【大阪】神のお使いはなんとアカエイ!廣田神社(浪速区・御朱印)
久しぶりの難波で、御朱印さんぽ。
南海高野線今宮戎駅から北へ徒歩約4分の場所に鎮座する、廣田神社を参拝しました⛩
今宮戎神社のすぐ近くなので、セットで訪れるのもいいですね。
”えべっさん”で有名な今宮戎神社とは対照的に、ひっそりとあまり目立たずに佇む廣田神社ですが、ここにはずっと来てみたかったのです。
↑今宮戎からなんばまで、一駅歩く途中に参拝。なんばの喧騒からはちょっと離れていて、わりと落ち着いた雰囲気です。
↑手水舎。小さい神社ですが、なんと!柱の貼り紙を読んでびっくり。「水は自動ででますので、手水舎の前にお立ちください」とあるではないですか。
注ぎ口の前に立つと、ちゃんと水が出てきましたよ!素敵じゃないですか~( ´艸`)柄杓がなくてもいいし、コロナ予防にも安心ですね。
廣田神社の創建年代は不明ですが、Wikipediaによると、
神功皇后が三韓征伐から戻ってくると忍熊王が反旗を翻していた。皇后は王を避けて難波に上陸しようとしたが、船が海中でぐるぐる回って進めなくなってしまった。そこに、廣田の地に天照大神の荒魂を祀るようにとの神託が降りたので、皇后は天照大神の荒魂・撞賢木厳之御魂天疎向津媛命を祀るや船が動き出したという。
とのことで、実は長い歴史を有していそうな雰囲気です。御祭神は、撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)って、な、長すぎるお名前…難しいわと思ったら、天照大神の荒魂のことでした。
さて、廣田神社に来てみたかった理由は…。
↑こちら!神のお使いがなんと、アカエイなのです(・□・)関西では、アカエと呼ぶのですね。
神社を巡っていると、狐、牛、鹿、ウサギなど、いろいろな動物が神のお使いとなってそれぞれの神社で参拝客を迎えてくれるのですが、アカエイは初めてです。この、アカエイが神のお使いになっているというのが気になって気になって、こちらの神社に興味を持ったのでした。
痔をはじめ、難病悪疫の守り神とは。恐れ入りました~!写真には撮らなかったけれど、アカエイが描かれた絵馬もユニークでした。
↑拝殿にて二礼二拍手一礼。拝殿の中を外からのぞかせていただきました。上にアカエイの額絵が飾られています。
↑境内にある、赤土稲荷神社。参道が長くて、なかなか立派でした。
拝殿横にある社務所で、御朱印をいただきました。ありがとうございましたm(__)m
アカエイのご利益を、少しは授かれたかしら( ´艸`)
小さいですがユニークなエピソードを持つ、都会の中の癒されるお社でした。
【大阪】おおさか十三仏のお寺ー竹田出雲のお墓もある、青蓮寺 (天王寺区・御朱印)
生國魂神社の周辺には、小さなお寺がたくさんあります。
初めて、谷町筋周辺をはじめとする天王寺界隈を御朱印さんぽで歩いた時には、この辺りにはなぜこんなにお寺が多いのかと(神社も多いです)、すごく驚いたものです👀
御朱印を求めて歩くのが楽しいエリアなので、よく訪れています。
生國魂神社の近くの、青蓮寺(せいれんじ)さんへ。
なぜ、青蓮寺に興味を持ったかというと、「おおさか十三仏」という霊場の存在を知って、巡ってみたいと思ったからです。
十三仏めぐりとは…
古くから信仰されている十三の仏さまを巡拝し、過去・現在・未来の三世にわたっての救いと、故人の冥福を祈ることをいいます。
人が亡くなると、初七日から三十三回忌まで、十三回の法要をおこないます。
毎回忌ごとのご本尊さまは交代され、故人を守護し極楽へ導くと考えられています。
(「おおさか十三仏めぐり」より)
大阪にある十三のお寺から成る十三仏めぐりが、おおさか十三仏霊場。お寺はそれぞれ、大阪市、堺市、八尾市に位置しており、回りやすいです。
御朱印を集めるようになってから、霊場めぐりというものを知って、興味はあるけれどどれも始めるまでには至らなくて。だって25カ所、33カ所、49薬師、36不動、88カ所なんて、どこも終わりがなかなか見えなさそうで、満願できる自信はありません(笑)。すぐに行ける距離に集まっているわけでもないですし。
そんな中、おおさか十三仏は13カ所で、大阪の行きやすい場所にあるので、私でも行けそうだなと( ´艸`)始めてみることにしたのでした。
そして、おおさか十三仏はなんと、スマホで御集印できちゃいます!いつものように御朱印帳にいただくもよし(霊場専用の納経帳もあります)、スマホで集印すると可愛い仏さまのカードがゲットできるのでそれも楽しいです。
スマホの御集印はこちら→おおさか十三仏めぐり
おおさか十三仏の第12番札所になっている、青蓮寺。1番から順番には巡れていません。行きやすい所から、マイペースに巡っています。
↑山門。しかし、ここからは入れません。
↑入口はこちら。門に手書きで、矢印と「開」「横」と書いてあるのがなんだか微笑ましいです。
小さなお寺さんで、境内はこぢんまりしています。そんな中にも植物がたくさん、お花は何種類も咲いていて、綺麗に手入れされており癒されました。
青蓮寺は、高野山真言宗のお寺。その起源は、なんと聖徳太子まで遡ると知ってびっくり。
豊臣秀吉の大坂城築城に際し、現在の生國魂神社の地に移り、生玉十坊と称され習合していたが、明治元年(1868年)の神仏別離令により、法案寺は分散した。
その後、十坊のうち遍照院と医王院の二院を合して、茶臼山にあった青蓮寺の寺号を移して現在地に再建された。
(「青蓮寺 (大阪市) - Wikipedia」より)
へぇぇ、法案寺と関係があったのですね~。法案寺、元は大きなお寺だったのでしょうか。現在の場所は、明治の神仏別離令以降ということか。
↓の法案寺は正確には「法案寺南坊」で、元の法案寺の一部だったのですよね。
↑本堂。大日如来を祀っています。こちらで手を合わせました。
↑本堂前の仏足。
↑写真がブレていますが💧 高野山奥之院の檜だそうです!
↑マニ車。おおさか十三仏霊場会は、ネパールの学校建設の援助を行っており、友好のシンボルとしてネパールから十三仏のお寺に、このマニ車が贈られたそうです。
そんな活動もされているなんて、ちょっと感銘を受けました。
そして、本堂横には墓地が広がります。お墓なので写真は控えましたが、この中にはなんと、江戸時代の浄瑠璃作者である竹田出雲のお墓もあります。そっと手を合わせてきました。
寺務所で御朱印をいただきました。インターホンを鳴らす時はいつも緊張します😅
ご住職さまが笑顔で丁寧に対応してくださり、ありがたかったです。
↑おおさか十三仏第12番の御朱印をいただきました。青蓮寺は摂津国八十八カ所の札所にもなっており、そちらの御朱印もいただけます。
ご住職さまが、いろいろとお話をしてくださいました。以前はネパールやインドなど、海外の仏教を見に現地へ出かけられていたそうな。境内のお花についても教えてくれました。
心が温まる時間をありがとうございましたm(__)m
おおさか十三仏めぐりのスマホ御集印は、各寺に掲示してあるパスワードを入力すれば仏さまカードがゲットできます。
青蓮寺はこちら!
可愛い大日如来さま。それぞれの仏さまが、大阪弁で励ましの一言をくれますよ😆
青蓮寺
【大阪】京都の清水寺を模して建てられた、大阪の清水寺(天王寺区・御朱印)
天王寺に、京都の清水寺を模して建てられたという、大阪の清水寺があると知り、参拝させていただきました。
四天王寺にもわりと近く、堀越神社や一心寺、安居神社、愛染さん、大江神社なども周辺にあります。
実は以前、安居神社に来た時に、清水寺も近いと知っていたので行きたかったのですが、道が分かりにくくて迷ってしまい、結局行くのをあきらめていました💦今度こそは!と意気込んで向かったのですが、やはり迷いました(笑)。
今回はなんとかたどり着けたものの、見つけたのは裏門(笑)。正門は見つけられなくて、帰りに「ここだったのかー!」と、なりました😅
↑清水坂を上ってきたら、ここにたどり着きます。私はここからではなくて、裏門から入ってしまったのですけどね😅
↑こちらから入ると、お墓が並んでいるので、あまり写真に写らないように…。下の石に刻まれているのは、御詠歌でしょうか?
そしてこの奥には、なんと!
↑「清水寺舞台」とあります!これは、京都の清水寺の舞台を模したものだそうです。そして、ビルの向こうに見えるのは通天閣。ザ・大阪ですね~🎵小高い場所に位置しているので、大阪の街が見渡せます。
↑舞台の橋には、平和の鐘が吊るされています。この鐘の向こうに見えるのが、あべのハルカス。通天閣とあべのハルカスが見渡せる舞台。清水寺を模したとはいえ、なんとも大阪っぽさが楽しめる景色です。
この清水寺は、創建は不詳ですが、1640年(寛永17年)に延海阿闍梨(えんかいあじゃり)が十一面千手観世音菩薩を本尊として安置し、中興されたそうです。京都の清水寺を模して建てられたので、「新清水寺」とも呼ばれたとか。
四天王寺支院で、四天王寺と同じ和宗のお寺です。正式名称は「有栖山 清光院清水寺」となっています。
舞台の下には、もう一つの見所があります。
↑ここをくぐって奥に進むと…。
↑玉出の滝!いただいたパンフレットには、
とのこと。大阪市内唯一の天然の滝ともいわれるそうです。(Wikipediaより→清水寺 (大阪市) - Wikipedia)
↑小さいけれど、ちゃんと滝が流れていますよ。見て分かるように結界が張られていて、滝に打たれて修行を行う滝行場でもあり、現在でも行われています。そして、奥には石像の不動明王さまなどが祀られています。天王寺の街ナカに、こんな場所があったとは!
ちなみに、滝の水は飲めません💦
本堂は建て替え工事のため、現在、玉出の滝手前にある納経所の2階が仮本堂となっています。ただし、私が訪れた時は、コロナのため仮本堂には上がれませんでした。
↑こちらが、私が入って来た西門です。ここをまっすぐ進むと、玉出の滝が現れます。
納経所で御朱印を拝受しました。
こちらは新西国三十三カ所霊場客番、近畿三十六不動尊第2番、摂津国八十八カ所第26番、大阪三十三観音第25番の札所になっています。
私は、玉出の滝の奥のお不動さんに向かって参拝させていただいたので、近畿三十六不動尊の御朱印をいただきました。
↑流れる筆遣い、思わず見とれてしまいます。
京都ほど有名ではないこちらの清水寺ですが、大阪の街ナカに、清水寺舞台と滝があるのには驚きました。それほど大きくはないものの、とても印象に残るお寺さんでした。
★おまけ★
この日は、四天王寺前夕陽ヶ丘駅すぐの「すえひろ」さんで腹ごしらえ。
遅いお昼だったので、店内は空いていました。
↑かまぼこやネギを卵でとじた、木の葉丼(670円)。優しい味でおいしくいただきました😋ほっこり。天丼やヘレかつ丼、まぐろ丼も気になったので、次回食べてみたいです。
すえひろ
★周辺のお寺・神社訪問記★
・四天王寺
・愛染堂勝鬘院
・大江神社
・堀越神社
・安居神社
・四天王寺庚申堂
【大阪】四天王寺七宮の一つ、大江神社。境内には狛虎も(天王寺区・御朱印)
天王寺で御朱印さんぽ。四天王寺の近く、愛染さんのお隣に鎮座する、大江神社を参拝しました。堀越神社から少し北の方にあります。
JR天王寺駅から徒歩10分くらい、地下鉄谷町線四天王寺夕陽ヶ丘駅からなら徒歩3分くらいの場所で、私は天王寺駅から歩いて行きました。天王寺に来たらいつも、JR天王寺駅から谷町九丁目駅辺りまでは歩いています。
↑愛染さんの東側に位置しています。こちらは東鳥居。本当は、西側の西鳥居の方が正門なんですよね。そちらは101段の階段があります。谷町筋から愛染坂を歩いていると、坂はきつく感じないのですが、実はなかなかの崖(?)の上、小高い位置にありますね。
↑御祭神とご由緒。
大江神社は、詳しい創建は不明ですが、聖徳太子が建立したとされる四天王寺七宮の一つに数えられています。聖徳太子の時代にまで遡る、古い歴史を持つ神社なのですね。
ちなみに四天王寺七宮とは、大江神社、上之宮神社、小儀神社、久保神社、土塔神社、河堀稲荷神社、堀越神社。全て天王寺区にあり、上之宮神社、小儀神社、土塔神社は大江神社に合祀されています。
御祭神は、豊受大神(とようけのおおかみ)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、欽明天皇(きんめいてんのう)、大己貴命(おおなむじなのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。
豊受大神は五穀豊穣の神で、開運厄除、衣食住守護、諸業繁栄などを司ってくださるそう。
大己貴命って初めて聞く神様だと思ったら、大国主さんの別名だったのですか~👀
↑拝殿。境内はそれほど広くはありませんが、すっきりしていて心地よい空気が漂っています。大阪の街ナカにありながら、静かで落ち着く雰囲気は、近くの堀越神社と通じるものを感じました。
↑右は、昔祀られていた毘沙門天の鳥居。左は、日吉稲荷大明神です。
↑日吉稲荷大明神。
そして、右の毘沙門天社には、拝殿がありません。これは、昔毘沙門天を祀っていた毘沙門堂の跡なのだそうです。
いつの頃よりか神仏を混淆して毘沙門天を祀り、乾の社と称して四天王寺の所管となり、境内に神宮寺を建て祭祀も僧徒(四天王寺東光院神宮寺の別当)が当っていましたが、明治維新後神仏が分離され、慶應三年今の社名に改められました。
(「大江神社 御祭神と御由緒」より)
また、毘沙門天の守護といえば、虎さんです。ということで、ここには狛犬ならぬ、狛虎さんがいるのですよー🐯
↑吽形の狛虎さん。
↑阿形の狛虎さん。
写真でもバットが奉納されているのが分かるかと思いますが…大阪で虎といえばもちろん、阪神タイガース🐯ということで、タイガースファンも多く訪れているとか。
狛虎さんのお話は、神社のHPに紹介されています。
境内奥に鎮座する狛虎は江戸時代に祀られていた毘沙門天の守護で、明治の神仏分離で「吽形」が滋賀に移され、残った「阿形」も大阪大空襲で焼夷弾を受け、耳がとれ歯も欠けてしまいました。そこで平成十五年八月、地元有志が「狛虎を一対にしたら優勝するのでは」と「吽形」の狛虎をつくり、そしてその年、阪神タイガースは十八年ぶりに優勝しました。マスコミにも大きく取り上げられ、今ではタイガースの守り神として、多くのファンがお参りされています。
(「摂末社と境内」より)
そういえば、毘沙門天を祀る信貴山朝護孫子寺は虎さんだらけで、阪神タイガース必勝御守(だったかな?)があったっけ。関西の神社やお寺では、毘沙門天→虎→タイガース必勝祈願!という連想が自然と生まれるようですね🐅( ´艸`)
↑でーんと鎮座する、ニャン様が!🐱近づいても全然逃げません。可愛いなぁ。隣にはもう一匹、そして社務所の中にはあと3匹いるのが見えました( ´艸`)さくらみみのさくらねこちゃんですね🌸
さくらねことは→さくらねこ♥TNRとは (TNR先行型地域猫) – どうぶつ基金
御朱印を書いていただいている間、ずっとニャン様を見ながらニヤニヤしておりました。
↑御朱印にも狛虎さんが一対♡可愛いです。
境内の狛虎さんやニャンコにも癒された参拝でした⛩天王寺御朱印さんぽ、続きます。
大江神社
★周辺の神社・お寺訪問記★
・安居神社
・愛染堂勝鬘院
・四天王寺
・四天王寺庚申堂
・堀越神社
・藤次寺
【大阪】聖徳太子創建の堀越神社。一生に一度のお願いを聞いてくれる神様!(天王寺・御朱印)
大阪、天王寺にて。お寺や神社が多く、御朱印さんぽが楽しいエリアなので、時々訪れます。
JR天王寺駅から北に徒歩5分ほどてくてく進んだ所に鎮座する、堀越神社へ行きました。
ここは、”一生に一度のお願いを聞いてくれる神様”として親しまれていると聞き、ぜひ来てみたいと思っていたのです★
↑谷町筋沿いに鳥居が立っているので分かりやすいです。アクセス便利。「マスクの無い方は入れません この場で御参拝ください」とあります。屋外とはいえ境内はそれほど広くないですし、個人的にはこれくらいはっきり示してある方が分かりやすくて良いと思います👏
いや、余談ですが、たまたま御朱印が人気の別の神社さんのSNS投稿で、「マスクをされない方が見受けられます。感染予防に協力してください」というようなことが書かれていたのを見ました。私はSNSで言うよりも、堀越さんみたいに鳥居前にこうやってはっきり示す方が分かりやすいし効果あると思ったのですよね😅その某神社さんは限定御朱印が人気で、私はまだ行ったことはありませんが、期間限定の御朱印を求めて行列ができることが多いと聞くのでね…。密になりやすい環境ならばなおさらじゃないかと思ってしまったのでした😅話がそれました。
堀越神社は、推古天皇の593年に、聖徳太子が叔父である崇峻天皇を偲んで、四天王寺建立と同時に茶臼山に社殿を造営したのが始まりとされています。位置的にも四天王寺のすぐ近くですね。聖徳太子が四天王寺建立の際に、その外護として建立した神社が7つあり、四天王寺七宮と呼ばれています。堀越神社はそのうちのひとつ。御祭神は崇峻天皇です。
四天王寺、聖徳太子との深い関係。大坂の陣よりももっと昔から重要な歴史を築いてきたこの場所に、思いを馳せてしまうのでした。
↑奥に本殿があります。境内はこぢんまりとしていますが、さすが大阪でも屈指のパワースポットとして知られる神社。都会の中に佇む、小さな癒しの森という雰囲気が漂っています。周りの喧騒を気にせず、静かに参拝できます。
古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えがあります。「ひと夢祈願」の御祈祷を受けに全国、また外国の国々からも多くの人が訪れます。
とのことで、一生に一度のお願いかぁ、何をお願いしようかとワクワクしながら行ったのですが、考えれば考えるほど、欲が出てきていけませんね(笑)。結局、いつも神社で手を合わせて願うことを、こちらでもお願いしてきたのでした( ´艸`)
境内には、個性的な末社が揃っていて興味深かったです。
↑熊野第一王子之宮。そう、和歌山県の熊野と関係があります。元は熊野九十九王子の一つ、第一王子だったそうです。つまり、熊野詣のスタートだったわけですね。
堀越神社に合祀される前は、四天王寺西門鳥居近くの「熊野神社」に鎮座していたと伝わっているそうです。
熊野九十九王子といえば、阿倍野区の阿倍王子神社もその一つですね⛩
↑茶臼山稲荷神社。鳥居は新しく見えますが、元は茶臼山の山頂に祀られていたそうです。
大坂夏の陣の際に徳川家康が茶臼山稲荷の白狐に危機を救われたことから、家康の信仰が厚かったと言われています。大坂夏の陣の後、現在の処に祀られるようになりました。
徳川時代、大阪城代が新たに任に就くと、茶臼山の家康陣所の跡に敬意を表するを例としましたが、その都度堀越神社に詣で幣帛を奉り、燈籠を献じ、盛んに礼典に尽くしたと伝えられています。
(「末社 | 堀越神社 公式HP | 大阪 天王寺」より)
とのことで、家康とも縁のある神社なのですね。
↑黒龍社🐉
↑白龍社🐉
黒龍と白龍。カッコいいなぁ。
↑かえる石。確かに、カエルに見えてきます🐸
御朱印をいただきました(^^)
↑右が堀越神社の御朱印。左ページの通り、熊野第一王子之宮の御朱印もいただけます!八咫烏がいますね★
シンプルだけれど、これぞ神社の本来の御朱印という感じで、気に入っています。
天王寺は、神社やお寺がたくさんあって、街歩きが楽しいです。他の四天王寺七宮にも行ってみようっと。
↓この本にも、堀越神社が紹介されています⛩
【和歌山】神武天皇の兄を祀る竈山神社と、個性的な御朱印の静火神社(和歌山市・御朱印)
日前神宮・國懸神宮の次に向かったのは、竈山神社(かまやまじんじゃ)と静火神社(しずひじんじゃ)です。
日前神宮・國懸神宮と同じ、和歌山電鐵貴志川線の竈山駅から徒歩約10分。私は、日前神宮・國懸神宮からレンタサイクルを飛ばして行きました🚲
同じく和歌山電鐵貴志川線の伊太祁󠄀曽駅近くにある伊太祁󠄀曽神社と、日前神宮・國懸神宮、そしてこの竈山神社に参詣することを、三社参りと言うそうです。伊太祁󠄀曽神社と日前神宮・國懸神宮はどちらも紀伊国一宮。
私はこの日、残念ながら伊太祁󠄀曽神社までは回れませんでした~💦
↑なんだか、森への入口のような鳥居の佇まいです。
社標にもある通り、ここは官幣大社。
↑未知の世界に足を踏み入れるような、そんな雰囲気すらあります。緑が生い茂る中、参道を進んでいきました。
↑こちらをくぐって、拝殿へ向かいます。
↑左右を生い茂る木々に囲まれたお社。派手さは決してないのだけれど、どこかしら風格を感じさせます。なんとなく、日前神宮・國懸神宮にも雰囲気が似ているような。あちらの方が広くて大きいですけれどね。
竈山神社の創建は不明。いただいたご由緒書きによると、今から千年ほど前の延喜式の神名帳に「紀伊国名草郡 竈山神社」とあり、古くから皇室御崇敬の大社だったそうです。
千年前に既に存在していたという、古くから重要な神社であったことは間違いなさそうですね。
御祭神は彦五瀬命(ひこいつせのみこと)。初代神武天皇の長兄にあたる神様なのですね👀
↑拝殿。こちらで二礼二拍手一礼です。内部のこの空間がなんだか素敵でした。
↑朱印が丸い、大きい!このような御朱印は初めてかも。丁寧に書いていただきました。難しい竈の字、まじまじと見てしまいます( ´艸`)
↑近くまでは行きませんでしたが、本殿の裏には古墳があります。竈山墓といい、御祭神である彦五瀬命の墓と伝えられているのだとか。
そして、竈山神社の境外摂社である静火神社が、竈山神社から徒歩10~15分くらいの場所に鎮座しています。
こちらの御朱印も、竈山神社でいただけます。
ネットで見かけた静火神社の御朱印がすごく個性的で、ぜひこちらにも足を運んでみたいと思っていました。
ちなみに私は、実は静火神社から先にお参りしていました。場所はやや分かりにくくて、小さな看板がそっと出ているのですが、全然目立たない(笑)。一度思い切り通り過ぎて、戻って探しました(笑)。小さな里山の上にあるんですもん。
↑住宅街のような静かな一帯にある、この里山。レンタサイクルを停めて、ここから歩いて登っていきます。この入口を、思いっきり見逃して通り過ぎ、引き返しました😅
↑このような山道に足を踏み入れた時は、蛇が出るんじゃないかとビクビクでした(笑)。
↑それほど距離はなく、坂もきつくないので、上ってしまえばわりとすぐでした。しかしこの雰囲気、やっぱり蛇が出る気がしてビビります(笑)。
↑ありました!小さな小さなお社ですが、すごく雰囲気があります。
↑これもご縁。しっかり参拝させていただきました。
短い山道はすぐ下りることができましたが、このプチ登山で、腕を3カ所蚊に刺されました💧
虫が増える前に来れば、もっと快適だったはず…(笑)。
↑こちらの御朱印、とても独特ですよね。縦に長い神社の朱印、初めて見ました。シンプルですが個性的で、すごく気に入っています。
↑御朱印をいただいた時、御朱印帳のしおりになる小さな折り紙を付けて、そこに挟み紙を挟んでくださいました。
この日の和歌山市御朱印巡りはここまで。和歌山市にはまだ気になる神社がたくさんあるので、次回も楽しみです。
竈山神社
静火神社
【大阪&和歌山】2021年5月御朱印(阿部野神社 / 住吉大社 / 方違神社 / 慈尊院 / 丹生官省符神社)
5月にいただいた、月替わりや期間限定の御朱印をまとめました。どこも訪れたことのある神社&お寺なので、ここは御朱印の紹介をメインにします☺
3月にいただいた桃の節句御朱印と同じ作りで、和紙と切り絵、鯉のぼりには和布。手の込んだ、丁寧で可愛い御朱印です♡こちら!
↑実は、いただいたのは5月6日でした。本当は5日に行けたらよかったのだけれど、ダメもとで6日に行って、「まだありますか?」と尋ねてみたら、最後の1色が残っているとのことでいただけました🎏元々は鯉のぼりの和布が、4色パターン用意されていたのです★
↑左の鯉のぼり🎏細かいですよね~。幼い頃、弟のために祖父母宅で鯉のぼりがあげられていたのが懐かしいです。今はすっかり見なくなってしまいました。
↑下には菖蒲の切り絵。後ろの和紙の紫がよく合っています。
月替わりの御朱印は、今回はいただかずでした。
★過去の阿部野神社の訪問記★
大阪の神社といえばこちら!な、すみよっさんこと住吉大社⛩
1月に、お正月限定の刺繍御朱印が授与されていたのですが、なんとまた刺繍御朱印がいただけるとの情報をキャッチ。4・5月限定の、ウサギの御朱印をいただきました。
↑和紙に、ウサギの刺繍があしらわれています🐇お正月同様、今回も郵送対応していただきました。コロナ禍、特に緊急事態宣言下ですし、郵送対応はありがたいです。
↑右下の刺繍をアップ。ウサギさんの赤い目と耳までしっかり表現されていて、素敵です🐇
なぜウサギなのかというと、住吉大社ではウサギが神のお使いであるのはよく知られているかと思いますが、
毎年新暦5月の初卯日には、御鎮座記念の祝祭である特殊神事「卯之葉神事」が行われています。
そこで使用する卯之葉玉串と、神様のお使いであるウサギさんがあしらわれている、ということなのですね🐰
今後も、神事にちなんだ限定御朱印が授与されるのかな?楽しみです。
★過去の住吉大社の訪問記★
南海堺東駅からすぐの方違神社。昨年8月、御朱印集めを始めたばかりの頃に訪れて以来の訪問です。
↑前回とは違う角度から撮ってみました。
↑お久しぶりの参拝、ご挨拶です。
↑丑年の大絵馬。角と鼻、蹄が青い👀そういえば、昨年のネズミさんも可愛かったです。
↑紫陽花が早くも咲いていました。
↑井上靖さんの言葉にドキッ。気を付けなければ。
そして、右にあるのは粽祭(ちまきまつり)の案内。方違さんでは、毎年5月31日に、粽祭という、粽をご神前に捧げる特殊神事を行っています。面白い~。当日行けなかったのが惜しまれますが、いつか見られるといいな。
↑境内から望む反正天皇古墳。方違さんのお隣で、いつも見守ってくれているよう。
そして、いただいた御朱印はこちら。
↑粽祭の限定御朱印です。緑の爽やかなカラーが良いですね◎日にちは入っていませんが、5月いっぱい授与されていました。
★過去の方違神社の訪問記★
これまでに何度も訪れている、九度山の慈尊院。弘法大師空海のお母さまのお寺です。
↑多宝塔のある風景は、やっぱり好き。
↑何度も訪れているにも関わらず、拝堂に初めて上がらせていただきました。(上がれるの知らなかった!😅)御朱印をいただく時に、お寺の方に「よかったら上がっていってください」と言われて初めて知りました。この扉は、授与所の裏側にあります。
中は撮影禁止ですが、来た人にお寺に親しんでもらえるようにという工夫がたくさん感じられて、温かい気持ちになりました。弘法大師をお腹に宿されたお母さまの像が祀られていたり、十二支の鐘を鳴らせたり、大黒さんを回してみたり。仏足にも乗ることができます。
↑女人高野が、日本遺産に認定されました!とのこと。
女人高野は、ここ慈尊院のほか、高野山女人堂、室生寺、天野山金剛寺などを指すようです。
そして、いただいた御朱印はこちら!
↑慈尊院を含む女人高野が、日本遺産に認定されたことを受けての記念御朱印です。豪華~!素敵~!!
右は、御本尊の弥勒仏。左は、弘法大師のお母さま。どちらも切り絵になっています。とっても細かい!思わずうっとりな、美しい御朱印です。左右に並べると、下の花が繋がります。
授与されていることを知らなくて訪れたら、こんな出会いが待っているとは。嬉しい参拝でした。授与期間は不明ですが、恐らく枚数限定でなくなり次第終了なのでは、と思います。
慈尊院の境内から長い石段を上った先にあるのが、丹生官省符神社。ここにも何度も訪れています。
月替わりの御朱印を授与されており、5月もいただいてきました。
↑そういえば、手水舎を撮ったことがなかったなと、パチリ。この手水舎は池に浮かんでいて、なんだか風情があって好きなんです。池には鯉が泳いでいました。
↑白と黒の犬がここにも。イラストが可愛いです♡
弘法大師を高野山に導いたという、白と黒の犬にちなんでいて、授与品にもよく登場しています🐕
↑5月の御朱印をいただきました。今月も参拝できてよかったです。
あ、訪れたのは梅雨入り前でしたが、既に蚊が飛んでいました。次回からは、虫除け対策バッチリで伺います!
6月はどんな御朱印に出会えるかな?楽しみです。