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↑ひー、鮫の皮も使われていたなんて!

 

ここでは、事前予約で浮世絵摺り体験もできるそうです。コロナ前は海外からのお客さんで賑わっていただろうに、私が訪れた時は週末にもかかわらず他にお客さんはおらず、貸し切り状態でした。ゆっくり静かに鑑賞できたのはいいけれど、なんだか寂しいな…。

日本文化を好きでいてくれる国内外の人がまたたくさん訪れる日が、早く戻ってくることを願います(:_;)

 

こぢんまりとした場所ながら、浮世絵愛にあふれた、あたたかな空間でした。

 

www.instagram.com

 

 

上方浮世絵館

住所:大阪府大阪市中央区難波1-6-4

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

kamigata.jp

 

 

 

【大阪】”堺の天神さん”菅原神社と境内の堺戎神社・薬祖神社で御朱印をいただく

堺にある菅原神社を訪れました⛩ 南海本線堺駅と、南海高野線堺東駅のちょうど中間くらいに位置しています。 

 

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菅原神社はその名の通り、菅原道真公にゆかりのある神社です。

菅原道真大宰府で自ら作り、海へ放たれた七天神のうちの一つである木像が堺に流れ着いたとされ、ご神体となっています。997年の創建、歴史ある神社です。

 

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境内には、堺戎神社と薬祖神社も鎮座しています。

 

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↑鳥居をくぐると、まず目を引くのがこの朱塗りの楼門、「随身門」です。それほど大きくはないものの、立派で目を奪われます。空襲でも消失を免れたそうで、歴史を感じますね。

 

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↑手水舎。竹で支えているのは、初めて見ました👀

 

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↑本殿・拝殿。私はもうとっくに学生でも受験生でもないけれど、いろいろと学び続けている身ですので(笑)、しっかりと学業成就を祈願いたしましたm(_ _)m

 

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↑神牛。御影石で作られています。

 

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↑こちらの神牛は、大理石で作られています。

 

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↑江戸時代の思想家、石田梅岩先生像。

 

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この日は日曜日でしたが、ほぼ貸し切り状態で空いていました。たまにぽつぽつと、地元の方らしき人がお参りに来ていました。

 

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↑↓境内の稲荷神社。こちらは比較的新しいようです。

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●堺戎神社

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毎年1月9日~11日に行われる戎祭では、南大阪随一の賑わいを見せるのだとか。賑やかなところも見てみたいな。

 

●薬祖神社

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↑癌封じの神様。1397年の創建で、日本最古の薬祖神社でもあります。ご祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)と神農大神(しんのうおおかみ)です。

 

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↑ペット用の祈願絵馬もありました!こういうのを見ると、ペットのいる身としてはほっこり嬉しくなります。

 

境内には他に、庭園や茶室もあります。「椿の井」は武野紹鷗(千利休の師)が愛用したと伝えられる井戸で、こちらではホタル観賞会も行っているのだそう(ホタル観賞会以外は非公開)。

 

参拝を終え、御朱印をいただきました。

こちらでは、菅原神社・堺戎神社・薬祖神社の三社の御朱印がいただけます。宮司さんでしょうか、気さくな方に対応していただきました。御朱印は初穂料が一社だと300円、二社だと600円、三社だと800円でちょっと安いです、と笑顔で仰られ、もちろん「三社お願いします」となりました(笑)。

私が訪れた日は、コロナ対策として、御朱印は直書きではなく書置きとなっていました。

 

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↑三社分いただきました。ありがとうございますm(_ _)m 帰宅後御朱印帳に貼り付け。

 

ほっこりと温かな気持ちになれる神社でした。 出会いに感謝です。

 

 

菅原神社

住所:大阪府堺市堺区戎之町東2-1-38

www.sakaitenjin.or.jp

 

 

 

悩めるアラフォー男性3人組が自分を見つめ直していく。中国ドラマ『如果歳月可回頭』

中国ドラマ『如果歳月可回頭』をYouTubeで観ました。中国では今年放送されたばかりの、比較的新しいドラマです。今のところ、日本未上陸。

主演は靳東(ジン・ドン)、蒋欣(ジァン・シン)など。家庭問題につまずいたアラフォー男性3人組と、彼らと出会った旅行ガイドの女性を中心に繰り広げられるドラマです。

ドキドキするようなラブストーリー的展開もなく、アラフォー男性の悩める毎日を友情と共に淡々と描いた印象のドラマでした。派手な見どころも少ないけれど、見続けていたらじわじわハマる面白さはあったかな。もちろん、中国の現代ドラマあるあるなツッコミどころも多かったものの、登場人物がほぼアラフォーという大人のドラマなためか、そこまで大きなツッコミは入れずにすみました(個人的に(笑))。

 

YouTubeはこちら↓。全51話、長かった(笑)。中国語音声&中国語字幕です。

www.youtube.com

『如果歳月可回頭』(2020年中国)

出演:靳東(ジン・ドン)、蒋欣(ジァン・シン)、李宗翰(リー・ゾンハン)、李乃文(リー・ナイウェン)ほか

baike.baidu.com

上のYouTubeで視聴できるのは全51話で、どうやらノーカット版みたいですね。この百度百科のページには全44話とありますので、TV放送時はかなり削ったのでしょうね~。

タイトルは日本語風に言うならば、「もしも時が戻せるなら」「もしもあの頃に戻れるなら」といった感じでしょうか。英題はIf Time Flows Backとなっています。

 

*****

ある日突然妻に離婚を突き付けられた、白志勇(バイ・ジーヨン、靳東)。自暴自棄で酒浸りになり仕事も辞めた彼は、傷心旅行でオーストラリアのアデレードへ向かった。そこで出会ったのは、妻が若い男と不倫関係にあることを知り悩む、大学副教授の藍天愚(ラン・ティエンユー、李乃文)、愛情いっぱいに育ててきた娘が実は自分の子ではないと知り苦悩する、一流シェフの黄九恒(ホアン・ジウハン、李宗翰)、そして、彼らの話を冷静に聞いてくれる副業ツアーガイドの江小美(ジァン・シャオメイ、蒋欣)。意気投合した4人は、帰国後江小美が本業で経営するバーに集い、友情を深めていく。

*****

家庭につまずいた白・黄・藍、3人のアラフォー男と彼らの妻&元妻、そして江小美と小美の親友である区暁鴎(オウ・シャオオウ、陳氷)を中心に、物語は進んでいきます。

 

オーストラリア旅行で意気投合した白・黄・藍(3人とも色の名字だ)3人のアラフォー男。それぞれが家庭の問題に悩みを抱えています。

細かいことは気にしない、楽天的で性格は子どもっぽい白志勇。妻が離婚を言い出した理由が分からず、酒に溺れ、仕事も辞め、傍から見れば「ちゃらんぽらん」なダメダメ男です。

藍天愚は、妻が若い男と不倫関係にあることを知り、妻への怒りが収まらない。しかし7歳の息子のことを考えると、離婚すべきか悩みます。

黄九恒は、11年間手塩にかけて育ててきた愛娘が、ひょんなきっかけで実は自分と血縁関係がないことを知り苦悩します。

そんな3人の男の話を冷静に聞いてくれるのが、江小美と区暁鴎。3人は、いつもクールで、何かを悟りきったような、時には棘のある発言ばかりする江小美を、冷たい人間でそりが合わないと感じていました。しかし、実は江小美も暗い過去を抱えていて、その過去と決別するために必死だった。そんな彼女の事情を知ってから、彼らは何でも相談する親友同士になっていきます。

 

前半は、3人のアラフォー男が「青春をもう一度!若さを取り戻そう!」と、若者のファッションを真似てみたり、若者のイベントに参加してみたりと、いろいろなことをするので、おじさん3人組が青春をもう一度謳歌するドタバタコメディか!?と思うシーンも多々ありました。どれも微笑ましかったのだけど、あのヘアカラーはやりすぎ(笑)。名前の通り白・黄・藍に染めちゃって、早く戻してくれてよかったよ(笑)。

新しい出会いを求めてみたり、そうしたら現れた女性がそろいもそろって積極的で強烈で振り回されたり( ´艸`)

しかし後半は、前半とは別のドラマかと思うくらい、シリアスで暗くて深刻なシーンが続きました…。まあ、話数が多い中国の現代ドラマではよくあることなんですけどね。

結局、そうやって終わるのかーい!って、心の中で突っ込まずにはいられませんでしたが💧まあ、いいのよ。そういうものだし、私もそれを楽しんで観ているので(笑)。

 

靳東はやっぱりカッコいいです。中国人俳優の中ではかなり好き。『我的前半生』『歓楽頌』での役はクールでカッコいい大人を演じていたのですが、今回の白志勇は全く違うダメダメ男。でも人間味があって、これはこれでよかったです。彼は今回、このドラマの企画にも携わっているようで、出品人にも名を連ねています。それだけ、彼にとって白志勇はやりたかった役だったのかもしれませんね。

蒋欣は好きな中国人女優さんです。久しぶりにたくさん彼女を見られて嬉しい(ミーユエでは友情出演のチョイ役だったので)。やっぱり綺麗な人だなぁ。

あと、白・黄・藍のそれぞれの妻&元妻が皆美人揃いでした。黄九恒の妻・林響(リン・シャン)役の傅晶(フー・ジン)は、『猟狐』のダメダメ妹を演じていた人ですな。

 

会話量がすーごく多いドラマだったので、今回もたっぷり中国語の勉強をさせてもらいました。会話が多くて、「こんなにセリフいるか!?」と、冗長さを感じてしまった部分も何度かあったくらいです(;'∀') が、これも中国語のリスニング訓練になるので、楽しんで観るんですけどね。

それと、今回自分の中で新しい発見だったのは、中国人の名字。聞いたことのない名字の登場人物が何人も出てきました。

特に藍(蓝)、上官、景、修、仝(tóng)。 そして区は「qū」という読み方しか知らなかったのですが、名字として「ōu」という読み方もあることを初めて知りました。これら6つの姓は、私が初めて聞いた名前です。

私は中国に数年住んで働いたので、それなりに中国人の知り合いも増えましたが、本当~に同じ名字の人が多いんです!王、張(张)、李、劉(刘)、趙(赵)、楊(杨)、陳(陈)、徐、周、高さん達が何人いたことか( ´艸`) なので、たまに聞き慣れない名字の人に出会うと、ちょっと嬉しかったりもしました(笑)。…と、余談でした~。

 

それほどおススメー!というわけではありませんが、30代~40代の、主人公たちと同年代の人には刺さりそうな、じわじわと面白くなってくるドラマでした。

 

 

 

【大阪】巨大クスにパワーをもらえる 百舌鳥八幡宮で御朱印(堺市)

堺の百舌鳥古墳群エリアに鎮座する、百舌鳥八幡宮を訪れました⛩

レンタサイクルを使いたかったので、百舌鳥八幡駅ではなくレンタサイクルポートのある中百舌鳥駅から自転車でラクラクGO🚲

 

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↑通りに面した参道を進むと、石段と鳥居、拝殿が見えてきます。境内は広めでゆったりしており、人が少ない日は落ち着いて参拝できます。

 

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↑後ろに見えているのは、府の天然記念物に指定されている巨大クスです。青空だったらもっときれいだったのにな。

百舌鳥八幡宮は、欽明天皇(532~571年)の時代の創建とされる、古い歴史を持つ神社です。主祭神応神天皇

 

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↑堺の寺社は、私がこれまで見た限りですが全てにこのように高札を設け、ご由緒などを4言語で記載しています。観光客にも親切な感じがしてありがたいです(^^)こういう、行政の努力が見えるところは好きです。

拝殿にお参りしました。

 

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↑立派な絵馬殿。左側にはそろばんの形をした「そろばん絵馬」も設けられています。そろばんと神社にどのような関係があるのかは分かりませんでしたが、「珠算検定〇級に合格しますように」などと書かれていてほっこりしました(*^-^*)私も昔、そろばんを習っていたので、懐かしくなったりして。その甲斐もなく、今は大の計算苦手ですが…と、話がそれました💧

 

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↑拝殿を横から。個人的に、横から見た拝殿って、建築的にも魅力的に見えてとても興味をそそられます。

 

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↑こちらの狛犬さんはなんだかとっても愛嬌のあるお顔ですね♡ヘアスタイル(?)も変わっています。

 

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↑こちらが、大阪府天然記念物に指定されている、樹齢800年ともいわれる巨大な楠の木です。大きくて、全体を写真に収められませんでした🌳

なんだか、パワーをもらえるような気がする御神木です。

 

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仁徳天皇を祀る、若宮社。

 

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↑招魂社。

 

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↑石段の手前の方には池があり、水天宮と弁天社。

 

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↑さすが古墳のまち。案内板を見ているだけでも、歴史の長さに圧倒されそうです。

 

御朱印をいただきました。社務所には豊富な種類の授与品があり、中でもペットお守りが4種類ほどあって気になりました🐶🐾

 

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↑ご由緒書きと、このコロナ禍だからでしょうか、疫病・厄除御守護もいただきました。ありがとうございますm(__)m

 

堺は見どころが多くて居心地も良く、何度も来たくなる街です。レンタサイクルでの散策が便利で気持ちいいですね🚲

 

百舌鳥八幡宮

住所:大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5丁706番地

公式HP→http://www.mozu8.com/