【滋賀】小さいお寺だけれどとってもユニーク。護船観音に会える、妙法寺(近江八幡市・御朱印)
滋賀・近江八幡をぶらり歩き。
日牟禮八幡宮に向かう途中、ふと目にしたポスターが気になりました。それは、宝船に立つ「護船観音」という秘仏がいらっしゃるという、近くのお寺のもの。さらに、御朱印もいただけるとのことで、立ち寄ってみることにしました。
それが、日牟禮八幡宮から徒歩約6分の場所にある小さなお寺、妙法寺です。
事前に知らなかったけれど、突如参拝させていただいたこのお寺が、とてもユニークでした!
日牟禮八幡宮から、地図アプリを頼りに住宅街の中を「道合ってるのかな~」と自信なく進むと、ありました。
↑こんな看板があって、小さなお寺でも入りやすいのが嬉しいですね。何やらいろいろ気になることが書いてありますが、とりあえずお邪魔します。
↑山門前には、護船観世音菩薩のオブジェ(?)が。そもそも、護船観音がどういう観音様なのか、初めて耳にするのでよく分かっていないのですが😅
↑参道を進んでいきます。両脇には、植物がたくさん。
↑紫式部という名前の花!花が咲いているところを見てみたいです。
↑なんと、ドッグランまであります!これは、犬好きには嬉しいですね~。この日は愛犬ぽー🐶はお留守番でしたが、犬も歓迎してくださるお寺さんは好印象です。
ただし、この通り小さいので、小型犬のみ利用可とのこと。この日は会えなかったけれど、お寺のHPには、お寺の看板犬・トイプードルのルーちゃんが登場していました🐶
↑本堂。こちらに上がらせていただきました。中に入り、入山志納料300円を払います。
入って、ご住職の話を聞いて、お寺のことを知って驚きました。実はとてもオープンで、新しいことをどんどん取り入れていらっしゃる、ユニークなお寺でした。
ここ妙法寺は、黄檗宗のお寺。山号は普陀山。中国の浙江省舟山市に位置する普陀山に由来しており、普陀山は観音信仰の聖地とされています。
妙法寺は、江戸時代中期の1733年(享保18年)に開山。船の守護、渡航安全、風水害厄除、商売繁盛を祈願するお寺として、近江商人の信仰も篤かったそうです。
御本尊の護船観音がご開帳されており、お目にかかることができました。初めて見る、船(宝船)に立ち、竿を持ち、船を漕いでいる観音様です。
小さいけれど、存在感と不思議なオーラがありました。
HPに写真があります。
護船観音は、最澄の弟子である慈覚大師(円仁)の作と伝えられています。円仁は、遣唐使でもありました。
承和五年(西暦838年)、最澄の弟子、慈覚大師(円仁)は遣唐使に加わり、中国に渡りました。同十四年、帰航中、海上において嵐に遭遇しました。古文書には、「荒波岩石を飛とばすが如く、黒雲覆いて暗夜のごとし。水主楫取(船頭)本心を失なう」と記載されており、船頭も気が狂わんばかりの大嵐で、4隻の遣唐使船のうち1隻は帰航中に沈没しました。この時、円仁は天に向かって「無垢清浄光(むくしょうじょうこう)、慧日破諸闇(えにちはしょあん)、能伏災風火(のうぶくさいふうか)、普明照世間(ふみょうしょうせけん)」の呪文を唱えたところ、たちまち、この観音様が空中に光を放って現れ、船を守り、黒雲は晴れて白日輝き、逆風が順風へと変わって、肥前の国松浦の岸(今の長崎県)に無事にたどり着きました。しかし上陸時、船はコントロールがきかず渚に乗り上げて大破し、円仁も溺れながら陸にあがったそうです。
上陸後、船頭たちは、海上に出現した、この観音様の尊像を作って欲しいと円仁にお願いをし、円仁は、渚に乗り上げて大破した遣唐使船の船木を使って、この「護船観音」をお作りになりました。
この護船観音、元々は100年に一度ご開帳という秘仏だったのが、現在は積極的にご開帳されています。私が訪れたお盆期もそうですし、年末年始やゴールデンウイークなども拝観できるそう。詳しくはHPで確認を。
↑庭園。
ご住職さまがとても気さくな方で、いろいろとお話をしていただけました。
抹茶もいただけます。ただし、セルフサービスで自分で点てますよ🍵私は学生の頃茶道を少々たしなんでいたのですが、もう長いことお茶を点てておらず、久しぶりにやったら泡が立たなくてプチショックでした(笑)。
また、畳の上で昼寝してもOKという寛容さ(笑)。ご住職に、「昼寝してもいいよ」と勧められましたが、さすがに遠慮しました(笑)。
その他、お寺ではマインドフルネス講座、座禅や瞑想、寺ヨガなど、さまざまな活動を取り入れていて、いつでも立ち寄れる身近なお寺であろうとされていることが見てとれました。こういう姿勢、素敵ですね。何より、ふらっと立ち寄って歓迎してくださるのが嬉しいです。
御朱印をいただきました。黄檗宗のお寺で御朱印をいただくのは、初めてです。
↑御朱印は6種類あり、その内直書きしていただける2種類をお願いしました。左の護船観音さまのスタンプが、とても可愛いです♡
偶然知って、突如立ち寄ったお寺だったけれど、行ってよかったです。これもご縁ですね(^^)
非常に印象に残る参拝となりました。
【滋賀】近江八幡の地名の由来!境内の空気に癒された、日牟禮八幡宮(近江八幡市・御朱印)
滋賀の近江八幡へ一人、ぶらり歩き。
滋賀で御朱印巡りをするのは初めてです。今回近江八幡で訪れた神社は2カ所だけでしたが、どちらも雰囲気が非常に良く、深い印象を残してくれました。
まずは、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)へ⛩
JR琵琶湖線近江八幡駅からはやや離れており、バスで行きました。近江八幡の古い町並み・八幡堀からも近いので、周辺の観光と合わせて訪れても良いですね。
↑この木造の鳥居、渋くてかなりカッコいい!この鳥居を見て、テンションが上がりました(笑)。
この鳥居は、1616年(元和2年)造営の木造明神鳥居。何度か修理が繰り返されたようですが。高さは8.8m!
私が訪れたのはお盆前の連休シーズンでしたので、この辺りは、周辺を観光しているらしき家族連れなどもそこそこいました。
↑鳥居をくぐるとすぐ、水のせせらぎを感じることができます。この辺りは水郷の町としても有名です。
川沿いにも飲食店がちらほらありましたが、コロナ禍のまん延防止等重点措置対策中のためか、休業や時短営業のお店ばかりでした。
参道をトコトコ歩き、目に入った楼門を見て、驚きました。
↑こちらが楼門です!この風格、立派です。ああ、この神社は良い神社に違いない、と、心躍りました(笑)。
↑楼門を見上げる。
↑青い目の狛犬?さんたちが、上からこんにちは。
↑楼門の両脇には、古い狛犬さんがいました。
↑楼門をくぐると、広い境内が迎えてくれます。
良いなぁ、この風景。自然と一体化した、澄んだ空間。境内に飾られた赤提灯も、神秘的な魅力に花を添えています。訪れたのは、8月10日。この赤提灯は、8月15・16日に斎行された萬燈祭のためでしょうね。夜にあかりが灯った画も見たかったなぁ🏮
日牟禮八幡宮は、西暦131年に創建された、由緒ある古社です。
伝記によると、第十三代 成務天皇が高穴穂の宮に即位された折(西暦一三一年)、武内宿禰(たけうちのすくね)に命じて当地に地主神である大嶋大神を祀られたのが、鎮座の始めとされています。
(日牟禮八幡宮HP「由緒 | 日牟禮八幡宮」より)
徳川家康も参拝し、徳川家からの信仰も篤かったそう。
主祭神は、八幡宮であることからも分かる通り、譽田別尊(ほむだわけのみこと)。すなわち、第15代応神天皇です。さらに、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、すなわち応神天皇の母である神功皇后と、田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫神(たぎつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)の三姫神の御神霊である比賣神(ひめがみ)を祀っています。
また、近江八幡の地名の由来にもなっているそうな。
当地に八幡さまが祀られていたことが、八幡の地名となり、昭和29年の市制移行後の「近江八幡」の由来になったと言われています。
(日牟禮八幡宮「日牟禮八幡宮 | ひむれはちまんぐう」より)
では、参拝&境内散策へと向かいます。
↑手水舎。竹から水が出ているのが、ちょっと良い感じです。
↑手水舎の裏には、大きな「ひきずり松明」。
↑松明のさらに奥には、何だこれー!?牛が浮いている??
↑ということだそうです。
近江八幡発祥の和菓子店、たねやさんが制作されたのですかー👀すごいすごい。特に、浮いている牛にはびっくり!🐮
日牟禮八幡宮には、2つの大きなお祭りがあります。3月の左義長祭と、4月の八幡祭。
どちらも全然知らなかったので、興味津々です。いつか実際に見てみたいなぁ。
左義長祭は、鎮護国家、五穀豊穣を祈る祭りとして行われるようになりました。
安土城下でも毎年正月に祭りが行われており、信長記には「織田信長安土において毎年正月盛大に左義長を行い、自ら南蛮笠を被り、紅絹にて顔を包み、錦袍を着け、異粧華美な姿で踊り出た」として、自ら祭りに参加する信長の姿についての記述が残されています。
(日牟禮八幡宮HP「左義長祭 | 日牟禮八幡宮」より)
ですと!信長のその姿、なかなか想像できません(笑)。
そして八幡祭は、その起源は応神天皇まで遡るという、歴史あるお祭り。
HPの画像や動画を拝見すると、松明が燃え上がる様子に圧倒されます。実際に見たら、かなりの迫力と熱気を感じることができそうですね🔥
↑拝殿。1188年(文治3年)の造営です。
↑拝殿の脇の階段を上ると…。
↑本殿がお目見えです。本殿の近くで手を合わせることができるのは、一層気が引き締まります。
↑本殿の鬼瓦がぽつんと。これは、平成30年の台風により、落下損壊したのを、修復したものだそうです。
↑3つの小さなお社。真ん中は天満宮、菅原道真を祀ります。向かって右は宮比神社、御祭神は天宇受賣命(あめのうずめのみこと)。左は常盤神社、天照大神などを祀っています。
↑とっても雰囲気の良い造りだなぁ。
橋の下にあるのは、
↑鏡池。「虚偽の心にて顔を水に写すと池に没すと云う」…ひゃー!
私も覗き込んでみましたが、一応無事です(笑)。
↑こちらにも、境内社が並んでいます。
↑針塚も。針の形が可愛い。
↑凛々しい姿の神馬さん。
↑能舞台。明治の新築です。
また、境内ではありませんが、外に小さな稲荷神社がありました。
↑こちらは、日牟禮八幡宮とはまた別の管轄なのかな?よく分かりませんでした。
↑境内の外には、こんなに大きな太鼓も🥁👀八幡祭の本祭(太鼓祭)で使われる大太鼓なのかな?それとも展示用?
↑朱印の神社名表記は、日牟「礼」八幡宮なんですね~。
自然と融合し、荘厳さを感じる空間、社殿の風格。どこを取っても境内の雰囲気が非常に良く、とても好きな神社となりました。時間が許せば、もっと滞在していたいくらいでした。また来たいなぁ。
背後には八幡山がそびえており、ロープウェイで登って、街並みや琵琶湖を見渡すこともできます。私は行っていませんが、また機会があれば訪れたいと思っています。
日牟禮八幡宮
↓私が神社巡りで参考にしているこの本にも、日牟禮八幡宮が掲載されています⛩
【大阪】2021年8月御朱印(住吉大社 / 阿部野神社)
8月にいただいた、月替わりや期間限定の御朱印です。今月は、また大阪に緊急事態宣言が発令され、都心部に行くのをいつもより控えていたので、2社のみ。
住吉大社はこのところ、毎月もしくは2ヶ月替わりで、期間限定の刺繍御朱印を授与されています。
8月も参拝に行く気でいましたが、コロナ感染拡大を鑑み、郵送対応で拝受しました。
授与品を郵送対応されている寺社さんは、現金書留などが多い印象ですが、住吉大社の授与品郵送対応は、オンラインでクレジットカード支払いができるので、とても便利でありがたいです~😆
8月の御朱印は、「大神輿」。
↑右下に、金色の糸で丁寧に刺繍されています。紙は美濃和紙。
↑いつもながら、まじまじと見てしまいます👀
住吉大社の神輿の一つ。通常の神輿より大きいため「大神輿」と呼称します。
「一番神輿」とも称された。重量はおよそ七百貫余(約二・七トン)にも及びます。
明治より、人力(輿丁約二百名)での大神輿舁き、または大八車(荷車)に乗せ牛で牽かせた時代など様々な変遷の後、
戦後は大神輿が住吉祭の渡御列から姿を消しました。
平成二十五年より修繕計画が進められ、平成二十八年修繕完成、この年の住吉祭に奉舁となりました。
その大神輿復活を記念し、金色の糸で大胆に縫い上げた御朱印紙となります。
HPによると、9・10月は2ヶ月限定で、中秋の名月の刺繍御朱印が授与されるそうです🌕
毎月参拝している阿部野神社。人気の神社だと思うのですが、これまで私が訪れた時は、いつも参拝客は私と、他に1組くらい。混んでいるところを見たことがありません(´・ω・)
まあ、コロナ前の特に初詣や夏祭りなどのシーズンは、もっと賑わっていたのかなぁと思います。
阿部野神社と、境内社の旗上稲荷社の、月替わり御朱印をいただきました。
↑旗上稲荷社の8月御朱印は、桔梗と鵲。
そして、先月から授与開始された、毎月22日限定の御朱印も★境内社の勲之宮の御朱印です。
↑毎月字体が変わるんですよ~!8月は、勘亭流。
勘亭流とは、歌舞伎の外題や看板などに用いる太くうねりのある様式化された書き文字で、骨太で威勢のいい江戸歌舞伎の感性をデザイン化したものです。江戸時代に書家 岡崎屋勘六(号名 勘亭)が始めたといわれ、千客万来を願って内へと入る運筆で枠一杯に隙間なく書かれるのが特徴です。
さらに、紙の色も先月と違います!本当に、いろいろ凝っておられるなぁ。
22日限定ということで、毎月は行けないけれど、タイミングが合えばまた拝受しに行きます♡
9月はどんな御朱印に出会えるか、楽しみです😆
【大阪】一人カフェの記録~2021年夏
ここ2ヶ月くらいの間の、一人カフェ記録。
全て大阪です。
日本のお店は、撮影禁止ではない場所でもなんとなく、店内写真を撮りづらい(笑)。中国にいた時は、撮影禁止でない限り、遠慮なくパシャパシャ撮っていたのですけどね😅日本だと、やっぱり遠慮しちゃう。空気読んじゃう(笑)。
なので、どこも写真は少なめです。
大阪メトロ谷町線・堺筋線南森町駅の真上にあるという、アクセスの良さが嬉しいベーカリーカフェ。
↑開放的な外観、少ないですが外の席もあります。
「パンとエスプレッソと」というお店自体は、だいぶ前から知っていました。東京に住んでいた10年近く前、神宮前の店舗に行った記憶があります。その後私は中国に移り住んだわけですが、その間に、全国的にお店を増やしていたとは、遅ればせながら知りました(笑)。
店内は広くはないものの、明るく入りやすい雰囲気。
ショーケースに並ぶパンに目を奪われましたが、週末だったからかそこそこ混んでいて、ゆっくりとは見ませんでした。
一人なので、カウンター席へ。
カウンター席には電源コンセントが完備されているし、Wi-Fiもある!これはかなりポイント高いです👍
Wi-Fi&電源コンセントがあるのが当たり前、なければ若者の来客は見込めないくらいだった北京や中国都市部の飲食店に慣れた身からすると、日本の飲食店はまだまだまだまだ、Wi-Fiがないお店が多いなぁと常々感じていて、個人的な残念ポイントでもありました😅
なので、Wi-Fiが使えるお店は、私にとってはかなり好印象なのです( ´艸`)
↑週末のセットメニュー(8:00~15:00提供)から、フレンチトーストセット(950円)をチョイス。ドリンクはアイスコーヒーにしました。
フレンチトースト、まずはそのまま、そしてメープルシロップをかけていただきました。もちもちでとってもおいしかったです♡
さらに、サイドディッシュのポテトがこれまた美味。
ここはぜひとも、また利用したいカフェです☕おいしいし、雰囲気が良いし、Wi-Fi仕えるし。他のメニューもぜひ試してみたい♡
●ミルクホールホシノ 堺高島屋店(堺東)
堺東にはよく出没しています。
南海高野線堺東駅直結のタカシマヤ地下1階には、飲食店が数件並んでおり、その中にあるミルクホールホシノへ。星乃珈琲店の系列です。
↑エントランス。
カフェというより、喫茶店といった雰囲気です。でもこういう、ちょい古い感じの方が入りやすかったりして(笑)。
星乃珈琲といえば、コーヒーもさることながら、ふわふわスフレケーキ!!ですよね。
前回星乃珈琲を訪れたのは、もう何年も前だった気がするので、久しぶりすぎるスフレケーキにワクワク。
焼き上がりまで、多少時間がかかります。
↑スフレパンケーキ シングル(530円・税抜)、ホイップクリーム(100円)も頼んじゃいました。ダブルの方が写真は映えますが、この日は控えめで(笑)。シロップはメープルシロップを選びました。黒蜜シロップ、ハチミツの3つから選べます。
ふわふわでおいしい~♡たっぷりのホイップと一緒に、パクパク食べちゃいました。
コーヒーは、織姫ブレンドを選びました。スイーツにセットで+280円だったかな。織姫ブレンドは、ブラジル、エチオピアの豆を使い、軽やかですっきりとした味わいです。甘いパンケーキによく合いますね。
↑週末ですが空いていました。駅直結だけれど、意外に穴場かも( ´艸`)
混んでいないのも嬉しいし、他のスイーツも食べてみたいし、また行くと思います。
ミルクホールホシノ 堺高島屋店
●cake & cafe AMUU(平野)
JR大和路線平野駅から、大念佛寺へ歩いて行く途中に見つけた、小さなパティスリー&カフェ。昨年オープンしたばかりの、新しいカフェのようです。
↑可愛い犬のロゴにも惹かれました🐶
↑私が訪れた時は、他にお客さんもいなくて、ゆったり過ごせました。店内は、イートインできるテーブルが5卓くらいだったかな?誰かの家のような、こぢんまりとして落ち着く空間でした。
↑カフェオレとケーキ。セットでドリンクが50円引きになり、合計820円でした。
ケーキはチョコレートの甘さが主張しすぎず、パクパクと食べ進めてしまいました♡おいしかったです。カフェオレのグラスが素敵。
混んでなくて居心地良かったし、近くにあったら通いたいカフェでした。
cake & cafe AMUU
●スターバックス なんばスカイオ3階店
南海難波駅直結、なんばスカイオの3階にあるスタバへ。ここのスタバは、スターバックスリザーブです。
この日のお目当ては、話題になったコレ!
↑もう終わってしまったけれど、47都道府県それぞれの地域限定ドリンクが飲める、47 JIMOTO Frappuccino。いろんな都道府県の味を試してみたかったけれど、大阪以外のスタバには結局行けずじまいでした。残念😅
↑大阪めっちゃくだもんクリームフラペチーノ(トール・682円)。これ、おいしかったー!定番メニュー化してほしいくらいです。
フルーツの爽やかさと、クリームの甘さ、チョコレートのアクセントの具合が秀逸。フルーツはいろいろ使っていると思いますが、マンゴーとバナナの味わいが強めです。ミックスジュースがスタバの手に掛かり、おしゃれに進化したらこうなるのね!と(笑)。
無料でシトラス果肉が追加できました♡
この47都道府県フラペチーノ、もう終わってしまったのが残念すぎる~。他の県のフラペチーノも飲みたかったな。また第2弾をぜひ企画してほしいです。
あ、ここはスターバックスリザーブなだけあって、バーカウンターもありおしゃれでした。リザーブバーならではのドリンクを飲みに、また来ようっと。
スターバックス なんばスカイオ3階店
【大阪】ゆるキャラ「くまたん」と、くまたん御朱印が可愛い♡雰囲気の良い杭全神社(平野区・御朱印)
大阪・平野で御朱印さんぽ。大念佛寺の後は、近くの杭全神社を参拝しました。
杭全は、「くまた」と読みます。知らなければ読めない、難読地名ですよね。大阪も結構、難読地名が多いなぁと感じます。
ここも、以前から来てみたいと思っていた神社。
↑通りに面して堂々と立つ、大きな鳥居。ここから、長めの参道を歩きます。
↑参道を歩いていると、左手には弁天池。水しぶきで遊ぶ鳥ちゃんが可愛くて🐤
ちゃんと写真を撮らなかったのですが、弁天池には市杵島姫命を祀る宇賀社が鎮座しています。手前には、御田植神事を行う御神田もありました。
↑御神木の巨楠。大きい~!全体が撮れません(笑)。
↑可愛い大絵馬が。今年の干支で右の牛🐮は分かるけれど、左の熊は、君、誰だい?
この子は、杭全神社のゆるキャラ、「くまたん」です!神社のオリジナルキャラクターなんて、可愛い~♡手に持っているのはきゅうり、好物だそう(笑)。さすがにこの日は猛暑日だったのでくまたんは不在でしたが、神社のインスタグラムを見ると、時々着ぐるみで登場するそうです🐻七五三の子供たちにも人気のようでした( ´艸`)
↑大門。
杭全神社は、平安初期の創建とされています。
平安の初期、征夷大将軍坂上田村麿の子、広野麿が杭全荘を領地として賜ってこの地に居を構えました。その子当道が貞観四年(862)に素盞嗚尊を祀る祇園社を創建したのが、現在の第一本殿です。
(杭全神社公式HP「杭全神社について – 杭全神社」より)
坂上田村麻呂、日本史で出てきたなぁー。その子、孫と続き、創建された神社なのですね。歴史を感じます。
御祭神は、第一本殿・素盞嗚尊(すさのをのみこと)、第二本殿・伊弉册尊(いざなみのみこと)、速玉男尊(はやたまのをのみこと)、事解男尊(ことさかのをのみこと)、第三本殿・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。
また、連歌所が残されている、全国でも珍しい神社でもあります。
↑拝殿。
↑拝殿前の狛犬さん。スタイルが良くカッコいいですね。足元の鞠で遊んでいるように見えます☺
↑拝殿の奥には、本殿。第一本殿、第二本殿、第三本殿が並びます。すべて重要文化財。本殿の前は、空気が一層厳かに感じる気がします。炎天下でなければ、この場所にしばらくいたかったです(笑)。
↑第一本殿、正面から。
↑第一本殿を近くで。素戔嗚尊を祀ります。
↑本殿の脇には、吉岡稲荷社。
↑田村社(祖霊社)。坂上田村麻呂ら坂上家の祖霊、戦没者の霊などを祭っています。その右奥には、十柱社。
↑恵比須神社。
↑干支?の瓦?謎です(´・ω・)
↑社務所に吊るしてあった、これは何だろう?青空に映えて素敵だったので、思わずパシャリ。
神主さまがとても良い方で、暑い中参拝してヘトヘトでしたが心が軽くなりました☺汗だくの私を見て、「マスク替えますか?」と、使い捨てマスクを一枚くださったり。訪れたのは8月8日で、「良い日に来られましたね」と、縁起の良い話をしてくださったり。丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。
御朱印はコロナのため、書置きです。2種類いただきました。
↑くまたん御朱印その1。朱印の中で、きゅうりを持ったくまたんが笑っています🐻🥒可愛い~♡
↑くまたん御朱印その2、見開きです。拝殿の写真と、くまたんのイラスト。
購入しませんでしたが、オリジナル御朱印帳も素敵でした。
↑開運暦とくまたんシールもいただきました★開運暦には、神社のご由緒も紹介されています。
猛暑日で、大念佛寺から少し歩いてきただけでも熱中症になりかけたくらいでしたが、神主さまのお気遣いと、素敵な境内の雰囲気、日陰でのゆったりひと休みとで、生き返りました(笑)。
ぜひまた参拝に訪れたい、好きな神社になりました。次はくまたんに会えるといいな( ´艸`)
杭全神社
↓この本にも、杭全神社が掲載されています⛩
家族に扮した北朝鮮スパイを描く、映画『レッド・ファミリー』
映画鑑賞記録。2013年の韓国映画『レッド・ファミリー』を、Amazonプライムで観ました。
韓国に潜入している北朝鮮のスパイを題材にした映画です。スパイ映画というともっとハードボイルドなイメージがあったのだけれど、この映画はまぁ、ハードと言えばハードかもしれないけれど、どことなくハートウォーミングな空気すら漂い、シリアスながらセンチメンタルというか、絶望的な希望というか…こう来るか!と、かなり意外な見せ方をする作品だと感じました。
好きか嫌いかは別にしても、結構衝撃的で印象に残る映画でした。
『レッド・ファミリー』(2013年韓国)
原題:붉은 가족
監督:イ・ジュヒョン
出演:キム・ユミ、チョン・ウ、ソン・ビョンホほか
Amazon.co.jp: レッド・ファミリー(字幕版)を観る | Prime Video
予告編↓
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妻・スンへ(キム・ユミ)、夫・ジェホン(チョン・ウ)、祖父・ミョンシク(ソン・ビョンホ)、娘・ミンジ(パク・ソヨン)は、周りが羨む幸せそうな4人家族。しかし、それは表の顔にすぎない。4人は北朝鮮から送られたスパイチームで、家族を演じながら、祖国からの任務を遂行している。
そんなスンへ達ニセ一家の隣には、夫婦喧嘩が絶えず、いつも騒がしい一家が住んでいる。隣の一家を嫌悪し見下しているスンへ達だったが、交流が増えるにつれ、心を動かされていく。
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韓国に潜入している北朝鮮スパイの話は、事情に疎い私には真偽のほどは分かりませんが、それでもネット上で聞こえてくることがあったりなかったり。
それが、家族を演じているという設定がまず驚き。4人は家族を演じて韓国社会で暮らしているわけですが、北朝鮮に残してきた本当の家族を常に想っているんですよね。志願してスパイになったのか、強制的にスパイにされたのかは分からないけれど、この映画のスパイたちは、任務に失敗すると、自分の命どころか北朝鮮に残してきた家族までが危険にさらされる。なので、任務は絶対完遂しなければならない。
故郷の本当の家族を想いながら、韓国で他人とニセの家族を演じている4人。この時点でもう、感情がついて行かなさそう…。
そんなニセ家族4人の隣には、普通の韓国人家族が住んでいます。これがまた、金遣いの荒い妻と、家庭を顧みない夫のケンカが絶えず、毎日騒がしい。スンへ達ニセ一家は、この隣の一家を「資本主義の馬鹿どもが」などと罵り、見下し、嫌悪しています。
しかし、そんなお隣さん達との付き合いが増えるにつれて、心を動かされていくスパイ一家なのです。スパイでも、普通の家族に憧れ、故郷に残してきた家族と平凡に暮らせたらどんなに幸せか。そんな思いがすごく伝わってきました。
スパイの任務を遂行しながら祖国に忠実なニセ一家の4人。しかし、韓国で暮らす時点でもう、どこかで祖国への疑問を感じていたのではないかな、と思います。
この映画はクライマックスがやはり一番の見どころだと思うのですが、確かに最後の演出にはあっと驚かされました。どこかしら滑稽にさえ見えるのだけれど、それがものすごく皮肉的で、強烈な印象を残してくれました。
この映画にどれだけリアリティがあるのかは、正直分かりませんが、完全なフィクションとも思えないのがまた恐ろしくもあり…。これが実話だと言われれば納得してしまいそうなほどです。韓国と北朝鮮の問題は自分が不勉強なのもありますが、本当に複雑で難しい。
また観たいとはあまり思わないけれど、観てよかった映画です。
【大阪】融通念佛宗総本山の大念佛寺。オリジナル御朱印帳が可愛い★(平野区・御朱印)
大阪・平野で御朱印さんぽ。…と、はりきって出かけたものの、平野では行きたい所がたくさんあったのに、暑すぎて途中で熱中症になりかけ、思うように歩き回れませんでした😅
そんな日の1カ所目(まだ元気)は、大阪の名刹の一つ、大念佛寺です。
ずっと行ってみたいと思っていたお寺。「なにわ七幸めぐり」にも選ばれています。
↑こちらから、お邪魔します。お盆前の日曜日、予想に反して参拝客はあまりいませんでした。この暑さですからね☀
融通念佛宗とは?私は大念佛寺で初めて知りました。天台宗の僧侶・良忍上人(聖應大師)により、平安時代の1117年(永久5年)に開宗されました。御本尊は十一尊天得如来といい、阿弥陀如来と十菩薩の絵像なのだそうです。
「一人の念仏が一切人に及ぼし、一切人の念仏がわれ一人に納まる。
互いに融通した念仏の功徳でこの世に喜びあふれる楽土を建設することをめざす。」
を宗義としています。
良忍上人は聖徳太子信仰が厚く、1127年、四天王寺に立ち寄った際に、太子から夢のお告げを受け、鳥羽上皇の勅願により平野に根本道場として創建したのが大念佛寺の始まりとされています。
(参考:「融通念佛宗について | 融通念佛宗総本山 大念佛寺 -大阪市平野区-」「大念仏寺 - Wikipedia」)
↑山門が堂々としていて重厚感がありました。江戸時代、1706年(宝永3年)の建造です👀
↑山門をくぐると、うわぁ、広い境内! 大きなお寺ながら落ち着いた感じがあって、とても落ち着く感じがします。猛暑日でしたけれど(笑)。
↑本堂はとても大きいです。とても立派!派手さはないけれど、圧倒されます。1938年(昭和13年)再建、大阪府下最大の木造建築だそうです。
↑本堂の中に入ることができたので、拝観させていただきました。内部の写真は撮っていません。初めての融通念佛宗のお寺。これまで見たお寺とは違った趣を感じました。
広い境内には、お堂や建造物も多くあります。
↑圓通殿。面白い造りの建物です👀伝教大師(最澄)作と伝えられる聖観音立像を祀っています。扁額の「圓通殿」は、大通上人の直筆だそう。1989年(平成元年)に改修復元されています。
↑経蔵。
↑宝物館。閉まっていました💧パンフレットには、国宝や重要文化財を含む寺宝が収蔵されているとあったのですが、いつ開館されているのでしょうか。見たい!
と、HPに紹介がありました。毎年5月1日~5日の万部法要で、特別展示が行われているそうです。
↑楽邦殿。
↑鐘楼。
↑大念佛寺は、おおさか十三仏のお寺でもあります。おおさか十三仏のお寺に必ずある、ネパールから贈られたマニ車。ここでもしっかり回してきました。
他にも、写真に撮っていないお堂やたくさんありました。
大念佛寺といえば、ぜひとも行ってみたい行事が2つあります!
一つは、毎年5月1日~5日の万部法要。「万部おねり」として有名です。パンフレットには、「阿弥陀経を一万部読み上げ、極楽浄土をこの世に現出し、二十五菩薩練り供養が繰り広げられる。」とありました。
写真を見て、ぜひ一度実際に見てみたいなぁと思っている行事です。今年は残念ながら、コロナのため、職員のみで行われました。
もう一つが、一年に一日だけ開館される、幽霊博物館👻!!
毎年8月第4日曜日の一日だけ開館されるのです。大念佛寺に収められた、作者不明の十二幅の幽霊画が公開されるのですって。
絶対行きたーい!と楽しみにしていたのですが、今年はコロナで中止…(泣)。ああ、本当にコロナが憎いです<(`^´)>来年は行けるといいなぁ。
御朱印は、本堂横の売店の中に受付所があり、そちらでいただけます。
大念佛寺のオリジナル御朱印帳が欲しいなぁと思っていたので、購入できて嬉しいです♡
↑こちら。可愛いですよね♡大きいサイズです。表紙には、万部おねりの菩薩様。いろいろな持ち物に囲まれています。表紙の菩薩様の周りの道具は黒くて、菩薩様を際立たせており、裏表紙の道具はカラフルというのも良い!
もう一色、ピンクの御朱印帳もあって、そちらも可愛くて迷ったのですが、ピンクの方は小さいサイズで。お寺の御朱印は大きい御朱印帳にいただくのが好きなので、黒を選びました。
御朱印は4種類あり、その内3種類をいただきました。
↑右から、御本尊「天得如来」、おおさか十三仏第10番「阿弥陀如来」、河内西国霊場客番「圓通殿」。
↑阿弥陀如来さまのカードをゲットしました★
大きいけれども落ち着く、印象深いお寺でした。来年こそは、万部おねりと幽霊博物館に足を運べるよう願っています。