【大阪】京都の清水寺を模して建てられた、大阪の清水寺(天王寺区・御朱印)
天王寺に、京都の清水寺を模して建てられたという、大阪の清水寺があると知り、参拝させていただきました。
四天王寺にもわりと近く、堀越神社や一心寺、安居神社、愛染さん、大江神社なども周辺にあります。
実は以前、安居神社に来た時に、清水寺も近いと知っていたので行きたかったのですが、道が分かりにくくて迷ってしまい、結局行くのをあきらめていました💦今度こそは!と意気込んで向かったのですが、やはり迷いました(笑)。
今回はなんとかたどり着けたものの、見つけたのは裏門(笑)。正門は見つけられなくて、帰りに「ここだったのかー!」と、なりました😅
↑清水坂を上ってきたら、ここにたどり着きます。私はここからではなくて、裏門から入ってしまったのですけどね😅
↑こちらから入ると、お墓が並んでいるので、あまり写真に写らないように…。下の石に刻まれているのは、御詠歌でしょうか?
そしてこの奥には、なんと!
↑「清水寺舞台」とあります!これは、京都の清水寺の舞台を模したものだそうです。そして、ビルの向こうに見えるのは通天閣。ザ・大阪ですね~🎵小高い場所に位置しているので、大阪の街が見渡せます。
↑舞台の橋には、平和の鐘が吊るされています。この鐘の向こうに見えるのが、あべのハルカス。通天閣とあべのハルカスが見渡せる舞台。清水寺を模したとはいえ、なんとも大阪っぽさが楽しめる景色です。
この清水寺は、創建は不詳ですが、1640年(寛永17年)に延海阿闍梨(えんかいあじゃり)が十一面千手観世音菩薩を本尊として安置し、中興されたそうです。京都の清水寺を模して建てられたので、「新清水寺」とも呼ばれたとか。
四天王寺支院で、四天王寺と同じ和宗のお寺です。正式名称は「有栖山 清光院清水寺」となっています。
舞台の下には、もう一つの見所があります。
↑ここをくぐって奥に進むと…。
↑玉出の滝!いただいたパンフレットには、
とのこと。大阪市内唯一の天然の滝ともいわれるそうです。(Wikipediaより→清水寺 (大阪市) - Wikipedia)
↑小さいけれど、ちゃんと滝が流れていますよ。見て分かるように結界が張られていて、滝に打たれて修行を行う滝行場でもあり、現在でも行われています。そして、奥には石像の不動明王さまなどが祀られています。天王寺の街ナカに、こんな場所があったとは!
ちなみに、滝の水は飲めません💦
本堂は建て替え工事のため、現在、玉出の滝手前にある納経所の2階が仮本堂となっています。ただし、私が訪れた時は、コロナのため仮本堂には上がれませんでした。
↑こちらが、私が入って来た西門です。ここをまっすぐ進むと、玉出の滝が現れます。
納経所で御朱印を拝受しました。
こちらは新西国三十三カ所霊場客番、近畿三十六不動尊第2番、摂津国八十八カ所第26番、大阪三十三観音第25番の札所になっています。
私は、玉出の滝の奥のお不動さんに向かって参拝させていただいたので、近畿三十六不動尊の御朱印をいただきました。
↑流れる筆遣い、思わず見とれてしまいます。
京都ほど有名ではないこちらの清水寺ですが、大阪の街ナカに、清水寺舞台と滝があるのには驚きました。それほど大きくはないものの、とても印象に残るお寺さんでした。
★おまけ★
この日は、四天王寺前夕陽ヶ丘駅すぐの「すえひろ」さんで腹ごしらえ。
遅いお昼だったので、店内は空いていました。
↑かまぼこやネギを卵でとじた、木の葉丼(670円)。優しい味でおいしくいただきました😋ほっこり。天丼やヘレかつ丼、まぐろ丼も気になったので、次回食べてみたいです。
すえひろ
★周辺のお寺・神社訪問記★
・四天王寺
・愛染堂勝鬘院
・大江神社
・堀越神社
・安居神社
・四天王寺庚申堂