元・ふわふわ北京日和

北京住み→日本に本帰国。現在は中国に関係あったりなかったりの気ままなブログ。

【大阪】楠木正成が築いた”落ちない”城。大阪の山奥にある千早城跡(日本100名城)

大阪府で唯一の”村”、千早赤阪村にある千早城跡へ。

楠木正成が築城した城で、1333年の千早城の戦いの舞台にもなりました。『太平記』によると、鎌倉幕府総勢100万の兵が包囲したのに対し、楠木軍はわずか千人足らずの兵で籠城して戦い抜き、幕府軍を撤退させることに成功しました。

千早城の戦い - Wikipedia

日本100名城にも指定されており、城好きには外せないスポットではありますが、私が行ったのは平日ということもあり他に人はいませんでした🏯

 

愛犬ぽーを連れて、車でGO。

城址に近づくにつれて駐車場がいくつか点在して設けてあります。遠めの駐車場は500円、近めは600円でした。もちろん近い方、城址へ続く石段の入口前にある駐車場に停めます🚙

 

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↑駐車場は無人でした。料金は箱の中へ。

 

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城址入口前の標識。

 

この辺りは金剛山一帯になっており、登山客も多く訪れます。私は登山が苦手なので、登ることはきっとないです(笑)。が、関西の登山&アウトドアスポットとして四季折々の楽しみ方ができるそうですよ。

osaka-info.jp

 

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↑上の標識の下にあった地図。目指すは千早神社と本丸です。ええ、徒歩約50、60分!?でも実際歩くとそんなにかからなかったけれどなぁ。まあ、普段極度な運動不足の私には相当しんどかったですが…。歩くのが確実に遅い私でも30分くらいでしたよ。

 

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↑ここから歩いて登ります。ここからはあまり見えませんが…運動不足の私には相当きつい石段が待ち受けておりました。

 

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↑石段、約560段。上りますよ。

 

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↑落城しなかったから、”絶対に落ちない”パワースポットと謳われております( ´艸`)ということで、受験生の皆様はぜひこちらへお越しを(笑)。

 

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↑ここから登りますよ。

 

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↑愛犬ぽー君は、スリングでパパさんに運んでもらいます🐶

この約560段の石段を上り下りするのは、小型犬には明らかに足に悪いしそもそも危険なので、スリングに入っていてもらいます。

 

想像していた以上に急な石段が延々と続きます。

私は同年代の日本人の中では確実に極度な運動不足の類に入るので、かなりこたえました。

ゼーハー息を切らしながら、登ります。情けなし…💧

 

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↑途中に鳥居が。この鳥居はだいぶ手前の方なんですけどね⛩

 

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↑ゼーハーゼーハー言いながら汗を流しながら、ようやくたどり着きました。

このように城の跡はほとんど残っていません。

 

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売店の後らしき小屋がいくつかありましたが、今は営業していません。ペプシコーラの看板がやたらレトロで昭和感を漂わせています。

さらに進むと、千早神社があります。

 

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↑この鳥居の向こうが千早神社です。段差がないところでぽーもお散歩。

 

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↑石碑。

 

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↑千早神社です。山の中の神社って、やはりパワースポット感にあふれていますね。

 

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↑なんとここは標高634m。ということは、スカイツリーと同じ高さではないですか!これは偶然?気になります。

 

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↑木の根元にそっと置かれた、「本丸跡」の文字…。

 

標高が高く、ほぼ日陰なので、6月でも体感温度はかなり涼しく感じました。しばらく散歩をして下ります。

 

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↑息切れする飼い主を横目に、ちょこんとスリングに入って終始涼しい顔のぽー君でした🐶

 

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↑時々後ろの私を、「なんでそんなに疲れてるんだワン」とでも言いたそうに見てきます。

石段は急ですが、下りは上りよりだいぶ楽ですぐに下りられました。とはいえ、自覚はあるといえど、日ごろの運動不足をかなり痛感しましたとさ😅

 

そうそう、冒頭でも述べた通り、ここは日本100名城の一つ。以前和歌山城に行った時↓に始めたアプリを、やっと更新できます(笑)。

minghuabj.hatenablog.com

 

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↑やっと一つマーク。未踏破が残り86もある💧

 

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千早城

住所:大阪府南河内郡千早赤阪村千早

www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp

 

 

 

 

 

中国語学習に役立つ、お気に入りYouTubeチャンネル3つ

YouTubeで英語や中国語の動画をたくさん見ています。

国語学習にもってこいの動画も多くアップされており、自分のレベルに合ったものを探して継続して視聴するようにしています。

中国系YouTuber(日本人も中国人も)の方も増えてきてたくさんいらっしゃいますが、私はあまり好きではないので観ません。もちろん個人の好みの問題ですので、そのようなチャンネルが好きな方はぜひ各自探してみてくださいね。

以前記事にした「カエルライフ」や「青島日美外語専修学校」、「アットチャイナ中国語教室 名古屋駅校」のチャンネル以外に、集中して観ているチャンネルを3つ書き留めておきます。

 

●LANGUAGE channel

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キクタン形式の動画が多いです。単語だけをまとめたものもあれば、例文を読み上げるものもあります。例文がたくさん出てくるのがありがたい!特に成語は、丸暗記ではなくてどんな場面で使うかが分かっていた方が忘れにくいです。

私は「中国語の例文を覚えよう」中級と中上級、それとHSK6級基礎単語の動画を全て視聴しました。知らない単語やさっと口から出てこないフレーズは、ノートに書き留めています。スクリーンショットするだけだと手っ取り早いかもしれませんが、自分で書くことはHSKや中国語検定の作文の練習にもなるので、私は書くのが好きです^^

HSK基礎単語は1級から、中国語検定は準4級から、フレーズも入門編から動画をアップしてくれているので、初心者から中上級まで自分のレベルに合った動画を選んで観ることができます。

「例文を覚えよう」中上級はこんな感じです↓。ちょっと易しいかなと思ったら再生速度を早くして、聞き取れるかチャレンジするのもいいですね。

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●Yoyo 児童動画(Yoyo 儿童动画)

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中国語で子ども向けに、成語の成り立ちや中国の童話をアップしているチャンネルです。私は特に、成語を紹介する動画が気に入っています。

成語が多すぎてなかなか覚えられないのが中国語学習における難点でしたが、この動画で出てきた成語は、忘れにくい気がします!成語の成り立ちをアニメ化しており、成り立ちを知っているとより深く理解できるからかな。例えばこんな感じ↓で、たくさんの成語動画がアップされています。

youtu.be

ちなみに、「瓜田李下」…嫌疑を受けやすい場所のたとえ。

 

中国語のナレーション&字幕なので、中国語のまま学べるのが自分には合っています。昔の話なので難しい言葉も多く出てきますし、かなり集中して聞いていますが。そして私は必ず、自分でも辞書でその言葉を調べるようにしています。知らなかった言葉は、中国語の説明も一緒に書き留めます。

成語の成り立ちをアニメ化した、似たような動画は、実はYouTubeに山ほどあります💧しかし、私はこのチャンネルの成語動画が一番観たくなるんですよね。他のチャンネルの動画は、雰囲気や絵が好みではなく、観る気がしないものが多いです(笑)。このYoyoは、絵がまあまあ可愛くて観ていられるかな。サムネイルが特に好き。

ただ残念なのは、ナレーションがやたら機械っぽいことと、ところどころ字幕とナレーションがずれていたり字幕が抜け落ちていたりすること。まあ、クオリティはこの程度かなと思って割り切って観ていますが(笑)。

このチャンネルのおかげで、成語の語彙力がかなり強化できている気がします!

 

●TEDx Talks

www.youtube.com

皆さんご存じTED。英語学習のツールとしても、よく聞いています。

TEDx Talksには、英語はもちろん、さまざまな言語のプレゼン動画がアップされています。中国語のプレゼンもたくさんあり、特に台湾の方のプレゼンが多いようです。台湾の方の話す中国語はとても聞き取りやすいですね。

動画によって、設定により字幕が付けられるものと付けられないものがあります。私は中国語の字幕が付けられるものを優先的に観ています。台湾の方のプレゼンは繁体字字幕で。普段簡体字ばかり見ているので、新鮮で勉強になります。

たとえばこちら↓は、昨今日本のニュースでもよく名前を聞くようになった、台湾の”天才”IT大臣オードリー・タン(唐鳳)さんのプレゼン!この動画には字幕がないのが残念ですが、聞きやすいです。

youtu.be

 

とにかく中国語に少しでもいいから毎日触れるようにするには、YouTubeはとても便利で有用なツールだと思います。

他にも良いチャンネルを見つけたら更新します^^ 

 

過去に紹介した中国語学習に役立つYouTubeチャンネルはこちら↓

minghuabj.hatenablog.com

minghuabj.hatenablog.com

 

 

 

『東京女子図鑑』の中国リメイク版第2弾ドラマ『上海女子図鑑』。働く独身女性が自分で自由を掴むために

※2021/4/2追記※

Amazonプライムに追加されていました!

視聴はこちら↓

amzn.to

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『東京女子図鑑』の中国リメイク版、ドラマ『上海女子図鑑』を観終えました。『北京女子図鑑』に続いて、優酷(Youku)が版権を購入して制作・配信したものです。 

『北京女子図鑑』はこちら↓

minghuabj.hatenablog.com

 

『北京女子図鑑』と同様、1話約30分×全20話。こちらも現在、YouTubeではYoukuの公式チャンネルで全話無料配信中です。

YouTubeでは日本語字幕はなし、中国語字幕付きなので、中国語の勉強にももってこい。日本語では観られないと思っていたら、つい最近、北京&上海女子図鑑の日本語公式Twitterアカウントが開設され、下記の通り配信開始されているそうです!

中国語が分からない人も、ぜひイマドキ都会の中国女子を観察してみてはいかがでしょうか( ´艸`)中国ドラマ入門編としてもおすすめです。

 

『上海女子図鑑』(2018年中国)

出演:王真児(ワン・ジェンアー)、李程彬(リー・チェンビン)、李現(リー・シエン)、劉孜(リウ・ズー)ほか

baike.baidu.com

 

YouTubeはこちら↓

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Youku公式チャンネル内には、メイキング映像などもたくさんアップされていますよ。

 

安徽省出身で上海の大学に進学した羅海燕(ルオ・ハイイェン、王真児)が、大学卒業後も上海に残り、広告会社に就職。仕事で経験を積みながら、 出会いと別れを繰り返し、前に進んでいく姿を描きます。

 

『北京女子図鑑』を先に観ていたので、比較しながら観るのも楽しかったです。『東京女子図鑑』は未見ですが。

北京版はスタートが2008年でしたが、上海版は2003年がスタート。北京は主人公が大学卒業後に北京に移り住みますが、上海版は大学から上海にいるので、北京版の方がより変化が大きいです。

どちらが面白いか?というと、どちらも面白かったです!ネットやTwitterで両方観た人の感想を読んでみたところ、結構意見が分かれていますね~。北京派と上海派、いい感じに分かれています。やはり、北京に縁がある人は北京版に、上海に縁がある人は上海版により感情移入してしまうものですよね。

私は北京と上海のどちらにも住んでいたので、それぞれがとっても懐かしく思い入れがあります。あえて選ぶなら、北京版の方が好きです。北京の方が長く住んでいたし、主人公の変化も大きく、より感情移入できました。

上海版も面白かった!けれど、個人的には、上海版は感情移入というよりは、もっと客観的に落ち着いて観ることができた気がします。

北京版は、上京当初は外見も素朴で、その分年を重ねキャリアを積むにつれて装いの変化も大げさなくらい大きいです。一方、上海版ももちろんメイクや服装、持ち物など変化はあるのだけれど、北京版に比べて徐々に自然に大人になっていく感じかなぁ。クレジットを見て知ったのですが、上海版は、ヘアメイクをはじめ日本人スタッフが数人関わっているので、メイクや服装もより日本(というか東京)に近い印象です。派手な主張は控えて、さりげないおしゃれやオフィスに合った、控えめだけれどきっちりしているメイクなど、装いがより親近感を感じられるというか。

北京も大都会ですが、概して上海の方が洗練されていて国際的で、おしゃれ度が高いことは否めないので(笑)。そこがドラマにもしっかり反映されていましたね。

 

上海版の主人公羅海燕(Harriet)は、志望の広告会社に入社し、経験と実績を積んでいきます。その後転職、起業。仕事には忠実な努力家です。

男性との出会いは少なくないし、結構モテます。お見合いもします。しかし、仕事を優先する彼女を理解してくれる人は簡単には現れません。

海燕が良いなと思うのは、幸せな結婚を夢見るのでもなく、男性にお金をたくさん出してもらうことに意義を見出さない、自分の足でこの地で生きていくんだというしっかりした意思があるところ。それでいて、先に結婚して家庭を築く女性たちのことはちゃんと尊敬している。

結婚のチャンスもあるけれど、流されたり甘えたりせず、きちんと自分の意思で決断していけるのは、簡単なようでなかなかできないことだし。しっかり自分の意思で物事を決めて進めていける、と同時にその自分の価値観やスタイルを周りに押し付けたりしないので、良い友達にも恵まれるのかもな、なんて思いました。 

北京版ほど地元との関わりの描写は多くなかったけれど、海燕も地方出身。アラサーで実家に帰ると、「結婚はまだか」「彼氏はいないのか」「早く子どもを産まないと」などと親戚から言われるこの上ない煩わしさ、分かる分かる…😅

 

主人公の羅海燕を演じたのは、王真児(ワン・ジェンアー)。

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中国の美人に多いキツめのアジアンビューティー系とはまた違って、柔らかさや透明感も兼ね備えながら知的な雰囲気をまとった人だと思います。落ち着いた声も好印象。 仕事にまい進し、男性に依存せず自分の自由を自分で掴んでいくという自立した女性像を好演していたのではないでしょうか。

 

こちらにも北京版と同様に、主人公の目標となる先輩女性が出てきます。海燕の入社時から彼女の手本となり、その後は良き友人関係を築くScarletを演じたのは、ドラマ『遇見幸福』でメインキャストの一人だった劉孜(リウ・ズー)。彼女も綺麗な人で、女上司の役がハマっていました。こんな女性の先輩、私も欲しいな。

 

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上海の風景も懐かしく、住んでいた頃を思い出しながら観ていました。上海を象徴するあの東方明珠のある浦東の高層ビル群。プラタナス並木が続く旧租界地区。

第2話で出てきた、海燕がバイトをしているホテルは徐家匯の華亭賓館じゃない?とか、香港人の彼とのエピソードで出てきた香港料理店は思南路の人気店のあそこだ!(→こちら https://www.shanghainavi.com/special/5042876 )とか、見慣れた場所を見つけるのも楽しかったです。

上海名物とも言えそうな、公園にお見合い写真がずらーっと並び、親同士が相手を見つける場面も懐かしい。初めて人民広場であの光景を見た時は驚いたものです。

 

『北京女子図鑑』とはまた違った良さがあるドラマでした。働く独身女性はきっと、共感できる部分はあるのではないでしょうか。

 

 

 

NYの20代女子のリアルな生態をさらけ出したドラマ『GIRLS / ガールズ』

アメリカのHBO制作ドラマ『GIRLS / ガールズ』をAmazonプライムで観終えました。

ニューヨークに暮らす、大学卒業後の4人の女の子の生態を赤裸々に描いています。

面白かったなぁ。NYで4人の女性を描いたドラマと言ったら、同じHBO制作の言わずと知れた『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下「SATC」)を思い浮かべてしまいますが、「SATC」のように働く30代女性がおしゃれなファッションに身を包み颯爽と街を歩く、夢と憧れに満ちたものでは決してなくて。

この『GIRLS / ガールズ』(以下「GIRLS」)に出てくる登場人物たちは皆、仕事も恋もうまく行かなくて都会をさまよっているような人たちばかりです。SATCのようなキラキラ感は、はっきり言って皆無です。

それが妙に、生々しくてリアルで、痛々しくもありました。華やかさはないけれど、時々胸が締め付けられるような、グサグサと心に突き刺さるような。そんな正直さが、なんだか愛おしく思えるような脚本でした。

 

※以下、画像をクリックするとAmazonページに飛びます。 

『GIRLS / ガールズ』全6シーズン(2012~2017年米)

出演:レナ・ダナムアダム・ドライバー、アリソン・ウィリアムズ、ジャマイマ・カーク、ゾーシャ・マメットほか

 

ハンナ、マーニー、ジェッサ、ショシャンナの4人の女の子を中心に描かれるストーリー。

4人が4人とも、性格は全然違うけれどとにかく自己中です。皆それぞれ自分勝手で、他人に気を遣えなくて、わがままで、他人に厳しいくせに自分には甘々で、お子ちゃまで。

ドラマとしては面白いけれど、私、彼女たちのこと好きになれないなって思いました。ドラマのわりと後半まで、嫌いでした。面白く観ているドラマの主要キャラ皆好きになれないってどうなの(笑)。

…それなのに。終盤、特にシーズン6のラスト数話のエピソードは、切なさでたまらなくなってしまいました。終わってみたら、嫌いだった彼女たちのことが憎めなくなっていて、嫌悪感はすっかり消えているどころか好きになっていました。

 

このドラマは、大部分が主人公ハンナを演じたレナ・ダナムの実体験に基づいているそうです。レナ・ダナムは20代前半にして、制作・脚本・主役の一人三役をこなしています。すごい!だからここまでリアルに、繕わずにさらけ出すことができたのかな。

ハンナはぽっちゃり太めの体型で、これまでのよくあるスタイルの良いヒロイン像とはかけ離れています。でも、よく脱ぐ。全くためらいなく服を脱ぎ、生々しいベッドシーンも多いです。ハンナに限らず、裸のシーンやベッドシーンが多い。ドラマでこんなに見せていいの?って、多少驚きましたが、観ていると慣れてきます。これも彼女たちの生態だから、どこまでもさらけ出す。これもドラマの大事な要素なのだと。

ぽっこりお腹に肉付きの良い太もも、むっちりした腕に大胆に入れたタトゥー。何の惜しげもなく見せられたハンナの体に視聴者は戸惑いますが、これも彼女の自己表現だったのかな。もちろんハンナは、自分の体形やルックスに対してずっとコンプレックスを抱いてきました。そのコンプレックスを隠さないことで自分を受け入れていたのかもしれないね。

 

●主な登場人物●

ハンナ(レナ・ダナム

作家志望。自己中でわがまま、思ったことはすぐ口に出すタイプ、トラブルメーカー。大学卒業後、出版社で無給のインターンをしていたが、親から仕送りを止められたため上司に昇給を求めるが断られ解雇される。その後、有名雑誌「GQ」で広告記事ライターになったり、大学院に進学したり、学校で文学の講師になったりしながら、書くことを続けていく。

物書きの才能には溢れているのに、世渡りが下手で、周りの人間とことごとく上手く行かない。GQで働くことになっても、自分の意見を率直に言いすぎて同僚へのリスペクトは全くないどころか彼らの仕事を見下したり、大学院に進学しても周りの生徒をけなしたり、とにかくチームワークには向いていない(本人も好んでいないが)。体だけの関係だったアダムと徐々に本気で付き合うようになる。

ハンナの性格や個性は、かなり付き合う人を選びます(笑)。私はきっと、ハンナのような子とは友達関係を続けられないだろうなって思っちゃいます。でも、不器用で周りに迷惑をかけまくりながら、自分に嘘をつかずに生きていくハンナが、最後は好きになっていました。

 

マーニー(アリソン・ウィリアムズ) 

ハンナの大学時代からの親友で、ハンナとルームシェアをしている。アートギャラリー勤務を解雇され、その後はラウンジのホステスを経て音楽の道に進む。美人で真面目だが、結局は自分中心。他人の欠点を批判し、自分の至らなさを他人のせいにしがち。ダメ男を好きになる傾向がある。

最初は、ハンナに比べかなりまともに見えたマーニーが一番好きなキャラでしたが、どんどん嫌いになっていきました(笑)。でも、最後は見直した。友情を一番分かっていたのはマーニーだったのかな。

 

ジェッサ(ジャマイマ・カーク)

ハンナとマーニーの大学時代からの友人。自由奔放で大胆、細かいことは気にしない性格。放浪癖があり、世界を旅して戻って来てから従姉妹のショシャンナと同居する。定職にはつかず楽観的。ドラッグにも手を出している。美人でやたら色気がありモテる。面倒なことが嫌いで、問題が起こると我関せず、すぐに逃げようとする。

ちなみに上の画像で抱っこしている赤ちゃんは、ジェッサの子ではなく、これは子守をしているシーン。

演じるジャマイマ・カークは、『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』のヒロインを演じたローラ・カークの実の姉なんですね! よく似た美人姉妹です。ローラはとっても普通な女の子に見えたけれど、ジャマイマの方が個性的で雰囲気がありますね。

 

ショシャンナ(ゾーシャ・マメット)

ジェッサの従姉妹。登場した時は大学生。SATCに憧れている。早口で相手の表情を読まず、ベラベラと喋りがち。大学卒業後就職した会社で東京勤務を命じられ、シーズン5では日本で働く。

私は、ショシャンナが一番成長したと思います。まあ一番若いし。日本での経験が彼女を成長させたと思える描写が、なんだか嬉しかったな。友達や人間関係も見直すタイミングがきて、自分のためにならない友情とは決別する勇気を持った子です。それもまあ、自分勝手と言えばそうなのだけれど。でもこういう人付き合いをしていたら、自分が本当につらい時に助けてくれる友達、いなくなっちゃうよね、とも思えますが、まだ若い彼女はこれから新たな人間関係を築いていくことだと思います。

上の画像の男性は、ハンナの元彼で親友のイライジャ。

 

アダム(アダム・ドライバー

ハンナと体の関係を続けていたが、本気の付き合いになる。俳優志望。優しいが激高するとよく暴れる。

一見不釣り合いのようなハンナとの関係でしたが、本当はものすごく相性が良かったのだろうと思います。ハンナとアダムの感情の揺れ動きも見どころです。

今はハリウッドで引っ張りだこ、出演映画が途絶えない人気俳優のアダム・ドライバーですが、このドラマが始まった時はまだ無名でした。アダム・ドライバーを一躍有名にした出世作と言えるのでは。この時から存在感が抜群で、人を惹きつける魅力があります。カッコいい。

 

チョイ役でもこれまでドラマで見たことのある人たちがちょこちょこと出てきました。 

マーニーの母親役には、『グッド・ワイフ』にも出ていたリタ・ウィルソン。夫はご存じトム・ハンクスですね。シーズン2でハンナを見出し仕事を依頼する編集者デヴィッドも、『グッド・ワイフ』に出てきた超曲者の犯人役の人。ジェッサの厚生施設の責任者は、『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』のベティ役の人。シーズン3でハンナが働くことになる有名雑誌「GQ」編集部の同僚を演じるマイケル・ゼゲンは、『マーベラス・ミセス・メイゼル』のジョール。そしてシーズン3で登場するハンナの従姉妹レベッカは、『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト』のマリッサでした。

 

シーズン5の東京ロケでは、ショシャンナの相手役で水嶋ヒロが出演していました。日本(東京)の描き方は、いかにも外国人から見た日本という感じでイマイチ残念でしたが。でも、東京生活を経てショシャンナが変わったのは間違いなく、そこは日本人としてなんだか嬉しいです。

 

ネタバレは書きませんが、シーズン6のエピソード9と10(最終話)は特に、すごく良かったです。切なくて、でも吹っ切れたような、そんな感じ。

最終話を観終えてから、トレイシー・チャップマンの「Fast Car」が頭からしばらく離れません。

「Fast Car」の余韻が、何とも心地良い後味を残してくれました。あの終わり方は賛否両論あるようですが、私は良かったよ。

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決して、キラキラ憧れのNY生活を描いたドラマではなく、見ていてイライラすることも多いです。それだけリアルで、真っ向からさらけ出した脚本に心を揺さぶられました。

女子(という年齢ではもうないが、私)はいろいろ面倒くさい、けれど面白い!

 

Amazon.co.jp: ガールズ:シーズン1 (字幕版)を観る | Prime Video

 

 

『東京女子図鑑』のリメイク版中国ドラマ『北京女子図鑑』に共感が止まらなかった

※2021/3/27追記※

Amazonプライムに追加されていました!

視聴はこちら↓

amzn.to

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中国ドラマ『北京女子図鑑』を観終えました。

日本のドラマ『東京女子図鑑』の中国リメイク版です。『東京女子図鑑』は観ていませんが、中国でかなりの反響を呼んだことは知っていました。中国で話題になった当時は私も北京に住んでいて、中国人同僚女性から「このドラマ知ってる?今中国で人気なの」と言われたことがあったっけ。

その『東京女子図鑑』にインスパイアを受けて、『東京女子図鑑』の版権を購入し中国リメイク版『北京女子図鑑』『上海女子図鑑』が制作されました。上海の方はまだ観ていませんが、この後観てみます。

「東京女子図鑑」のリメーク版が若者に共感(中国) | ビジネス短信 - ジェトロ

 

地方(四川省)出身の女性が、大学卒業後北京に移り住み、大都会でもがきながら進んでいく姿を描いたドラマです。主人公の陳可(チェン・クー)は85年生まれという設定で、私と同じ年。そして、北京に移り住んだ2008年から2018年という10年間を描いています。

YouTubeでは、ドラマを制作した優酷(Youku)の公式チャンネルが全話無料で配信中です。太っ腹でありがたい!

YouTubeはこちら↓

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『北京女子図鑑』(2018年中国)

出演:戚薇(チー・ウェイ)、魏大勲(ウェイ・ダーシュン)、呉越(ウー・ユエ)ほか 

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1話約30分×全20話なので、気軽に観やすいのも嬉しいです。中国ドラマってとにかく話数が多くて、50話超えも普通ですからね〜。

日本語字幕はありません。が、もちろん中国語字幕はついているので、中国語の勉強にももってこいです。また、仕事や恋愛、若者の意識など、現代の中国社会を垣間見ることができるという点でもおすすめです。

 

四川省で生まれ育ち、大学卒業後北京に移り住んだ陳可依(チェン・クーイー、戚薇)。コネもお金もない世間知らずの女の子だった陳可依が、都会で仕事に奮闘し、恋愛に傷つきながら大人になっていく10年間を描きます。

 

2008年から2018年、20代から30代へ。北京に来てから、陳可依は自分を陳可と名乗るようになります。「依」の文字を取ったのは、過去に頼らず、前を見て自分の足で生きていくんだという気持ちからだったのかな。下の記事で、脚本を手掛けた張佳氏はこのように述べています。重要なのは、人は前を見て一歩を踏み出すこと、それまでの安心感は全て捨て去るのだ、と。

“我原来的作品都是偏少女造梦,女主角的名字从‘陈可依’到‘陈可’,这也是我自己创作理念的体现,我把‘依’字也去掉了,我抛弃了以前少女造梦式的固有模式,我预测到了这次转型的作品可能会大赞,也可能会被大骂或不理解,这都不重要。重要的是,人要往前走就要跨出那么一步,把之前的安全感都去掉。”

「"女子图鉴"编剧:从"东京"到"北京" 不变的是真实」より)

 

(以下ややネタバレ含みます)

 

10年の中で、陳可の環境も、そして自分自身も大きく変わります。

北京に来て最初の仕事は、小さな会社の受付。その後転職を繰り返し、実力を付け、部下を持つまでになります。都会でキャリアアップを重ねるキャリアウーマンの姿。

自分で稼ぐようになり、生活の質も変わっていきます。最初は同郷の友人と、地下室の小さな部屋でルームシェアをしていましたが、その後何度も引越しをします。

偽物じゃなくて、本物のルイ・ヴィトンのバッグが欲しい。自分の家が欲しい。

そして、付き合った男性たち。うまくいかずに何度も傷ついて泣いて、そのくせ平気な振りをして。

そんな陳可の姿が、決して大げさではなくて、淡々と、リアルに描かれていたのではないでしょうか。都会で頑張る多くの女性が、陳可の姿に自分を重ね合わせてしまうのではないかと思います。

 

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↑第1話。北京に上京(=北漂)したばかりの陳可。ここからどんどん、時が経つにつれて、外見も変わっていきます。

 

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陳可は85年生まれで、私と同じ年です。そして、私も地方出身、大学卒業後に就職で東京に移り住みました。 東京で4年半働いた後、海外転職で中国に行き、2014年から2019年にかけて北京で過ごしました。

同じ年であることと、「地方から都会へ出てきた」ことと、「北京で数年過ごした」こと。国籍は違うし私はイチ外国人として北京にいたので異なる点は多々あれど、これらの共通点から、陳可に自分を重ね合わせることも少なくありませんでした。昔の自分を見ているようなちょっと恥ずかしい気持ちにもなりつつ(笑)。

 

都会で働くこと、憧れと現実のギャップへの戸惑い。

仕事で出会うたくさんの人たち。本音と建前、世渡り、人付き合い。経験するたくさんの失敗。新人だった自分がいつの間にか年を重ねて、部下を持つ立場になったこと。稼いで好きなものが買えるようになった。でも家は買えないし、地に足がついていない感じがずっとしている。

恋愛だってそこそこ経験した。でもいつもうまくいかない。そうこうしているうちに、周りの同世代の友人は皆結婚して子どもを産んでいる。

離れて暮らす、故郷の親は老いていく。都会で孤独を感じた時、ふと親の温かみが身に染みる。離れてからやっと分かる、故郷への気持ち。

…などなど、「わかるなぁ」と共感するポイントがたくさんありました。国は違っても、同じように悩み、もがいて生きているんですよね。

さらに、私が中国で出会った、同僚や仕事関係で出会った女性たち。彼女たちの姿を思い出し、重なって見えました。

 

そして、北京が舞台のドラマなので、もちろん北京の風景がたくさん出てきます。見慣れた北京の一つ一つのシーンがもう懐かしくて、北京にいた当時のことを思い出して、なんだか無性に懐かしくて涙が出そうになってしまいました(笑)。

一時期住んでいた三里屯&工体。そしてオリンピック公園、798芸術区、国貿、東三環路…。特に、最終話(第20話)で流れる、北京の光景を切り取ったカットが次々と映し出されるシーンはすごく良かった。あれだけで懐かしさで泣けてくるよ(笑)。

あの活気、にぎやかさ、日々刻々と変わりゆく風景、エネルギーとスピード。良いことも嫌なこともたくさんあったけれど、いつも刺激に満ちていた北京生活、大好きでした。

 

主人公の陳可を演じた戚薇(チー・ウェイ)さんはとても美人です。彼女も陳可と同じ四川出身、そして1984年生まれ。ややハスキーな声も素敵で、演技も自然でリアルだし、とても好感が持てました。

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他に印象的なキャラクターは、陳可の憧れの女性的存在である、上司の顧映真(グー・インジェン)です。陳可に優しく、しかし失敗すればしっかりと叱責する、頼れる上司。こんな女性の先輩が職場にいたらなぁと思えるような人物でした。

演じる呉越(ウー・ユエ)は、ドラマ『我的前半生』で主人公の夫の不倫相手役の印象が強かったのですが、打って変わって強く頼もしい、それでいてしなやかでエレガントな女上司を颯爽と演じていたように思います。

 

北京は間違いなく自分を成長させてくれました。もちろん、その前に住んでいた上海も東京も、だけど。

ドラマに出てきたこの言葉を、大切に取っておきたいです。

感谢曾经的我

感谢北京

 

 

 

【大阪】たくさんの動物とふれあえるワールド牧場が楽しい!ドッグランもあり(河南町)

大阪の南部、河南町にあるワールド牧場に行ってきました。インスタグラムで知ってとても良さそうで、しかも犬を連れて行けるとのことで、愛犬ぽーを連れてGO!

※訪れたのは3月、緊急事態宣言の前です。新型コロナウイルス感染症の影響で、4月中旬から休業していましたが、5月16日より部分的に営業を再開されています。最新の情報や詳細は公式HPにてご確認ください→

ワールド牧場|大阪府南部のふれあい観光牧場

 

ワールド牧場は、「動物とふれあえるテーマパーク」。施設には牛、馬、ブタ、ヒツジ、ヤギ、犬、猫、ウサギ、カピバラなどなど、たくさんの動物が暮らしています。なんと140種類もの動物たちがいるそうです(HPより)。エサやりや乗馬などの体験もでき、特に子どもには喜ばれそうなスポットです。私が訪れた時も、小さな子どもを連れたファミリー客が大半を占めているようでした。

さらに、施設内にはドッグランもあり、犬を連れて行くことができるのが嬉しい!

私は初めて行きましたが、想像を大きく上回る広さと充実ぶりに圧倒。動物好きならきっと楽しめると思います。

 

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↑入場口。手前は駐車場です。着いた瞬間、「デカい!」と思わずつぶやきましたよ。

 

入場料は、大人1,600円とややお高め。ペットは500円ですが、私たちが行った日は、「今日はペットの日(?)なのでワンちゃん分は無料です」と言われ、ペットの入場料無料で入ることができました(ラッキー)。

さらに、犬用にとポケットティッシュ&エチケット袋が配布されました。細やかな配慮が嬉しいです。

※犬を同伴させるにはいくつか注意事項があります※

・飲食店や売店、犬・猫ふれあい館、イルカ・クジラのプールなど、ペット禁止の場所がある

狂犬病、混合ワクチンなどの予防接種が1年以内に済んでいること

・リード必須

・排泄物は必ず処理をすること

…などなど。ルールとマナーは必ず守りましょう!

 

早速入場!と、入ってすぐの所にどでかい七面鳥さんの小屋がありました。「おお、デカいね~」なんて言って見ていたら、愛犬ぽー君はどうやら七面鳥にたいそう驚き怖気づいたらしく…足がすくんでおりました😅怖がらせてごめんよ~。

 

施設内を一通り歩き、さまざまな動物たちにご挨拶。

 

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↑ペルシュロンという、世界最大級の馬だそうです。カッコいい🐎

ペルシュロン(ブラン号)に騎乗体験 | ワールド牧場|大阪府南部のふれあい動物園


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↑こちらに寄って来てくれた、人懐っこいブタさん。この足…か、可愛い~💕

 

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↑マイペースなカピバラさん。後ろ足でカキカキ。なごむ~。

 

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↑凛々しくてカッコいい馬🐴

 

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↑こっちの馬は愛嬌ある表情( ´艸`)笑ってる?

 

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↑活発なニワトリ氏。奈良の石上神宮に行った時もそうでしたが、愛犬ぽー君はニワトリが苦手💧というか、開始早々七面鳥にビビッていたので、鳥はどうやら苦手なようです😅

 

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↑ヒツジさん🐑毛がもっこもこです。

 

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↑ヒツジさんと一緒のエリアには、ガーガーガー!

 

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↑牛柄のヤギさん。この子も人懐っこくて可愛いです。

 

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↑ヒツジ、ヤギ、ニワトリ、ガチョウたちがいるエリアだけでもかなり広いです。

この通り、山の上の高台にあるので、見晴らしも良く開放感が抜群です。

 

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↑ぽーはちょっと離れたところから(笑)。

 

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↑いきなりたくさんの動物に遭遇して、かなり混乱したようです…😅

 

他にも、「犬・猫ふれあい館」、「小動物ふれあい館」、「イルカ・クジラのプール」、「猛禽ふれあい館」などの屋内施設があります。「犬・猫ふれあい館」は、私が訪れた日はコロナウイルスの影響で休館していましたが、通常であればたくさんの犬・猫とふれあえるそうですよ。

 

さて、ぽーを連れてきたからには、ドッグランも体験しておかなければ。

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↑広いです!

 

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↑ジャンプ台やトンネルなど、アジリティで遊べます。

 

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↑しかし、我が家のぽー君は、相変わらずドッグランでランできず…💧控えめにしか走りません。

 

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↑可愛いワン友ちゃんが来たよ~💕ワン友ちゃんが遊んでいる横で、ぽーは見事にジャンプを全て避けました(笑)。

ドッグランでまだまだうまく遊べないぽー君でした🐶

 

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↑なんとも言えない表情で記念撮影😂

 

帰る前に、売店でお土産を物色。オリジナルグッズはもちろん、犬用のフードやおやつがたくさんありました。

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↑ぽー君のおやつをゲット。どちらも気に入ったようで、嬉しそうに食べてくれました🐶

 

他にも、バーベキューをしたり、牧場のそばにある「ワールドヴィレッジ」で宿泊をしたり、いろいろな楽しみ方ができます。

大阪にこんな施設があることを知らなかったので驚きましたが、愛犬を連れて良いリフレッシュができました💕

 

www.instagram.com

 

 

ワールド牧場

住所:大阪府南河内郡河南町白木1456-2

www.worldranch.co.jp

※最新の営業状況は公式HPでご確認ください。

 

 

 

PR会社の危機管理に焦点を当てた中国ドラマ『完美関係』(ホアン・シュアン×トン・リーヤー主演)

今年放送されたばかりの中国現代ドラマ、『完美関係』をYouTubeで観終えました。全50話。

YouTubeでは、制作会社である華策影視が公式チャンネルで全話無料で配信してくれています!なんて太っ腹、ありがたいです♡

主演は人気俳優の黄軒(ホアン・シュアン)と佟麗婭(トン・リーヤー)。中国人俳優の中ではなかなか好きな2人です。

PR会社を舞台に、特に危機管理に焦点を当てたお仕事ドラマ。毎度のごとくツッコミどころが多々ありながらも、中国語の勉強も兼ねてまあまあ楽しめたかな。

 

YouTubeはこちら↓

www.youtube.com

↑左の男性が黄軒、右の女性が佟麗婭。

 

『完美関係』(2020年中国)

出演:黄軒(ホアン・シュアン)、佟麗婭(トン・リーヤー)、陳数(チェン・シュー)、高露(ガオ・ルー)ほか

baike.baidu.com

 

舞台は上海。江達琳(ジァン・ダーリン、佟麗婭)はオーストラリアの大学を卒業したばかり。DL伝播という大手PR会社の総裁である父が、事件に巻き込まれ行方不明になり、共同経営者の母親に呼ばれた達琳は、いきなり父の後任として総裁に任命されてしまう。

社会人経験すらない新人の達琳は、”Stella”こと斯明静(スー・ミンジン、陳数)や舒晴(シュー・チン、高露)らやり手の共同経営者たちの反感を買いながらも総裁の座に就く。経験がなく仕事のやり方も分からない達琳は、フリーのPRとして数々の実績を持つ衛哲(ウェイ・ジャー、黄軒)に協力を仰ぎ、会社に引き入れようとする。

 

PR会社の仕事ぶりをたくさん見ることができて、個人的にはとても興味深かったです。もちろん、ドラマだし多かれ少なかれ誇張されているだろうし、ツッコミどころが多数あることは置いておいて(笑)。

特に、このドラマで焦点を当てているのは、PRの多岐に渡る仕事内容の中でも「危機管理広報」という部分です。企業において何か問題が発生した場合に、その対処を行うクライシスマネジメント、そしてそもそもの問題の発生を未然に防ぐリスクマネジメント。この2つを含めての危機管理広報を、このドラマにおいて中国語で「危机公关」としているようです。「危机」は危機、「公关」は広報、PR。

(↑私の知識&ドラマを観て&補足的に調べて理解したことなので、もし違っていたらすみません)

黄軒演じる衛哲は、フリーのPRで、特にこの危機管理の分野におけるやり手として非常に名が知れているという設定です。ドラマの序盤では芸能人の不倫スキャンダルを担当し、離婚するかしないかという攻防の中で、芸能人夫婦のイメージ低下を最小限に抑えるべくその手腕を発揮します。

ネットやSNSの普及が著しく、広報やPRの手法も多岐に渡る現在。そしてネットユーザーの声がとても大きい中国。昨年まで中国に住んで肌で感じていた身としても、面白い題材だなと思いながら観ていました。

 

達琳や衛哲が扱う案件は、ベンチャー企業の社員の過労死、大企業の社長のどら息子が起こした事故、企業の大規模リストラ、企業の役員によるセクハラ、などなど。達琳たちは、問題が発生した企業の側に立ち、問題の対処とイメージコントロールに奔走します。特に過労死やセクハラは、日本の会社でも同様のニュースを耳にすることもあり、決して中国だけの問題ではないなと感じます。セクハラのケースの時は、MeToo(中国語では「我也是」とされていた)運動にも言及されていました。

 

主役の2人、黄軒と佟麗婭は、まあ無難な役柄という感じでした(笑)。佟麗婭は相変わらずとっても可愛い。けれど、大手PR企業の総裁という役柄は、個人的にはあまり合っていなかったような気がします😅

どちらかというと、脇を固める俳優さんたちの方が存在感があって印象に残りました。ステラ役の陳数、美しい~💕もっと佟麗婭を追い込んだりバチバチやったりする鬼のような先輩だったらさらに面白かったのに、ステラの役はちょっと物足りなかったです。

舒晴役の高露も魅力的な女優さん。『都挺好』にも出ていました。

 

その他、他のドラマで見たことのあるキャストがちらほら。衛哲の心理カウンセラー役には、『好先生』の車暁(チャー・シャオ)。 DL社の顧問弁護士は、『都挺好』で姚晨の同僚役だった王東(ワン・ドン、私の中ではとてもイケメン(笑))。衛哲と親しいとってもキュートな有名司会者役は、『盲約』の楚琳役の王汀(ワン・ティン)、など他にもたくさん。知っている顔を見つけるのも楽しいです。

 

「超面白い!」というほどではないけれど、お仕事ドラマが好きなのでまあまあ楽しんで観られたかな。最後の終わり方もうまくまとめたのではないでしょうか。

そうそう、YouTubeの華策影視公式チャンネルでは、NGシーンや未公開シーン、メイキング映像もたくさんアップされているのも嬉しいです。全部観ちゃいました(笑)。

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↑笑いが止まらないNGシーン集。

 

DL社は上海の有名観光地・外灘(ワイタン)にあるという設定で、大都会上海の光景がたくさん観られます。

そしてもちろん、中国語の勉強にもかなり有用で、今回もドラマを通してかなり語彙力を増やせました📝

 

YouTubeで公式に観られる中国ドラマも増えているので、またいろいろ探して観てみよう。